楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

岸田首相の仮面

2022年05月31日 | 日記

住んでいる恵庭市の隣の長沼町の上空は航空機の新千歳空港と自衛隊千歳基地への着陸侵入経路になっている。

農作業の支援で長沼町寄りの地区に出掛けると、腰を伸ばしながら上空の飛行機を眺めることがある。

 

尾翼に日の丸が付いた政府専用機は自衛隊千歳基地が母港なので、日に一度は見かける。

乗員訓練と機体チェックのためとのこと。わざわざ海外に出掛けなくても可能な「〇〇〇で合意した、確認した。」のために飛んでいることはないのかな。

費用も結構な金額だろう。

自衛隊の戦闘機は夕方になると、日高沖や積丹沖の上空での訓練を終えて次々に帰還する。

農作業も終わりに近づきつつある頃だ。

 

5月下旬に長沼町に近い田んぼに田植えの支援で行った時のこと。

いつもと様子が違って、編隊を組んだ戦闘機が日中から次々に千歳基地に向かって飛ん行った。

家に戻ってその日、5月25日は北朝鮮による弾道ミサイル発射に対し、日米がけん制の意思表示のために急きょ航空自衛隊と在日米軍による共同戦術訓練を実施した日だった。

 

千歳と三沢から計8機の戦闘機が参加したというがもっと多いように感じた。

前日の24日には中国とロシアの爆撃機が日本周辺で共同飛行しており、こうしたこともあっての訓練だったのだろう。
 
 
岸田首相は折りしもこの頃、5月23日の日米首脳会談で防衛費の「相当な増額」を表明し、バイデン大統領から「とても評価する」と褒められた。
 
〝ハト派の宏池会〟もどこへやら防衛力強化を鮮明にした。
このことに限らず岸田首相は総裁選の公約を次々に反故にしているが、何故か世論の支持率は高まる一方で不思議なことだ。
 
 
参院選が終われば3年間は選挙の無い黄金期間になるという。ウクライナ戦争を渡りに船とばかりに中国・北朝鮮脅威論が世間を覆うだろう。
 
 
住んでいる恵庭市には国内有数の戦車部隊が駐屯している。

隣の千歳市には第7師団司令部が置かれ、日本の北端を担当する航空自衛隊の千歳基地はかつてのソビエト連邦、継承国のロシアと対峙する最前線の基地とされている。

何か事があれば真っ先に攻撃されるのは間違い無い。

この北海道も台湾有事の際の沖縄と同じなのではないかと思うことがある。

 

防衛力は理屈としては攻撃力と均衡してのものである。

多くのアメリカ軍基地があり、原発が立地している国土を防衛力を強化して守るということは限りなく攻撃力に近づくことであり現実離れした不毛の理屈と常々思う。

 

ウクライナ戦争が人類に問うているのは「軍事」ではなく「外交」の力を整備する知恵ではないか。特に近隣国とは。

岸田首相にその理念は無く、何を言っているのか分からない言動でこれからも国民を煙に巻くのではないか。野党はしっかりして欲しい。

田んぼから日の丸飛行機とF15イーグル戦闘機を仰ぎ思った。

 

田植え終了 

2022年05月28日 | 日記

昨日からしばらく振りに雨が降っている。

5月に入って馬鈴薯、豆類、ビートなどの播種が終わった畑作物にとっては待っていた雨だ。

 

 

T農場の田植えが雨天前日の26日に予定どおり1週間で無事に終わった。

今年は昨年の倍の6日間手伝った。

 

 

3年間続けてTさんの所へ出掛けて、代掻きの終わった水田のゴミ掃除、ハウスに入ってきた小型トラックへの苗の積み込み、畦での田植機への積み込み、ハウス10棟の後片付けなど米作りの表面をなぞる経験だった。

 

現役の頃に先輩から、「農家は40才頃に経営を引き継ぎ、次の代へ渡すまで作物栽培はせいぜい20~30回位。その間、何度か冷湿害、台風などの災害を受けるので、安定的な技術力を獲得する時間はあるようで無いのが農業だ。」と聞かされたことがあった。

農政は地味だが多面的できめ細かい持続的な施策が求められる所以を伝えようとしたのだろう。

 

