7月下旬に科内で在宅酸素療法(Home Oxygen Therapy : HOT) についての勉強会を機器を取り扱っている業者の方に行っていただきました。
自身の療法士の経験としては新人の頃からHOT導入の患者さんを担当してきていますので、もう20年近く前の頃から馴染みではありますが、最近は実際に受け持つ場面がなくなってきているので、懐かしさとともに再勉強させていただきました。研修を開催してい . . . 本文を読む
こんにちは。
東埼玉病院勤務の言語聴覚士です。中高生を対象としたある調査で,言語聴覚士がなりたい職業第3位にランクインしたり、ドラマに言語聴覚士が登場したりと、なんとなくマイナーだった自分の仕事が段々と世の中に知られるようになり、うれしいやら、さびしいやら、複雑な気持ちです。
さて、今回は新人看護師・リハビリ職員向けに先日行った勉強会についてのお話をさせて頂きます。
当院では新入職の職員向けに病 . . . 本文を読む
病棟・リハビリテーション室合同でFIM勉強会を開催しました。
私たちリハビリテーション科では、患者さんの目標とする自立度や介助量軽減まで現時点でどこまで近づいているのか、逆にどのあたりを改善すればより効率的にゴールに近づくことができるのかを日々チームで繰り返し評価・議論しています。
その評価の「共通言語」としてFIM(Functional Independent . . . 本文を読む
こんにちは。
今回、リハビリ科カルテ記載について病棟にアンケートを収集し、必要情報を集め、勉強会としてリハビリ科に周知しました。
その内容について少しお話したいと思います。
通常、カルテ記載というのは公的かつ医学的記録であることを意識して、
客観的事実を第三者にわかりやすく簡潔に記述することが求められます。 . . . 本文を読む
皆さん、こんにちは。
今回は、前回の続き。
「移乗動作について ~ボディメカニクス的視点に基づく移乗動作~【実践編】」をお話しします。
はじめに、前回の【知識編】のおさらい。
「ボディメカニクス」とは、日本語では「身体力学」のことで、力学の原理を人の体に当てはめて考えることで、介護の労力を少なくするために、理に . . . 本文を読む
移乗動作について ~ボディメカニクス的視点に基づく移乗動作~【知識編】
みなさん、こんにちは。
患者さんやご家族の方に、ベッドから車いすなどに移っていただく際に、困ったことはありませんか?
「ボディメカニクス」を介護場面に活用することで、介護者の腰や身体的負担を減らすことができます。
ボディメカ . . . 本文を読む
自分の行ったリハビリテーションの振り返りということで、
1月に理学療法士部門内での症例発表を行いました。
症例発表をするにあたり、その患者さんの過去のカルテや自分のリハビリ記録、
経過などを改めて確認し、まとめる時間をつくることができました。
日々、リハビリテーションを行う上でその患者さんにとって何が最善のリハビリ
テ . . . 本文を読む
当院の今年度の現状を踏まえて、PTスタッフと協力して、結核と誤嚥性肺炎を取り上げました。
新型コロナウィルスの拡がりで、他の医療施設で引き受けられなかった結核患者が当院に入院する
ケースが増加したためです。
結核病棟に入院される患者の中には、高齢で低栄養、免疫力が落ちていて、すでに廃用症候群に
なっている方もいらっしゃいます。
リハビリテーションを進めるにあたり、誤嚥や嚥下障害も生じやす . . . 本文を読む
みなさんこんにちは。今日は院内講習会で毎年行われている、Basic Life Support(以下BLS)講習会について紹介します。BLSとは、心停止後に傷病者に対して、胸骨圧迫と人工呼吸で構成されるCPRやAEDを使用することで、自己心拍再開を目指した一時救命処置です。質の高い救命処置を行うためには、日ごろから学習や実践を想定したトレーニングが必要です。全職員が救命の連鎖とその中でのBLSの概 . . . 本文を読む
作業療法部門で「低周波治療器 IVES+:Integrated Volitional Control Stimulator® (以下 IVES)」について勉強会を行いました。IVESとは電極から随意筋電を検出して、検出した筋電量に比例した強度の電気刺激を標的の筋肉に与える装置のことです。写真では前腕に電極を貼り、手指や手関節の伸展を行う筋肉を標的としています。その他にも肩の運動や足の運動に関 . . . 本文を読む