覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

爆ぜ柘榴 & ルメール不在

2016年07月20日 11時38分29秒 | Weblog

 やはり、勉強せねば駄目だな。逆に、喧騒を離れた土地に居るので、わたくしの読みは深まっている。

 大橋巨泉氏、死去が報じられた。12日、82歳で急性呼吸不全だったそうである。
 競馬界にも長らく評論活動で関わられ、あの サクラスターオー 年度代表馬の折は、いや違う、ニッポーテイオー こそ相応しいと、反論された。無論、『巨泉のクイズダービー』もあった。

 追悼は、あのコンビで、ゼッケンもあの番号が浮かぶのは当然。


 先週、ハーグの国際司法機関、仲裁裁判所で、南シナ海における、中国の領土主張は根拠無し、の裁定が下され、騒動となった。相手国 フィリピン に対し、JRAでは日曜中京最終が フィリピントロフィー わたくしもメイン2勝後、投票に及ばない、謎めいた事柄を含むレースだったが、

    7月17日 中京12R フィリピントロフィー   

    1着 8枠15番 メラグラーナ     = ざくろ    福永    池添学   2番人気
    2着 6枠11番 ハピネス                藤岡康太 千田     8番人気   

 やはり、終わってからも余りぴんと来なかった。
 
  
 が、事前の読みが足りなかっただけで、考え及べば、納得。思ってもみない仕掛けが見えてきた。

 先ず 優勝馬 ざくろ(柘榴) だが、古代ローマでは婚姻と財富を象徴する女神ジュノーの好物とされていたと云う。実に先週

    NASAの木星探査船 ジュノー    木星の周回軌道に乗る  

 この快挙があり、ジュノーの好み、ぴたりだったと云うことが1つ。さらに 柘榴(ザクロ)の実。これは云うまでも無く、時期至れば、爆ぜる

 この爆ぜ(はぜ)が象徴するものが、

    6月28日 トルコ・イスタンブールの国際空港でのテロ 容疑者男性3人自爆 

    7月 1日 バングラデシュの首都ダッカのレストランでの襲撃・人質立てこもり事件

    7月 3日 バグダードの繁華街でのトラック爆発 

    7月12日 南シナ海判決  中国の主張は国際法違反 で フィリピン側の勝利 

    7月14日 フランス ニーストラックテロ事件 

 ずばり、これら一連のテロ騒動。IS関係の暴発である。


 そして、このフィリピンの「勝訴」を祝うレースの筈が、実にフィリピンの首都マニラの姉妹都市が、サンフランシスコ ホノルル バンコク 高槻 等と共に


     マニラの姉妹都市     ニース  横浜  


 これらが挙がる事実。テロの地ニース、そして日本の横浜が繋がった。祝いばかりでは済まないレースとなったのである。そして、横浜とは、今年のJRA年間テーマと合致 横浜、即ち根岸競馬場であり、だからこそ


    根岸ステークス   8枠15番 モーニン     戸崎圭太   石坂厩舎  優勝 


 これと同じく、フィリピンのレースは 8枠の優勝 こればかりか、事実JRAの歴史には、次の横浜を冠したレースがあった。

    
    2009年4月26日(日) 東京 

    10R 横浜ステークス      枠連 3-4  6番 マチカネニホンバレ  8番 クイックリープ

    11R フローラステークス    枠連 6-8 16番 ディアジーナ     12番 ワイドサファイア


 所謂、開いた口が・・・ と云う奴だ。何たる根拠だったのか! この2つの横浜の日のレースだが、


    先週 7月17日(日) 

    函館11R  函館記念      枠連 3-4  6番 マイネルミラノ     8番 ケイティープライド   
     
    中京12R  フィリピンT     枠連 6-8 15番 メラグラーナ     11番 ハピネス  


 フィリピンの、中国の覇権主義、軍事主義を前にした勝利。これは他人ごとではなく、我が国にも重要な案件であり、この決定の週、JRAは週の最も重要な競走を、このフィリピンの首都マニラの姉妹都市。史上にも ウインズ新横浜開設記念 以外にない、横浜のレースで以て決めた。その上で、その横浜の日のメインをフィリピンのレースで炸裂させる。