コメの消費量は今や一人年間50Kg。我が家では夫婦二人で60Kgだ。

統計を調べると、小学6年の頃は120Kg、定年退職の頃には半減して60Kgになっている。

単身世帯や共働き世帯の増加など、社会構造が変化して家でご飯を炊く機会が減って外食やコンビニを利用する機会が増えたことが大きい。

ウクライナ戦争で秋には小麦が値上げされて食生活は変わるのかもしれない。

 

最近、経産省に農水省を吸収させようという動きがあるという。

水疱と帰したプーチンとの北方領土返還交渉も安倍政権で経産省が外務省をさしおいて出張ったことが失敗の要因になったと思う。

 

現役の頃に農水省では畜産局が畜産部に〝格下げ〟になったことがあった。

農業には自然景観、社会、文化を守る以外に日本の水田には水害防止のための湛水機能がある。

今の底の浅い政治で、巨大企業の利益になるかならないかで農業を考える風潮が進まないとも限らない。

 


田植えの真っ最中

2022年05月25日 | 農作業ヘルパーの記

 

 

   

 

庭のライラックが満開だ。

別名、リラ(仏語)。“リラ冷え”と称して肌寒い日が少し続く。

この花が咲くと北海道も初夏の兆しが見えてくる。

 

近所の田んぼでは田植えの真っ最中だ。

機械化されているけれど苗をハウスから運んだり、田植機に乗せたりする仕事は人力だ。

周辺の離農地を吸収してこの辺りでも経営規模が大きくなっている。手伝いに行ったTさんのところは今年で3年目、20Haを作付けしている。

米の消費が減少しているが、前年並みの作付けとのことだ。

 

ウクライナ戦争が生産、流通面で世界的な小麦不足を来たし、食糧危機を招きつつある情勢だ。

バイデン大統領が来日し、岸田首相は明日にも戦時のような節操の無い舞い上がりだ。

自給率37パーセントの国の食糧安保を冷静に考えて欲しい。外交というものに言及して欲しい。

あってはならないが腹が減っては戦は出来ないのである。

どこまでが「野党」だか分からないが、健太クンは一体どうしたっちゃのか。

 

今日(5/25)で手伝いも延べ5日目。

田植え自体は明日で終わりそうである。なまった身体が悲鳴を上げている。笑

 

水を入れて稲わら屑をレーキで掻き上げて綺麗にする。遠くに作業する人  2022.5.16

 

苗をハウスから小型トラックに積み込む    2022.5.23

 

畦で田植機に苗を積み込む。一度に8条を植えられる大型機械    2022.5.23

 

植え方は周辺と中を一筆書き     2022.5.23

 

2022.5.24

 

私の作業支援はあと3日。

Tさんの今年の田植えが終わる。


朝夕の水撒きが気持ちの良い季節になってきた

2022年05月22日 | 日記

《滝野すずらん公園のシラネアオイ  2022.5.21》

 

 

《我が家のシラネアオイ 2022.5.22》

 

札幌の滝野すずらん公園のシラネアオイが満開だ。

種を蒔いて少しずつ増やしているようだ。我が家のとは花の大きさが違った。

自然の環境がやはり一番なのだろう。

 

住んでいる恵庭市は「花の街」ということになっている。

自信が無いのは、我が家も隣近所も家庭園はごくごく普通の草花が植えられていて、「花の街ですネ。」と言われると正直、気恥ずかしいのが実感だからである。

 

札幌から移り住んだ30年以上も昔はそうは呼ばれていなかった。むしろ住んでいる地域は「研究都市」が売り込みで、そのようなゾーン区分がされていたが殆どは札幌圏の通勤住宅地になった。

おかげで飲食雑居ビルのような建物が近くに無く静かである。

 

いつの頃から「花野の街」なったのか定かでない。

恐らく、イギリスのガーディニングを楽しんでいるグループが10年ほど前からマスコミで紹介され始めたことがきっかけと思われる。夏は見学バスが住宅街を巡回る光景も見られた。

 

 

 

