わたくしはシーズンGⅠレースに関しては、システム的に対処、考察するとかねて申し上げているが、2019年春GⅠシリーズを終え、次の事柄だけはこの場で申し上げても良い。
今季 2019年 春GⅠ = 2010年 春GⅠ焼き直し
何故、9年前なのか、中途で判ったが、このシステムの察知自体、かなり探査、検討を要し、もっとより本質的システムはシンプルであると確信しているが、一例として申し上げる。具体的に上記焼き直しとは
今季 春GⅠ = 2010年 春GⅠ の 宝塚記念 基点でレース順反復
これである。具体的に申し上げるが、わたくしがこれに気付いたのは 皐月賞前 だが、これを
キセキ システム
と名付けた。何故キセキなのか、レース順にお話しする。
基点となる 2010年 宝塚記念 ナカヤマフェスタ 優勝 で 枠連 4-8 17番8番 だが、今季初GⅠ フェブラリーS 4枠 インティ 優勝 で、14頭立て3番 ゴールドドリーム 2着。即ち、同じ 4枠と17番目 で決する。
続く、2010年 宝塚記念 の次の春のGⅠは春の最初に戻り、この年の エスポワールシチー の フェブラリーS だが、2着 テスタマッタ との 枠連 2-2 4番3番 これに対応する今年春2つ目GⅠ 高松宮記念 ミスターメロディ 優勝 で 枠連 2-2 3番4番 で、1・2着が入れ替わっている事実など最早問題ではなく、全く同じ 2枠のゾロ目。
この2つのGⅠでこのシステムに気付くこと自体、かなり困難を極めると思われるが、続く3つ目。2010年 高松宮記念 = 2019年 大阪杯 実は同じ3枠優勝で、10年は キンシャサノキセキ 優勝で、今年大阪杯は キセキ 2着。並べると
2010年 高松宮記念 枠連 3-8 6番17番 18頭
優勝 キンシャサノキセキ
2019年 大阪杯 枠連 3-4 3番 6番 14頭
2着 キセキ
よく見れば、同じ 3枠 6番 及び 17番目 発射で合致の上、誰がどう見ても 同じキセキ馬 発射。これを踏まえ、わたくしはこのシステム的合致を キセキ システム と呼ぶことにした。
次の該当、4番目GⅠ。10年 大阪杯 とこの春の 桜花賞 実は当時、この大阪杯はまだ産経大阪杯でGⅠ昇格前。が、合致は共に 8枠発射 で、これも並べると
2010年 大阪杯 枠連 5-8 優勝 テイエムアンコール
2019年 桜花賞 枠連 4-8 優勝 グランアレグリア
同じ8枠の発射以外、もっと作為的に見える事実は、今年の桜花賞馬の馬名 = 大歓声 である。これに対し、9年前このレースの勝ち馬 アンコール これは、コンサートなどの終演後、歓喜した観客の拍手が鳴り止まず、大抵は用意してあるもう一曲、という意味で、要は アンコール = 大歓声 余りに類似し、意図的にやっているとしか思えない。
次は 10年 桜花賞 → 今年 皐月賞 同じ金子オーナーの御馴染勝負服 アパパネ と ヴェロックス の発射の合致、2着枠が4枠である点も同じ。
続く 10年 皐月賞 → 今年 天皇賞・春 は、皐月賞 7枠 ヴィクトワールピサ 優勝 に対し、春の盾 7枠 フィエールマン 優勝。
さらに 10年 天皇賞・春 → 今年 NHKマイルC だが、あの ジャガーメイル 優勝 で、8枠の2着に対し、御存じNHKマイル 8-8
問題はここからの例外連発だった。7レースのGⅠを終え、次からの3レース。全部、当該GⅠそのものではなく、その周辺の別重賞で代用した、という事実がはっきり見て取れる。
10年 NHKマイルC あの ダノンシャンティ 優勝で 枠連 1-7 13番1番 のレースに対し、続く今季 ヴィクトリアマイル 1枠も7枠も不発。実は、この ダノンシャンティ NHK勝利後、勇躍ダービーにも出走表明したが、レース前出走取消。8枠大外18番 に名前がありながら、取消である。で、その後ついに戦線復帰しても勝てないまま引退したが、NHKマイル以外、唯一の重賞勝ち 毎日杯 この 1着4番 3着9番 この2つのゼッケンで 今年ヴィクトリアマイル は決まっている。同じ 4番 勝利だが、この ヴィクトリア の 4番 ノームコア 要するに、該当 10年GⅠ 勝ち馬の別の重賞で代用した。
