今年のGⅠ初代サイン馬は、実は、年度代表馬 ブエナビスタ だった。
もう、この馬のサインは終わったので、ここで公開申し上げる。これが把握しにくかったのは、この馬のサインが、今年ではなく、昨年の12月 阪神ジュベナイルフィリーズ から始まっていたからである。
ブエナビスタのデビュー戦以来のレースと、GⅠレースとの連動を順に辿る。
2008年10月26日 京都5R メイクデビュー で、ブエナビスタがデビュー。優勝は 後の皐月賞馬 アンライバルド 2着 後のダービー2着 リーチザクラウン 3着 ブエナビスタ 4着 後の菊花賞馬 スリーロールス という豪華メンバーで、後に伝説の新馬戦と呼ばれた一戦である。
このレースの決まり目は 2-8 11番ゼッケン アンライバルド 2枠2番 リーチザクラウン で決した。
これを受け、昨年2010年12月の2歳女王戦、ブエナビスタ自身も制したこのレースは、ブエナと同厩舎 松田博資厩舎の レーヴディソール の優勝した 阪神ジュベナイルフィリーズ これが、同じく 11番 レーヴディソール 2着が 2枠 ホエールキャプチャ で決する。
同じ 11番と2枠 これがサインの始まりだった。
ブエナビスタ2戦目、08年11月の未勝利戦 ブエナビスタ初勝利のレースが枠連 3-6 去年の 朝日杯フューチュリティステークスも 枠連 3-6
続く3戦目、ビスタ自身の優勝した、阪神JF ブエナビスタ優勝 の相手は、1枠 ダノンベルベール だった。これに対し、昨年末の有馬記念、矢張りブエナビスタ自身が2着で発射したレースだが、同じく ブエナビスタと1枠 ヴィクトワールピサ で決した。
ここまでの連動を把握した上、わたくしは、今年2011年春のGⅠシリーズ。ブエナビスタが引き続きサイン馬として働くこと
この馬自身の出走レースの決まり目が、2011年GⅠレース順々に連動する
(但し、国内戦のみ)
これを確信し、GⅠシリーズ会員の方々に、今年の初GⅠレースが行われる以前、はっきり申し上げた。
が、初っ端で私の予想が外れた。
ブエナビスタ4戦目 = フェブラリーステークス
この読みだったが、ビスタ該当の4戦目チューリップ賞は、枠連 4-5 これに対し、意外にもフェブラリーステークス トランセンド優勝のレースは 6-7 12番13番 に終わった。
わたくしは始め自分の推定が全くの読み違いなのでは、とも疑ったが、別の考えが浮かんだ。
今年初のGⅠ フェブラリーステークス これは2月20日実施だったが、実は、
ブエナビスタ自身がかつて同じ2月20日に出走したことがあった
このことを調べ上げ、そのレースを取り出すと、仰天の結果だった。両者を並べる。
2011年 2月20日 フェブラリーステークス
1着 6枠12番 トランセンド
2着 7枠13番 フリオーソ
2010年 2月20日 京都記念
1着 8枠13番 ブエナビスタ
2着 8枠12番 ジャガーメイル
同じ 12番13番 の決着である。これが、サイン馬といえども必ず用意される、単純そのままの連動ではなく、捻ったサインだったと言える。単純サインでは見破られやすく、向こうもサインは用意するが、単純な読み切りで大量買いを、的中馬券で入れられることを警戒する。向こうは解かる者にだけ解かる、これをサインの旨としている、だから、暗示的示唆的なものをサインと呼ぶのである。
わたくしはこの結果を見て、怯むことなく、寧ろ、ブエナビスタのサインは続くと見て、その後のGⅠレースに対処した。
ブエナビスタ 4戦目 パスされたチューリップ賞 4-5 → 高松宮記念
こう読み、わたくしは、4枠中心を唱え、申し上げ、相手に2番人気 2枠 キンシャサノキセキ を取り、高松宮記念 大本線で頂くことが出来たし、皆様方にもお伝えすることが出来た。
以下、
5戦目 桜花賞 5-8 → 今年の桜花賞
これも、8枠 ホエールキャプチャ 中心を申し上げ、相手は、実にブエナビスタの桜花賞と同じ、安藤勝己・松田博資厩舎 のコンビ、4枠 マルセリーナ 8枠が連動した。
6戦目 オークス 2-4 → 今年の皐月賞
わたくしは、迷った挙句 2枠 サダムパテック 発射と見て、2枠から申し上げ、結果は 2-6 2枠の連動が保たれた。
昨年からここまでで、ブエナビスタ出走レース順のGⅠレースサイン。これが(例外ははさみながら)7レース続いた。
次の 7戦目 札幌記念 2-6 → 今年の天皇賞・春
ここがずれたのである。天皇賞は 1-7 ゼッケン上も合致はない。ただ、ブエナビスタ自身が、天皇賞馬であり、秋と春の違いはあるが、昨年の秋の天皇賞 2番ゼッケンで優勝。これが今年春の 2番 ヒルノダムール と合致する。これも、ある種の例外サインかとも考えたが、今こうして、公開申し上げている以上、わたくしは確信している。
皐月賞までで ブエナビスタのサインは終わった
のである。そして代わりの、新たな今年二代目サイン馬が登場し、現在、その示唆の下、中央競馬GⅠシリーズが行われている。これを確信する。
そしてこの二代目を特定し、はっきりしたからこそ、わたくしは、この『終わったサイン馬 ブエナビスタ』をここで公開申し上げたものである。
二代目サイン馬、そして、この春のGⅠを統御するもう1つのシステム、これを
ディープインパクト・システム
とわたくしは命名したが(命名の根拠・由来はサインの本質に関わるのでここでは申し上げられない)、この2つの根幹情報を、昨日火曜、わたくしは、GⅠシリーズ宝塚までの長期登録の皆様方に全てお話済み。
今週はオークス、来週はダービー、そして安田記念、宝塚記念が控えるが、今からでも、宝塚まで御登録下さる方々には、これらに就いて、全てお話しする所存である。
通常の御登録、また今週はオークス週のみのご登録で来週のダービーもサービスして2週分情報をご提供申し上げるが、サイン馬の正体、またシステム事態の全貌はお話しかねるが、これらを踏まえた見解、買い目をお伝え申し上げる。
ありがとう ブエナビスタ である。
毎年、このような存在が、必ず近年の中央競馬では用意されているのである。が、サイン馬はメジャーな存在だとばかりは限らない。2頭目も ぎょっとする存在である。事実、このような存在を発見し、こころ付くと、真に恐ろしい思いがするのである。
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