というわけで、6月25日(土)から7月24日(日)まで、全国から30万人の来訪者を見込んでいる「第39回全国都市緑化北海道フェア(愛称:ガーデンフェスタ北海道2022)」が開催される。


花と緑に関する国内最大級のイベントであり、北海道での開催は、昭和61年に札幌市で開催されて以来2回目とのこと。

会場となる道の駅「花野菜かのな」の隣接地は植栽や展示ブース用地整備が大急ぎで進められている。

 

我が家の庭のありふれた花々も春を満喫。

朝夕の水撒きが気持ちの良い季節になってきた。

 

ハナミズキ  満開

オオバナノエンレイソウ(5/10) 今は盛りを少し過ぎた。

エンレイソウの仲間?  八重咲きだ。

ニリンソウ  どんどん増える。

クロユリ

ズランズラン  もう少しだ。

 

サクラソウ

ツルニチニチソウ  

 

何だろう・・・。ところどころに凜とした小さな花を咲かせている。鳥が運んだ??


閑散としたPCR検査会場

2022年05月21日 | 日記

飲食店の営業時間がコロナ感染が拡大する前の状態に戻ったので、半年ぶりに昔のラビー部仲間で飲み会をした。

在札の6名が元気な顔を見せた。

 

開始時間の18:00には閑散としていたが、お開きの20:00頃にはほぼ満席となり、以前の賑わいを感じた。

いつものように安いセットメニューだったせいもあるが、食材費が値上がりしていてこれで利益は出るのだろうかと気の毒になる。

「俺たち、生きてもあとせいぜい10年かそこら。もう少しグレードを上げようよ。」とE氏からこの日の幹事役にツッコミが入る。

〝二人で1台〟の考え抜かれた酒の肴に若い調理場スタッフの努力が乗っていた。

それにしてもひもじい学生寮時代だった。

 

札幌駅は久し振りだった。

早く着いたのでブラブラしてみたらPCR検査場があった。

チラシを貰って読むと主催は東京のクリニックで何と予約無しの無料だ。

しかし、並んでいる人は無く、期間が手書きで延長になっているので利用者は少ないのだろう。

 

「重点措置期間」の今年の1月に所要で上京した折、帰りの新千歳空港で検査を受けようと分かりにくいネット予約を試み、結局は手続の不備で受けられなかったことが嘘のようだ。

当時は検査キットも不足し、保健所も仕事をさばき切れない状態だったが・・・。

 

検査数が減少している中での道内感染者数の高止まりだとまだまだ新型ロナウイルスは潜伏しているのかもしれない。

いつになっても「検査」「隔離」「医療」の徹底しかない。

 

 

 


国会は重要だ

2022年05月19日 | 日記

知床の観光船の沈没事故を伝えるニュースで、地元の関係者が国交省の係官に声を荒げて日頃の監査が不十分だからこのようなことになるんだと詰め寄る映像があった。

やはりと言うべきか、18日の衆院集中審議で監督官庁である国交省が観光船運営会社の杜撰な運行管理を看過していたことが明らかになった。

北海道新聞の19日付け朝刊が報道している。

 

昨年も事故を起こしており、直後の特別監査が終わって提出された「改善計画」に添付されていた「運行記録簿」の風速、波高の数値が16日間ほぼ毎日同じだったことが指摘もされなかったというからどこまで監査したのか甚だ疑問である。

また、北海道陸運局は抜き打ち検査で船が通過ポイントで会社との交信を怠っていたことに気付きながら改善が確認されたとの処理がされていたことも明らかになった。

監査・検査をする側も受ける側も馴れ合いになっていたのではないかと疑われても仕方が無い。

 

事故発生時に、国交大臣は「あり得ない」と否定したが、天気が下り坂にあっても出港時に風も弱く波が低ければ出港し、途中で悪天候になったら引き返すという〝条件付運行〟の実態はどうなのだろう。

この点について、今回の報道では明らかでないが、国交省は現場の判断に任せて責任を回避するのではなく、明確なガイドラインを示すことが再発防止に何より必要ではないか。

観光船は営業上、兎に角出ようとするし、乗客もはるばる来たのだからと乗りたがるのだから。

 

