覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

エッセイ賞グランプリ(一部再録)

2005年12月31日 09時05分32秒 | Weblog
 「優駿」11月号の、巻末近く、2005優駿エッセイ賞の受賞作品が発表されている。注目は、作品の内容などではなく(非礼深謝!)、受賞作のゼッケンである。




 グランプリ 「ウインズのある村」 式守漱子




 このゼッケン、及び出馬表は、10月号巻末にあり、紐解いてみればお分かりのように、全18作品という出馬表で、グランプリ作品は



 10 ウインズのある村



 ・・・・以上、わたくし自身の秋のある日の記事である。



 グランプリの意味。とは何か。競馬ファンならば、くどくどと申し上げるまでも無い。また、皆様も御同感であったのではと拝するが、この受賞者のお名前は、直ぐ角界の立行司を想起させなかったであろうか。



 立行司(たてぎょうじ)は、大相撲の行司における最高位の階級。かつては力士の横綱と同様に吉田司家の立行司免許を必要としたため行司の横綱に相当する。
 立行司は木村庄之助と式守伊之助の二人からなる。



 今年、朝青龍の、大鵬のみが達成した年間全6場所制覇と年間最多勝、の締めの九州場所千秋楽の大舞台を最後に、この2人だけの立行司の一人、31代目木村庄之助 が土俵を去り、舞台裏で、優勝を決めたばかりのこの大横綱は、待ち構えて庄之助に花束を手渡したものである。



 横綱と立行司。サラブレッド日本一有馬記念(グランプリ)は、優駿エッセイ賞のグランプリ



 10番 式守伊之助いや式守漱子 エッセイ賞グランプリ



 10番 ハーツクライ



だった。木村でなく式守をもってきた。が、示唆にはそれで納得がいく。紅白にもこの大横綱を差し置き、何故初の欧州出身大関 琴欧州 が出るのか個人的に理解に苦しむ点もあるが、好みからしても文句は無い。

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