自分の行ったリハビリテーションの振り返りということで、
1月に理学療法士部門内での症例発表を行いました。
症例発表をするにあたり、その患者さんの過去のカルテや自分のリハビリ記録、
経過などを改めて確認し、まとめる時間をつくることができました。
日々、リハビリテーションを行う上でその患者さんにとって何が最善のリハビリ
テーションなのか?と考えながら行っていますが、私が業務をしている長期療養型
病棟の患者さんは短期的に見るとリハビリテーションの成果が少し分かりづらい
ことが多いです。
自分の行ったリハビリテーションが患者さんの生活の為になっているのかと不安に
なることも多いですが、今回自分が担当する前からの長期的な経過を追っていく中で
以前に比べ肺炎を起こしてしまう回数や、薬剤を使用する回数が減っていることが
分かりました。
今回、症例発表を行って短期的な結果ばかりに注目するのではなく、長期的な結果にも
目を向けることが大切だということを実感しました。
また、先輩方からもたくさんのアドバイスをいただき今後のリバビリテーションの幅が
とても広がったように感じます。
このように自分の行っていることを一度文字に起こして、整理して考える機会を与えて
頂いたことに感謝します。
もうすぐ4月になり、私も理学療法士3年目に突入しようとしています。
これからも疑問や不安をそのままにせず、たくさん学んでそれをリハビリテーションに
活かしていきたいと思います。
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