覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

区切り節目のダービー

2023年05月25日 08時41分05秒 | サイン競馬

 平成最後のダービー 2018年 第85回 ダービー わたくしの単勝1点、大勝負 

   8枠17番 ワグネリアン      福永祐一  友道康夫 厩舎   

     単 1250円    5番人気  優勝 

 2歳時に大物と評され、が、年明け3歳になってから 弥生賞 2着 皐月賞 1番人気 7着 と勝てず、人気を落としての 単 1250円 戴冠。福永最初のダービー、涙だった大歓声の中。

 無論、見事過ぎる演出だった。

 元号「平成」は、幕末頃、一度候補に挙がり、にされた元号候補であり、「昭和」の次、様々の模索、有識者、学者先生らの吟味、最終的には時の政権の判断だろうが、新憲法下の天皇崩御。未曽有の事態に際し、実際は誰もどうしたらよいのか、本当はよく分からず、大喪の礼も、新元号決定も当たり障りのない、旧態に倣いつつも新時代にそぐう形で何とか乗り切り、格好をつけたのだろうが、この「平成」もかつて候補に上り、まあ妥当と判断されたもので、その「平成」最後のダービー。

 この「平成」が候補になり没となった幕末、実際に採用されたのが「慶應」だった。その折、私塾を開いていた福澤諭吉は、これを期に名前を 慶應義塾 と命名する。

 この現在に至る慶應義塾大学の音楽サークル、代表格は男声合唱グループだが、これを ワグネルソサエティ と呼び、その団員を通称 ワグネリアン と呼ぶ。

 これで 平成最後 を刻印する為 福澤諭吉代理 福永祐一 ワグネリアン を平成最後のダービ馬とすることが決定された。125 明仁天皇(現 上皇陛下)の御代の最後なので 単 1250 とし、これが不自然にならないように、有力期待の2歳馬だったこの1頭、年明け 弥生賞 皐月賞 とも負け、人気を落とす格好で ダービー制覇。

 このシナリオを暴き、レース当日の情報で、この ワグネリアン 勝ちを申し上げた折、御登録各位様は驚かれたと思う。1番人気 ダノンプレミアム 6着

 翻って、2019年 令和最初のダービー。この年の初め。18年 全米オープンに続き、19年 全豪オープンをも制した 大坂なおみ 女子シングルス世界ランク1位に輝く。久しぶり、いや史上初のテニス界の日本人スーパースター誕生。テニスは現在の上皇様御夫妻の出会いのロイヤルスポーツでもあり、新時代の快挙。

 そして 令和元年 2019年 = イノシシ年 の 第86回 ダービー 比較的おめでたいレースかと思ったが、実は時代の変転、譲位による即位を刻印する大波乱 

    第86代 ダービー  1枠1番 ロジャーバローズ   熊広次 馬主 

      単 9310円   12番人気    枠連 1-4 

 126代 徳仁天皇 の初ダービー祝いは

    2002年 126回 天皇賞・秋   優勝  シンボリクリスエス 

       枠連 1-4    

 これを借りる格好の同じ枠連。シンボリ → シンボル(象徴天皇)の馬 もう見なくなってしまった皇室の代理馬主 メジロ この勝負服と見紛う、白と緑の図柄 バローズの馬 干支と同じ「猪」熊オーナー。そして 大坂めぐみ テニス界の新たなスーパースターの世界一を刻みつける男子テニス界史上最強とも評された ロジャー・フェデラー 写しの馬名。歴史的人気薄ダービー馬誕生だった。


 今年は 第90回 区切りのダービー で、6月号で区切りの歴代ダービー馬を特集する。

 今年 2023年 ダービー 一大テーマ、中心となるものは何なのか?どの馬がそれを担うため、かなり以前から準備されてきたのか。配当、ジョッキー、同居馬などの工夫は何なのか。

 今日午後2時過ぎ確定、発表の出馬表に語ってもらう。

 昨日 27000字 に及ぶ週中情報にて、わたくしの考え、探査はあらかたお話し申し上げた。これをじっくりお読みの上、出馬表を開き、見定めて頂ければ、結論、自ずと。
 

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    sir_delacroix@yahoo.co.jp   まで

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