10年 ヴィクトリアマイル 御存じ ブエナビスタ 優勝のレースだが、これは今季 オークス に当たるが、これまた 枠連 1-6 11番2番 と オークス 枠連 5-7 13番10番 で合致無し。実にこの ブエナビスタ 優勝ヴィクトリアマイル前日の東京重賞 京王杯スプリングカップ 枠連 5-7 が今年オークス 枠連 5-7 13番10番 で代用。
さらに、10年 オークス アパパネ サンテミリオン の同着優勝レース → 日本ダービー だが、8枠の2頭で決まった歴史的2頭優勝レースに対し、正にこの同着オークス翌週 エイシンフラッシュ 優勝 のダービー 枠連 1-4 が代用された。
そして 10年 エイシンフラッシュ のこのダービー、きちんと今季 安田記念 に向け、今度は例外なく機能し、同じ 1枠発射 今年安田の 1枠2番 アエロリット に繋がり、最後の締め。
10年 安田記念 枠連 5-8 8枠優勝 に対し、フィナーレ 宝塚記念 同じく 8枠優勝 と云うのが先週だった。
で、何故 2010年 なのか。現時点ではっきり解かる。最大の根拠は、この 2010年 安田記念 にある。御承知の通り、安田記念 とは、中央競馬会初代理事長・安田伊左衛門にある。この 安田記念 有馬記念 の2つがJRA初代、及び2代目理事長を記念した 理事長記念 であることは少しお詳しい方なら御承知。向こうが何故、この 2010年 春 を今年のモデルとして選んだか、はっきり根拠が彷彿してくる。
2010年 安田記念 優勝 後藤浩輝 ショウワモダン = 昭和 の馬
【理事長記念】
2019年 現・JRA理事長 後藤正幸 今週 平成 → 令和 へ改元
根拠はこの2つである。
即ち、2010年 の理事長記念を勝利したのが、2019年現在の理事長と同じ 後藤 であり、勝ち馬が ショウワ と云う1頭であるのに対し、この春は改元されることが予め分かっており、
理事長 後藤さん 元号に注目する春
これが重なっていたからである。JRA内部で「〇年経ったら後藤さん」と将来のトップが既に決められ、予め2010年 安田記念 を実施したのか。或いは、偶々後藤さんに決まったのでこれを今年利用しようとしたのか。わたくしの知り得るところでは無い。
だが少なくとも キセキ と云う1頭は キンシャサノキセキ と重なる キセキ馬 なので、この利用も兼ね、何時頃かは知らず、予め準備されていた1頭なのではあるまいか。最初の7レース準拠し、3レース連続で例外、最後の2つは合致で締め。これも向こうの遣り口、習性だと毎年こういうことを見据えている身としては感じられる。
元より以上のことは、妄想と思われる方はどうぞ。が、予めJRAがレース前時点でレース結果を決め、レースと云う体裁をとりつつ、予めの予定通りを上演している、しかもそれがその時々の差配だけでなく、かなり事前に脚本を練り、仕込んである、という大前提でのお話である。
御登録は
sir_delacroix@yahoo.co.jp まで
『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さいます様。秋の天皇賞辺りまで、中期御登録。かなりの御厚遇でお受けしている。御付き合い頂けます方はどうぞ。
後藤君の死って、これと関係あるのかね。
6月号の予告で、7月号『優駿』のある特集の告知がなされた折、これはこのレースを指している、とわたくしが申し上げたあの重賞。先ず第一に、全国発売直後、今週の炸裂の可能性を見るべきはないか。
これの推しとして 第68回 ラジオNIKKEI賞 次の濃い連動。
過去18年で17回 の連動
14年連続 過去17年で16回 の連動
この2つが 〇枠 で一致した。さらに別の
過去17年で16回 の連動
これはこの枠指示ではないが、この 〇枠に取消 があり、今回、この取消枠が代理で連動するかも知れない。
見出した最も濃い連動 過去18年で17回 の連動だが、唯一の例外は 2008年 レオマイスター ノットアローン で決まったレースだが、この年は該当レースでは1番人気だった 6枠11番 が4着に終わり、その不発位置 6枠11番 ノットアローン 6番人気 2着 の代理連動である。さらに、2016年 ラジオNIKKEI賞 この年は ゼーヴィント ダイワドレッサー で決まった年だが、これへに該当レースを見るとぎょっとする。