流石に公明党の国交大臣は甘い監査体制を認め、体制の見直しと再発防止策を約束した。

役所の内部調査ではこれらの点が果たしてどこまで出て来ただろうか。

ウクライナ、コロナ、給付金搾取などなど〝消費されるニュース〟に目を奪われがちな時代に国会審議の重要性を思った。

 

推測でしかないが国交省に限らず行政機関は少ない人員体制で膨大な行政需要に対応していてミスが多発しているのではないか。

公務員定数は法令で定められていて簡単に増やすとは出来ないので業務の外部委託も増えていると思う。守秘義務がどこまで守られるか・・・。

公務員志望者は減少し、途中退職も多いと聞く。不祥事の罰則強化で通り過ぎるのではなく、国会は総合的な議論をすべきと思う。


ハナミズキが咲いてくれた !

2022年05月15日 | 日記

昨年の秋に思い切って剪定して貰ったので、今年はどうかなぁと思っていたハナミズキが13日に花を咲かせてくれた。

大きな枝を払ったので上の方にチラホラという感じだがそれがまた可憐で見飽きない。

 

 

《撮影 2022.5.15》

 

このハナミズキ、7年前の5月12日に植えてから25年目にして見事な花を咲かせてくれた。

朝、ポタリング(自転車散歩)から戻って来てパソコンを開いていると、妻の突拍子もない声!

何事かと思いきや、2階のベランダから見ると、何と家を建てた頃に苗で植えたハナミズキ(西洋ヤマボウシ)が25年目にして薄黄色い蝶のように舞っていた。

 

「この場所が合わないのかもね。」「道庁赤れんが庁舎前も咲かないのだから北海道は無理なのか。。。」と同じ会話を25年続けていた。

 

ハナミズキは春には花(顎)で、夏はサクランボのような実で、秋は紅葉で楽しませてくれて、そして冬は寒風にゴツゴツした枝を広げ、逞しさを見せてくれる。

花の色も薄黄色だったものが最近は薄ピンク色をしている。サービス精神旺盛な樹木だ。

北海道では花を咲かせるのが難しいと言われているので、いろいろと楽しませて貰っていることに感謝しながら眺めている。

 

 

 


懲りない面々の札幌オリンピック誘致

2022年05月13日 | 日記

2030年の札幌冬季オリンピックの招致活動が夜陰に乗じるが如くごそごそと、しかし、いつものように「誘致ありき」で進んでいる。

11日には全国的な気運醸成のための「プロモーション委員会」なるものが発足し、山下泰裕氏、橋本聖子氏などのお馴染みの顔がニュースに流れていた。

IOC、JOCの〝力づく〟の誘致が始まったと感じる。

生きているかどうか分からないが生活、環境に大きな影響を及ぼすイベントなので無関心というわけにゆかない。

 

「2020東京オリンピック」で様々な問題が噴出した。

開催の可否決定など、IOCの絶対的権限、

放映権など利権に塗れた商業主義の蔓延、

アスリートファーストという嘘、

高額な開催経費負担、

世界的な感染症の中での開催強行、

などが広く知れ渡り、オリンピックの開催意義そのものが問われたはずである。

 

ところが、オリンピックを取り巻く問題へのIOCの対応方針どころか東京オリンピックの収支決算さえ出ていない。

 

これまでの市(道)民の意識調査はどうなのだろう。

3月の札幌市の市民調査では開催賛成は52パーセント、反対は38パーセント。

北海道新聞社の全道調査では開催賛成は42パーセント、反対は57パーセント。

賛成理由は経済の活性化、反対理由は政策の優先度に集約されると思うが、関心も賛意も低い。

 

疑問点もある。

札幌市の調査では〝賛成が多くなる手法〟が採られたという専門家の指摘があった。

確かに前段で開催の意義、経費負担など、皆が関心を持っている事柄の対応を説明した上で「このことを理解しますか」という設問が続き、最後に開催に賛成か反対かを聞いているのは巧妙だ。

これだと「だったら賛成するか」と誘導される。

北海道新聞は単刀直入に賛成か反対だけを聞き、理由を求めている。一般的な意向調査だ。

 

