昨日日曜 マイルCS当日情報 でもわたくしは次のレースを掲げ、御紹介申し上げた。憶えておられる方は少ないであろう、今春 桜花賞 当日の一般レースである。
2024年 4月7日(日) 阪神 6R
1着 1枠 1番 ウイニンググレイス 幸英明 河嶋宏樹
2着 8枠 9番 ジーニアスバローズ 岩田望来 辻野泰之
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中止 2枠 2番 アットアブラスト 和田竜二 小椋研介
取消 4枠 4番 グローバルブラッド 藤岡康太 藤岡健一
(10頭)
今回の マイルCS わたくしは遡る1年前の栄光 ナミュール 藤岡康太 騎手 代打で優勝。そしてこの春、レース中の事故で、遂に帰らなくなったこの 藤岡康太 絶対にテーマに置かれていると考えた。その結果辿り着いた1つがこれ。
実はこのレースの前日 阪神7R 競走中止 7枠10番 スウィートスカー 藤岡康太 がその悲劇のアクシデント。
翌日、通常落馬事故、負傷のジョッキーの馬は乗り替わるのが当然。事実この日、何鞍かは康太の代理、別の騎手乗り代わりで出走したが、何故かこのレースでは乗り替わり出走ではなく、取消となった。理解し難い。ひょっとして馬主が、絶対康太、でなければ出走しない、と主張したのか、或いは パパ藤岡健一 の判断か。が、全てを決めているのはJRA中枢。これをわたくしは作為と疑った。もう申すまでもなく、この 幻の藤岡康太出走 の2着馬
8枠 9番 ジーニアスバローズ 2着
8枠17番 エルトンバローズ マイルCS 7番人気 2着
これが作為、仕掛け。引いては向こうが発していたサインであり、読み取るべき正体だったのである。
康太最後の騎乗、事故にあったレースで 7枠10番 藤岡康太 中止 この 7枠 及び 8枠のバローズ で昨日のマイルCSは決まった。
また 8枠のバローズ 2着のレースの 枠連 1-8 もし、昨日 マイルCS 本命視し、ほぼ勝ちだろうと読んだ ソウルラッシュ この7枠が不発なら、この 1-8 になるかもとも思い、わたくしは昨日の情報で 押さえ 1-8 申し上げた。
ああいう結果になったが、人気の一角 2枠4番 ナミュール 私がこれを消した理由もまた、同様に康太。1週前、女王杯 同じ 高野友和 厩舎 スタニングローズ で勝った クリスチャン・デムーロ インタビューで、この馬も久しぶりのGⅠですが、と問われ「僕を待っててくれた」と日本語で答える。これもまた ナミュール 消し 材料。1週前、自分の力で勝ったとでも言わんばかりのコメント。去年 ナミュール 勝利は、康太の腕で乗り代わりで勝った、と云うのが康太追悼、故人を思う立場の筈。ナミュール もまた僕を待ってた、と云う結果になる訳が無し。
こうした傍証サインを後検討するのが我々のスタイルで、馬が強かった、展開がどうの、馬場状態がなどを考え続けていても勝ち組に変われるとは到底考えられない。
この 康太追悼 競馬ファンの一端の方にでも知って置いて頂きたい思い。わたくしも共有。
幻の康太ラスト騎乗 上記 取消位置 10頭立て 4番 = 14番 ウインマーベル 直線、外目から伸びて来てぎょっとしたことも事実。また 主役 ソウルラッシュ が抜け、最後 17番 エルトン 届くのか、ひやひやされたわたくしの読者の方も多かったろうが、これは向こうのゴール前盛り上げの演出者サイドの指示。康太取消位置は結局、人気薄大健闘で届かぬ3着まで。
こうした演出を組み立て、編むJRA中枢サイドの想いもまた、向こう=主催者側はくみ取って欲しい筈である。
正しくレース、競馬のロマンとは、人間ドラマ。
41ページ ルガル への言及は 11月号『優駿』巻末編集後記 にも記され、陣営が絶望せず、信じて努力した結果がこの秋最初のGⅠ勝利、と云う文脈は、昨日の 7度目のGⅠで初勝利 ソウルラッシュ も同じ。
今週 ジャパンカップ もまた、このサイン、人間ドラマ、世界と日本の葛藤、競馬国際親善などのからくりが読み取れるかどうか。
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