覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

日食で消えたチャールズ

2009年07月27日 17時09分00秒 | Weblog
 何故、函館記念の1番人気 マイネルチャールズ は消えたのか。


 競馬は本当に時流を反映する演出が為されるのか。このような疑問を抱かれる方も多いだろう。が、間違いなく反映する。


 先週の列島の大きな話題、それどころか世界中で注目された日食。日本の悪石島では、今世紀最長時間の皆既日食の観測が期待され、荒天でお流れとなる。

 この、日食をそのままテーマにして行われたのが、先週の函館記念だったと見ているし、土曜の情報の末尾でも、わたくしは、そう申し上げた。お話しよう。


 わたくしは、チャールズの人気での惨敗、この演出を必然化させたのは、間違いなく日食であり、その前提として、次の事実があった、と判断し、事前に情報メールにてお伝えしている。

      ダイアナ          =  月の女神 
      (元チャールズ英皇太子妃)

 このダイアナとは、ラテン語のディアナ、ギリシャ神話で言う月の女神なのである。

 先週の日食とは、一言で云って

 昼間に、地球により近い月が、より遠い太陽と地球との間に入り、地球上の限られたある地域から、太陽を遮って見えない状態にする現象 

である。皆既(月が完全にちょうど太陽と重なり、覆い隠すこと)が起こるのは、地球から約400倍の遠い距離離れている太陽が、月の約400倍の大きさであり、要するに地球から見て、ずっと大きいはずの太陽が月と同じ大きさに見えるからであるが、それで(以下日曜情報から引用)



     太陽 隠される      中心の大きな存在 = 皇位継承者

     月  日を覆い隠す    ダイアナ = 月の女神


 こう想定すれば、日食は、ダイアナが自分より強固で輝かしい存在を包み隠してしまうことになぞらえられ、それは、英国のキングとなる定めの人物を大衆的人気と同情で凌駕した事実と重なる。

 こうなれば、プリンセスが支配し(人気薄で勝ち)、同時にプリンスが隠れる(人気で敗退する)、こう、今回の日食を用いた演出を読むべきで、わたくしは、この月の女神に隠される王子こそ、チャールズ皇太子、即ち、函館記念の マイネルチャールズ では無いかと疑っている。

(引用以上)

 このことをわたくしに十分想起させる予告が、土曜にあった。それが、

     土曜 新潟6R 
        6枠10番 プリンセスメモリー   1着 単 7410円

という、目立つ大きな馬券である。ここで、プリンセスの思い出 とは何か。わたくしはこれも以下のように考察した。(再び、以下日曜情報から引用)


 このプリンセスの思い出とは、プリンセス・ダイアナではなかろうか。この夏は、ずっと8月30日の衆議院選挙を睨む夏となるが、この8月30日投票が決められたことで、8月31日死去のダイアナ妃が着想されているのではなかろうか。

 加えて、今週の世界的話題、日食である。

(引用以上)


 これでお分かりいただけると思う。


  そして勝ったのは、日食(太陽が隠れ、世の人々が慄き騒ぐ) これに相応しい1頭 


      インティライミ  = アンデス語で 太陽の祭り


という1頭の枠だったのである。この馬の母が アンデスレディー であることも、次回の皆既日食が観測される見込みが、来年7月のイースター島、即ちアンデスの近くであることをも予告することまで踏まえた上での1頭であると見られる、とそこまで読み込み、事前にわたくしは申し上げ、自信を持って8枠を本命に推した。実際の1着は同枠に組んだサクラオリオンだったが、この太陽の祭り枠であったことには違いない。



 当日の日曜小倉のレースに次のような配置があった。


     6R 4枠 8番 ワンダープリンス
     7R 4枠 7番 シーガルプリンセス


 何故、札幌の 9R 函館記念 に先立つ小倉の6R・7Rの同じ4枠に、連続してプリンスとプリンセスを並べるのか。わたくしはこれも、この日のメイン、函館記念への事前の告知と判断した。

 即ち、本当に、日食が話題になった週に、月の女神ダイアナ(元プリンセス)が皇太子(プリンスチャールズ)という輝ける皇位継承者を覆い隠すのなら、ここにわざわざ同じ枠に連続して同居させた両者の内、プリンセス枠が発射し、プリンス枠は消えるはずだ。

 実際、この小倉6Rのプリンス枠は人気薄で敗退し、7Rのプリンセスは同枠隣のマーブルアロー 単 3.1倍 が1着発射した。

 わたくしはこの事柄を、本番で本当に人気のチャールズが隠される、即ちこけることになる判断の最終材料とすることを申し上げ、その通り、切り捨てて勝負した。





 お分かりだと思うが、このように当日のレースの流れで、最も主要で注目が集まるレース、即ちメインレースへの予告や警告が発せられるのであり、それらを無視して、予め、それらの結果が出尽くす前に、ただこのレースはこうなる、必ずこれが発射する、と言い切ることは難しさが伴い、出来ればそれに超したことはないが、逆に制約的に判断せざるを得ないことは当然である。それが向こうの苦心の演出なのだから。このような考察は一切無用で、要するに、買い目だけ、馬の名前とゼッケンだけを羅列して欲しい、(要するに何故そうなるのか、一体どういう意図、また出来事や歴史の反映であり投影であるのか、その一切は考えたくない、お金だけ儲けたい)という方々、要するに競馬の本質に無縁でギャンブルとだけ考えて居られる方々は、宝籤を買われた方が好い。競馬はレースという体裁をとったドラマであり、訴えであり、時代の抽出である。



 以上、先週情報の一端をご紹介しつつ、函館記念 マイネルチャールズが1番人気に推され(実際は競馬会がそう発表し、人気を煽り)つつ、12着に敗退して見せた根拠として、

 ダイアナ元妃死去の日に併せ、衆議院選挙が組まれたことと日食から着想し、月の女神(ダイアナ)により、輝かしい存在が隠されることを元夫チャールズ馬の人気敗退に帰せしめる、という競馬会の演出、ひいては時流と世の中の反映としての競馬開催だったこと、これを事前に読み、お伝えした事実例として、お話申し上げた。


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 来週、小倉記念は ・・・ 「あの人物」がテーマである。皆様も知っておられるはずだが、気付かない、連想を結び付けられないだけである。

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