実は、このレースの日付 2016年7月3日 だが、米大統領選挙の年で、この時期、共和党、民主党両陣営の候補者指名争いのフィナーレに差し掛かっており、7月19日にはトランプ&ペンスの指名が正式決定する。それを見越し、現トランプ大統領は6月14日生まれだが、この愈々の秋決戦を見据える時期、この ラジオNIKKEI賞 の2頭だが、ゼーヴィント = 潮風 で、わたくしは当初意味が分からなかったが、さる方から、あのトランプ氏のヘアスタイル。さわやかかどうかは個人の見方だが、潮風ヘアー、風になびき、流れているあの有様の形容が ゼーヴィント・ヘアー だと教えられ
1着 ゼーヴィント = 潮風ヘアー
2着 ドレッサー = 本番前の、着付け、衣装整え
ドレッサーは、鏡台、或いは着付け担当者の意味もあるが、ある特別の服装をしている人物のことで、この年のこの重賞、正しく ひょっとして大統領になるかも(なった!)の旋風を巻き起こし、大胆放言で指名選終盤に掛かった ドナルド・トランプ を演出したレースだったと回顧される。
その後、このヘアスタイル馬名 ゼーヴィント 翌年の1月22日 アメリカジョッキークラブカップ で2着する。申すまでも無く、この恒例の1月20日は米国大統領就任式の日であり、優勝は7番人気 タンタアレグリア = たくさんの歓喜。正しく、トランプ氏登場、就任で沸く米国を表わす、AJC杯だった訳だ。
この思い出分析はさて、各時節の各重賞は、その時期の話題、世相、テーマで行われ、基本はこれを造型、反映するものと心得るべき。
先週、6月23日 宝塚記念 やはり、これと云う顕著なGⅠ刻印の世界の動きは顕著ではなく、
武豊 を派遣 → ロイヤルアスコット でのアンバサダー(外交官)就任
これで、日英の橋渡し。この王室イベントの主役 エリザベス女王 の映し出しだった。御高齢、まだお元気のようだが、日本の新天皇即位に対し、最長の在位を誇る英女王。天皇が御留学された英オックスフォー大も踏まえ、日本では即位祝い、英国では最長在位更新を寿ぐ祝いの低配当だった、と考えられる。英女王の軌跡 と云うレースだったと考えられる。
わたくしが当初考えなかった マカヒキ だが、先週は連動合致位置にピタリ置かれ、そして同居のショウナンの馬だが、この勝負服の白と赤。実はこれが イングランド国旗 の模写だったと考えられ、先週の6枠は イングランド+幕引き と読める枠で、不似合いであると捉えるべきであった。離脱問題依然の英国だが、女王陛下の御意向は国民投票と必ずしも合致しないとされる。堂々、先頭の女王杯馬の行進で締め括られた。日本の競馬は世界に類例のない 枠文化 枠造型 なので、造型枠の意味。探る必要がある。女王杯馬降臨の直前、2つの別のメインで ショウナンタイガ ショウナンライズ イングランド旗が翻ったが、馬券サイン的には、直前の発射要素は基本的に本番で薄まり示唆。逆に直前レースで消えた人気はメインでは推し、浮上となるのは原則。逆に申せば、直前の結末で、メインの読み誤りを告げてくれるわけだが、飽くまで直前。事前には自分で判断するしかない。無論、わたくしとていつもそうしている。
贅言したが、今日さらにじっくり考え併せ、今週夏の開幕週の 週中情報 は、明日27日(木)午後、出走メンバー確定後、御登録各位様宛、御送付申し上げる。
御登録は
sir_delacroix@yahoo.co.jp まで
『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さいます様。秋の天皇賞辺りまで、中期御登録。かなりの御厚遇でお受けしている。御付き合い頂けます方はどうぞ。
さて今週、歓喜の〇〇決定で、無論ファンなら誰しも解かる、あの1頭のレース反映に決まっている。一方、なでしこ 女子W杯 オランダに阻まれた。
ひょっとして、ゼーヴィント頭の1頭と同じ シルクの馬 アーモンドアイ だが、トランプ時代を同盟国日本で映し出す目的で造型されているのかも知れない。