 わたくしはこれ以外にも、2着が意外だった 第52回 函館記念 事前のサインを探り当てている。先ず先週

    仏人ジョッキー クリストフ・ルメール 不在    (私用で仏帰国届け出済) 

 本当に、仏に戻り、有給休暇を、パリ祭の自国で楽しんだか、或いはJRAの策動による「休暇」なので、在住する京都の少し離れたプライベート空間(恐らくは有給のJRA関係者限定の保養施設、嵯峨野か洛北の界隈あたり)で、家族とバカンスに興じ、身を隠していたか、どちらかと見ているが、この


    仏人ルメール不在    → パリ祭の当日のニースでの大型バステロ   

 これと無関係の訳が無かろうが、だからこそ、14日発生のこのフランス国民の誇りとする革命記念日の汚し。これを利用した 函館記念 だった証こそ、


     ルメール不在    →  今年6月4日(土) 東京11R 麦秋ステークス  ブチコ除外  

 ゲート内で暴れ、ルメール自身も負傷し、馬は外傷、真っ赤な出血が遠目にも分かり、発走が大幅に遅れた、安田記念前日のあの椿事である。

 この麦秋でのルメール除外を前提に、先週、JRAの超・売れっ子ルメールを除外した根拠は


     2016年6月4日(土) 東京11R 麦秋ステークス

     1着 4枠 6番 ソルティコメント      内田博幸  藤沢和雄 
     2着 5枠 8番 ビッグリバティ       石橋脩    大和田成  
     ・
     ・
     除外 2枠 3番 ブチコ           ルメール   音無秀孝 


 これに対し、

     先週 7月17日(日) 第52回 函館記念 

     1着 3枠 6番 マイネルミラノ       丹内     相沢 
     2着 4枠 8番 ケイティープライド     浜中     角田


 この 6番8番 はルメール不在がサインだったと云う仕掛けだ。向こうは 2枠3番 ブチコ ブチ切れさせ、消しているじゃないか、と云うエクスキューズを予め用意したうえ 2枠3番 レッドレイヴン ともども、1・2番人気同居の2枠を消し去った。


 ターフの内外のニュース。ほぼ皆、勝ち馬サインなのだから、よ~く見ときなさいよ!とのメッセージ、しかと噛み締める。


 今週の 第64回 中京記念 わたくしは下調べ、研究の上、現時点で圧倒的に 〇・・・・・・〇 が強いと判断に至っている。そして 〇枠 最有力 これもはっきりしてきた。材料が揃う。


 強烈な根拠を以て 〇・・・・・・〇 から、第64回 中京記念 狙う。連動レースも有力な手掛かりとして把握しており、何故、この1頭がこのレースを狙い定め、出走してくるか。はっきりと合点が行く。

 週末、出馬表が出た後、じっくりと、断定的にお話申し上げる。



 何故、前記事申し上げた事柄と、この中京記念が結び付くのか〇〇〇の存在からである。

 これまた向こうの事前の計画が読み取れる。
 

 巨泉さん死去で、枠連 〇-〇 も必出だろうし、五輪直前。日本選手らも続々現地入りしており、愈々 リオの日々 始まり間近。またこの五輪期間中が楽しみである。

 高級ホテルオープンで、またあの古い皐月賞だろ。待ち構えてますよ。


 
 御登録

        sir_delacroix@yahoo.co.jp    まで

 『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さいます様。
 


 今週、どうしても 枠連 〇-〇 馬番 〇番〇番 が見える。材料が揃うのだ。

 この週中、来春・皐月賞まで長期御登録、格別御優遇で御受け致します。若干名様ながら。



 来週の選挙、再来週の五輪開幕を睨む週末。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芥川賞天皇賞

2016年07月20日 06時17分49秒 | Weblog

 人は皆、愚か者

 わたくしの感慨である。お前自身の自分観だろうが、と云われるかも知れないが、それもまた受け入れる。
 人は、何か最も根本的で重要な事柄が、自分には解かっていない、それに則って生きていない、暮らしていない、と思いつつ生きている方が大半ではなかろうか。だからこそ、何処か絶えず不安を抱き、時折、自分探しの「渇き」に飢える。若い頃、文学を読み耽ったり、何かこれまでと全然違う世界に出かけて行こう、と周囲が唖然とする決断をしたり、例えば証券界でばりばり働き、成果も出しているいい年頃の大人が、いきなり出家する。時折、人は自分を映す鏡の前に立ちはだかりたくなるのである。