そして、「プロモーション委員会」の道内経済界の重鎮は早くも「開催経費は投資」と発言し、経費が膨れ上がることへの予防線を張っている。

 

これからIOCが重視する地元の熱意を高めるため、TV、ネット媒体を活用した全国規模のキャンペーンが展開されるだろう。

必要なことは札幌市による開催の目的、意義、費用負担の丁寧な説明であり、何よりIOCの独裁的な体質の改革ではないか。

 

立ち止まって冷静にオリンピックを考えることも無く、懲りない面々の「誘致ありき」のお祭り騒ぎを続けることに札幌オリンピックの姿が既に浮かび上がっており、おいそれと賛成は出来ない。

 

《庭のオオバナノエンレイソウ 2020.5.11》


オーストラリアからやって来るオオジシギ

2022年05月11日 | 日記

《ネット検索から借用 オオジシギ》

 

今年の春から朝の自転車散歩の河川敷で望遠レンズを構えて野鳥を待っている人に出会う。

オオジシギという渡り鳥がいるらしい。早朝5時頃から来ているという。1時間も早い。

 

カメラに保存されている写真を見せてもらった。

嘴が長く褐色の地味な鳥だ。

今朝(5/11)はカメラマン氏の指さす方向に飛ぶ姿を見た。

かなり高いところを上下に動きながら飛んでいる。羽を広げて10Cmほどという。

 

家に戻ってネット検索して、これだっ!と直ぐに分かった。

4月頃にオーストラリアから北海道に渡ってきて繁殖し、ヒナが育った10月頃に越冬地のオーストラリアへ帰る“準絶滅種”という。

その移動距離は何と9,000Kmにも及ぶ。小さな身体のどこにそんなエネルギーがあるのだろうかと思う。

 

いつも一緒に自転車散歩をしているAさんとぶらぶら自転車を漕ぎながら「アサギマダラ」という喋の話しになった。

春、南西諸島で生まれて初夏には本州に渡り秋に再び南西諸島に戻る。

その距離2,000Km。発見した愛好家が翅(ハネ)へマーキングし、国境を越えた情報ネットワークにより、台湾、北海道、サハリンでも目撃されるようになった。

 

こちらも10Cmほどの大きさ。ひらひらと津軽海峡を風に乗って飛ぶ姿がNHKのドキュメンタリーで放映されたことがあった。

なぜ海を渡るのか、なぜそんな長距離を渡り切れるのか、その生態は明らかになっていないことも多いようだ。分かったつもりでも自然は謎だらけだ。

 

オオジシギもアサギマダラも生まれてからその目的地を知らずに、まだ見ぬ世界へ命がけの旅をするのは冒険ロマンかもしれないと勝手なことを考える。

自転車旅なぞ近くのコンビニにサンダルで行くようなもので可愛いのだと思いながら朝のポタリングから家に戻った。


ウクライナ戦争は遠い所の話ではない

2022年05月08日 | 日記

アゾフスターリ製鉄所 2022.4.29

 

ウクライナのイリーナ・ベレシチューク副首相が7日、ロシア軍が包囲する南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から、民間人の女性や子ども、高齢者が全員避難したと発表した。

 ベレシチューク氏はソーシャルメディアに出した声明で、「マリウポリでの人道ミッションのこの部分は完了した」と述べた。(AFP)

 

事実として、無事、避難が完遂されることを祈るばかりだ。

そして、これがロシア軍の製鉄所への総攻撃の予兆でないことを。

 

 

破壊され尽くした製鉄所の地下にはウクライナ軍兵士と女性や子ども、高齢者を除く市民が依然として残っている。

悲惨な戦争を何とか止められないものか。

 

それにしても世界で唯一の被爆国の元首相が「核の共有化」だの「敵基地のみならず中枢も攻撃」などと公然と喋り廻るとは。

 

日本のメディアの報道の自由度は元首相の長い長い在任中に世界のランクで遙か圏外に去ってしまって、まともな批判は少ない。

自民党が参議院選に大勝するとこの国の政治が軍事力強化に向けたプロパガンダを始める可能性が大きい。

 

元首相の言動を愚か者と放っておくと術中にはまる。

ウクライナ戦争は遠い所の話でないという気が日々募る。