不動のチャールズ

　ブログ更新がやや久しぶりになってしまったが、先週のご報告を申し上げておこう。

　第５５回　日経新春杯　　　　第４８回　京成杯

　これらから、１月号５５ページを見て、私は一目で、この週の主役は

　　　　マイネルチャールズ

であることを見抜いた。全ての情報に先駆けて、このことを根拠と共にご登録の皆様にお伝えした。５５ページは、社台悲願のダービー制覇を成し遂げたダイナガリバーのページだが、これで何故ひと目でマイネルチャールズなのか。それは分かる人にだけ分かる。普通の方には分からないだろう。というのも、普通の人々は、このような競馬会の雑誌媒体を介した向こうとのコミュニケーションが取れないからである。というよりも、向こうがコミュニケーション意志を持ち、勝ち馬を　今週は　マイネルチャールズですよ　と訴えているにも拘らず、その意思疎通の意志がない、或いは意識が希薄である。
　さらに申せば、京成杯当日の日曜京都１Ｒは　４番人気　カウンセラー　という馬が単勝９８０円で１着したが、わたくしも何故この日、カウンセラーという馬が走るのか、しばらく腕組みで考えた。そして、これもまた、京成杯でマイネルチャールズが絶対であることを訴えかける発射であることにしばらくして気付いた。が、分からない人には永遠に分からないであろう。永遠に分からないと言う事は、今後とも同じ仕掛けで気付かず、敗れると言う事である。
　このチャールズを予告するためにカウンセラーを走らせた事実１つ取っても、向こう様＝競馬会演出側は、「分かるやつとだけ意思疎通を図ればよい」と考えていることは明らかだ。

　わたくしは、ご情報を送りした方だけを相手に話していると思われる方もあろうが、わたくしが金曜夜・土曜早朝時点でお送りした、京成杯は　マイネルチャールズ　の発射　ということの根拠は、これ以上ないほど明快で盤石で、一読された方は、競馬に如何に歴史が大切か、思い知られたであろう。そういうわたくしとて、ミスターシービーのダービーもライブでは見ていない世代に過ぎない。

　このチャールズの根拠、サイン、カウンセラーとの関係はここではお話できない。それはこの馬の今後を告知することにもつながるからだ。

　お話できる範囲のことをお話しよう。

　わたくしが、先週に向けてほかに考えていたこと。先ず、土日にわたる大学入試センター試験の実施である。わたくし、投票は出来ないが、必ず受験生にエールが送られることを知っていた。それで１つ目をつけていたのが、土曜中山メイン　ニューイヤーステークス　の２枠２番　マヤノライジン　である。入試本番前に誰に頼るか。無論神様、そして学問の神は天神様、菅原道真公であり、道真公は大宰府に左遷され、かの地で亡くなるが、その直後から都・京では雷鳴が轟き、雷神と見なされた道真公の祟りと恐れられ、それで公の霊を安らわん為に各地に天満宮・天神様を祭り、道真公を学問の神として崇めたのである。カネヒキリというハワイ語で雷の神さまが受験本番のシーズン。フェブラリーステークスを制したのも同じ理由だとわたくしは見做している。が、これは２番人気、人気サイドでおとなしい馬券に過ぎなかった。

　さらに、わたくしが、出馬表で探り当てた１頭は、例年暴れることで有名な成人の日が１４日にあり、わたくしは、北出厩舎に出番があるものと辺りをつけて探していた。なぜなら、

　　　　北出成人（きたで　よしひと）厩舎　　＝　成人厩舎

　土曜京都６Ｒ　に格好の１頭が見つかる。それが５枠８番　ルールプロスパー　北出厩舎　９番人気であった。これは、成人にルール　が合体しており、新成人にルール（規範・マナー）を教え込むという大人の知恵・心持を反映している。これが発射し、ディープインパクトの妹、２番人気ヴェルザンディへの馬連でも　１７６４０円　と新成人へ向けた十分なメッセージとなった。知恵の浅はかな新成人の初競馬ごときでは、このような馬券は夢にも獲れまい。取れてもただ偶然に当たっただけで、当てたわけではない。

　この１週前、ヒラリー対オバマで騒いでいた折、もう一人の２０世紀を代表する有名なヒラリーが亡くなった。言うまでもない、世界初、エベレストに登頂した英国のエドモンド・ヒラリー卿である。８８歳だった。わたくしがこのネタを掴み、先週から、ヒラリー卿を狙っていたことはご登録の皆様周知。

　土曜小倉８Ｒ　８枠１４番　スナークエベレスト　　　単　２７１０円

　これをわたくしが見逃すわけがない。無論、上記ルールプロスパーと共にご登録の皆様にお伝えしている。

　土曜最大のわたくしの会心は、中山１０Ｒ　成田特別だった。

　　６Ｒ　　１枠　１番　トーセンウィズダム
　　　　　　１枠　２番　ダイワチェイサー　　　　増沢厩舎

　１０Ｒ　　１枠　１番　トーセンゴライアス　　　増沢厩舎

　５５ページにも登場している、ガリバーの鞍上・増沢先生。この６Ｒの１枠がこけたら、同じくトーセンと増沢の１枠、この１０Ｒでは狙うことを申し上げていた。無論、相手は、成田　＝　成田屋（歌舞伎界の宗家・市川団十郎家の屋号）であり、市川家では襲名の折、成田山新勝寺でお練を行うのは恒例の慣わしである。現在、人気の市川海老蔵を見ても、５枠１０番　蛯名厩舎のカブキメークの枠を狙うのは当然。

　　　枠連　　　１－５　　６３６０円
　　　馬連　　　１番９番　９４００円

　３着にも、ニューイヤーステークスの日だから、ニューイヤーコンサート恒例のウインナワルツでこれもどうか、とお伝えしていた　３枠６番　トワイライトワルツ　が入り

　　　３連複　　　　５６９９０円
　　　３連単　　　２９１６２０円

　わたくしも、３連単までは手を出していない。

　さらに、成田の日という根拠から、わたくしはこの日の小倉の５Ｒ　ロングハンマーの６枠からはどうか、とお伝えしていた。結果は

　　４枠　７番　ケイプエマラティ　　　　１着
　　　　　８番　ロングオーカ
　　６枠１１番　スワン　　　　　　　　　２着
　　　　１２番　ロングハンマー

　私は買うまで、このロングハンマー自体は、１８頭立て１８番人気であることを知らなかったが、狙い通り、このロングハンマーの枠と、もう１つのロングの枠同士で決まり、枠連　４－６　でも　８４３０円　である。

　何故、成田特別の日に、ロングハンマーなのか。

　多くのファンは、たとえ、競馬が競走ではなく、サインを用意された興行であると知っておられても、競馬を見て、競馬に映される事実を見ない。この北京五輪の年、日本のエース室伏広治が成田高校出身だからである。ロングハンマー　＝　ハンマー投げ

　あと固いところで言えば、土曜小倉１０Ｒ　ケンブリッジレーザ　も　単　５３０円　わたくしの睨んだとおり走った。大学入試センター試験の日なのである。また、このケンブリッジこそ、チャールズ皇太子の学んだ学校であることも察知していたわたくしにとり、いっそう翌日のチャールズ発射の押しとなってくれた。

　室伏君が成田高校卒とはコアなネタ、と思われるかもしれないが、それだからこそ、わたくしが昨年末の朝日杯、ゴスホークケン発射を、この馬の父バーンスタインから、バーンスタインの代表作『ウェストサイドストーリー』の対立する２つのグループ、ジェット団とシャーク団とが、当日の朝一番の１Ｒの出馬表に置いてあることから、このバーンスタインの仔ゴスホークケン発射を見抜くような芸当は不可能であろう。有馬記念を　大本命２－４と読みきることも、そんなことじゃ生涯出来ないよ。

　競馬はサインである。日曜、小倉は　エクセル博多　開設記念の日だったが、わたくしは、朝の１Ｒ　この福岡の地が筑豊炭田でかつて栄え、そこでしきりに爆弾が使われていたことから　アグネスボンバー　を推奨し、このレースは私の挙げた３頭で決まったが、

　　３枠　６番　アグネスボンバー　　的場勇人　　　的場　均

　単　６２０円　しかし、日本競馬の代表的なエクセルは

　　３枠　６番　エリモエクセル　　　的場　均

という１９９８年のオークス１着馬のはずである。これをエクセル博多開設記念の当日、朝の１Ｒから使ってきているのである。

　私もすべてを事前に見抜けるわけではない。が、しかし、かなりのところを読めるし、勝負所できっちり勝ち続けており、有馬記念太りはあるものの、このところ殆ど損していない。

　今週、いくつかのニュース報道もあり、テーマと狙いははっきりしてきた。

　アメリカジョッキークラブカップ　はこの馬の枠である、という１頭は既に今日ご登録の皆様にお伝えした。

　遅ればせながら、先々週のシンザン記念の週、わたくしは、前日の寿ステークスの意外な結果（発射）から、ここまでやるか競馬会！と仰天し、しかしそのお陰で、翌日日曜の　京都６Ｒ

　　８枠１６番　スピリタス　　　　小牧太

という１０番人気のことを皆様にお話し、これから流して、

　　馬連　１０番１６番　　３１２７０円

をゲットしたが、これは、寿ステークスの１着　８枠１６番　ワンダースティーヴ　小牧太　とまったく同じ位置・同じ騎手の発射である。震撼とする。
　この週のわたくしも憤りを覚えたニュース報道が、福岡３児飲酒事故の容疑者の懲役７年６ヶ月という判決である。

　　　飲酒運転容疑者　　　　　　　　　　　　　　今林　大（ふとし）
　　　スピリタス（９０％を超える度数のウオッカ）小牧　太（ふとし）

　実に競馬会は、寿の名のつくお正月のレースですら、この報道にあわせ、映画『栄光のル・マン』で激しいレーシングを展開したハリウッドスター、スティーヴ・マックィーンのスティーヴと疑惑（ワンダー）の馬をふとし騎乗で発射させ、よく日曜にも同じふとしに飲酒運転させたのである。

　この日のメイン、シンザン記念は、わたくしは、同じドリームでもドリームガードナーの方と見てしまったが、ドリーム・ドリームの揃い、これは間違いなく、久しぶりに両横綱が揃い踏みでこの日スタートした、大相撲の朝青龍・白鵬のモンゴル横綱の両雄あい立つ様を映した演出であろう。


　ご登録は、deep_impact@csc.jp まで、空メールをお送り下さい。


　有馬記念週から、ご参加の皆様。先週で期限切れです。ご継続はお早めにお願いいたします。

　この映像の意味、分かりますか？