 昨日の芥川賞、直木賞の発表。最早、芥川龍之介自身の前でも面映ゆい、この芥川ショー。名前にそぐわず、文春賞でいいじゃないかとも思うが、このブログの趣旨に沿う、発見のお話をしよう。


     153回 芥川賞  
     153回 天皇賞

 
 この間柄を御存じだろうか。端的に申すと 「火花」 と キタサンブラック である。


 1995年のGⅠ、次の造型枠があった。

     3枠 5番 ダンスパートナー          武豊  白井厩舎
     3枠 6番 キタサンサイレンス       西浦  野元   

 優勝枠である。この年、第56回 オークス の優勝枠。ちなみに、1週後のダービーは、タヤスツヨシ である。

 この、利用だった、と気付いたのは、昨日の芥川賞報道に触れたからである。


    第153回 芥川賞      「火花」  又吉直樹  


 余りにも著名な、芥川賞作品。お笑い芸人がいきなり純文学でこの賞だから、世間は湧いた。またTV地上波をほとんど視ないわたくしだが、この人物が連日、登場することは存じている。

 そして、この年に2度の芥川賞・直木賞と、年に2度、春・秋の天皇賞は軌を一にする。この春の天皇賞こそが、


    第153回 天皇賞・春    キタサンブラック    武豊 


 この必然性は、この芥川賞だったからである。

 
 偶然ではなく、利用されたのである。この ダンスパートナー 武豊 のオークス優勝当日、東京の4Rだった。


    1995年6月21日 東京 4R 4歳未勝利

    3着 4枠 7番 イナズマヒバナ     横山典弘  稗田厩舎     7番人気 


 これがデビュー戦だったのである。このヒバナ(火花)馬。


 近代の競馬会史上、ほぼ唯一の ヒバナ馬 デビューの日、メインGⅠは 武豊とキタサン馬の枠、優勝。


 これで第153回芥川賞に呼応する、第153回 天皇賞・春 この優勝馬には、又吉直樹さん。そしてその受賞作品の「火花」を反映せしめることが課題とされ、この華々しい「火花」でデビューの又吉さん。これで、競馬界の ヒバナ馬 デビューの日の栄光の主役枠。 武 キタサン が着想、用意されたものと断定する。


 大元の 

      芥川賞ルーツ  作家 芥川龍之介     1892年 3月1日 生まれ  
 
     第153回 天皇賞・春      枠連 1-2   馬連 1番3番 


 これが根本で、今年の天皇賞は正しく、稀な芥川賞の天皇賞だったのである。


 わたくしも事前に気付かなかったが、皆様方もではないか。だから、人は皆、愚か者。この感慨に至る。


 人が小説を書くのは、才能があったからでも、書く事柄を見出したからでもなく、人がたくさん小説を読んだからである。こう教えてくださったのは、川端康成先生の娘婿、恩師の御一人である。


 わたくしがこのお話をこの場で申し上げたのは、実は、今週に直結するからである。


 これは、解かる方だけに解かる。 〇〇〇 が浮かぶべきだからである。 


 又吉さんは ピース の片割れだそうだが、そもそも天皇賞の前身は 平和賞 即ち、ピース(平和)のレースだったので、この起用は必然的になったのである。


 競馬ファンは多く、熱心な研究者も多いが、演出者側の方が遥かに凌駕する研究、企みで対処、適材を用い、妥当性を図る苦心を払っている。正しい競馬術とは、その考え方、発想に従い、倣うことなのである。
 

 
 御登録

        sir_delacroix@yahoo.co.jp    まで

 『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さいます様。
 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする