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みなさんこんにちは。今日は院内講習会で毎年行われている、Basic Life Support(以下BLS)講習会について紹介します。BLSとは、心停止後に傷病者に対して、胸骨圧迫と人工呼吸で構成されるCPRやAEDを使用することで、自己心拍再開を目指した一時救命処置です。質の高い救命処置を行うためには、日ごろから学習や実践を想定したトレーニングが必要です。全職員が救命の連鎖とその中でのBLSの概念・重要性を知り、質の高いCPRの実践、AEDの使用ができることを目標に、当院では年に数回、事務職も含め全職員を対象にBLS講習会を開催しています。
講習会ではDVDによるBLSの一連の流れや質の高いCPR、AEDの操作方法を学び、その後、急変時を想定した実践演習を行いました。
講習会で学んだBLSの一連の流れや様子を写真でご紹介したいと思います。
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医療用BLSアルゴリズム
「JRC蘇生ガイドライン2015」, p.49.
医学書院, 2016
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実際の急変場面に遭遇した際は、焦ってしまい、何をしていいかわからなくなるかと思います。院外の場合は、発見者がいるのにBLSが行われず亡くなってしまうケースもあると聞いています。当院では患者さんの急変時に少しでも質の高い救命処置を行い、患者さんやご家族さんへ安心、安全に過ごしてもらえるよう職員一同研鑽を積んでいたいと思います。
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本ブログの掲載記事は,個人的な見解を含んでおり正確性を保証するものではなく,当院および当科の総意でもありません.引用や臨床実践等は各自の判断と責任において行うようお願いいたします。