覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

静かな日曜日

2005年03月06日 14時05分17秒 | Weblog
 弥生賞のディープインパクト、このオッズでは最早見守るだけの見るレースである。これは、馬券が売れに売れているからではなく、これだけしか払い戻したくないからこれしかつけて来ないのである。恐らく馬券は売れまい。にもかかわらず、2番人気以下の「高配当」に眩むファンをあてに、そして何よりもこれで一層の世間の耳目を集めるカリスマ馬をつくり、それが一層の馬券、最終的には膨大な外れ馬券を一挙に売り上げてくれる将来の宿命を確固としたいがために、競馬会が挙行しているレースである。

 恐らく、もう最後かも知れない、3歳サンデー産駒による、記憶に残る静かな日曜日になるのではないか。

 余談を少し。勘三郎の岳父は成駒屋 中村芝翫という、最高の女形であり、橋之助 福助の実父で、競馬好きとして知られている。
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