みなさんこんにちは。
毎日厳しい寒さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
今年の冬は、各地で平年を超える大雪となり、通年では雪が積もらない地域でも積雪があると伺っています。去年に続き、慣れないことばかりで、大変な時代ではありますが、みんなでこの難局を乗り越えられたらと思っております。
さて、今回は実際に作業療法で紹介し、自宅で導入となった介護リフト「スマイル」について話したいと思います . . . 本文を読む
【嚥下障害(えんげしょうがい)とは?】
「嚥下障害」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
嚥下障害とは食べること、飲み込むことの障害のことで摂食・嚥下障害とも言われます。
たとえば…
・食べ物や飲み物を飲み込む時にむせる
・食べ物が喉にひっかかる気がする
・食べ物が口からこぼれる
・硬い食べ物が食べにくくなった
などといった症状が挙げられます。
【嚥下障害があるとどうなるのでしょう . . . 本文を読む
昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって、リハビリテーション医療においても様々な影響が出ています。
本稿を作成している4月中旬の段階で日本リハビリテーション医学会等のリハビリテーション関連学術団体から指針のようなものは発せられていませんが、各医療機関の実情に合わせてリハビリテーションを制限しているところ、可能な限り平常時と同様に行っているところ、様々です。
当院におい . . . 本文を読む
今日は筋萎縮性側索硬化症(ALS)と高次脳機能障害について、簡単にお話しようと思います。
まずALSと言えば、いわゆる運動神経だけが障害されることで手足や体幹、首回りなどあらゆる筋肉がやせ細り、力がなくなって最終的には寝たきりになってしまうという認識の方が多いと思います。
実際、教科書や参考書にもそのように書かれている本は多いですし、自分が国家試験を受けた時も認知症等高次脳機能障害は発症しないと . . . 本文を読む
日本が世界を代表する超高齢社会であることは言うまでもないことですが、そういった中、いわゆる「健康寿命」を伸ばすことが声高に言われるようになりました。
そしてその「健康寿命」を縮めてしまう危険性の高いものとして「サルコペニア」というものが近年注目されています。
先日自分が参加した秋季リハ医学会でも、サルコペニアをテーマにした講演が行われていました。
今回はそこで聞かせていただいた話を元にお話しさ . . . 本文を読む
先日,研修会で標記の話をしたこともあって,簡単にブログで抜粋しながらまとめてみます.
90分版をだいぶ簡略化して基礎的な話をさせていただくので,物足りない方もいると思いますが,お付き合いいただければ幸いです.
脳卒中に対するリハビリテーション(リハ)は,多くが従来からの経験則に基づいたものであるため,Evidence Based MedicineやScience Based Medicineに . . . 本文を読む
今日は当院でもよく使用されているカフアシストの使用方法や設定について、個人的な知見や経験を含めてお話していきたいと思います。
カフアシスト使用方法は「カフアシスト使用方法~在宅・事業所向け」をクリック
カフアシストは使用する患者さんも限定的で、存在は知っていても一般的にはなじみの薄い機械なのではないかと思われます。
そのため、導入するにしても医療制度上の位置づけはどうなっているのか?、どのよ . . . 本文を読む
【作業】とは:(スル)仕事。また、仕事をすること。特に、一定の目的と計画のもとに、身体または知能を使ってする仕事。-大辞泉より-
『人間にとって作業は水や食物と同じように必要なものである』-Dunton
こんにちは。平成30年も始まり、昨年一年を振り返りつつこのブログを書いていますがいろいろなことがありすぎてまとまらず・・・まとまりきれないあれやこれやが頭を悩ましています。そんな現実を . . . 本文を読む
国際福祉機器展(H.C.R. 2017)に行ってきました。
最近行っていなかったのですが、最新の福祉機器を見ることで、何か斬新な医療ニーズのアイデア(後述)が出ないかなと思い、足を運びました。
感想としては、そうですね…、残念ながら新たな医療ニーズのアイデアは出なかったのですが、最近の流行を感じました。
目立ったものは、センシング・モニタリング技術の日常生活場面での実用化でしょうか。
浸透するに . . . 本文を読む