●他の演奏を聞いたことがないが,1993録音のイタリア合奏団の
CDは音が綺麗でとてもすがすがしい。最近イタリア合奏団
ばかり聞いている。
1番から11番まで,長調・短調と互い違いになっている
(12番は長調)。
ちょっと切ない短調の曲に引かれるが,1番は勢いがありノリ
ノリ(表現が古い?)。ヴィヴァルディ34才で充実している
時期かな?
■奇妙・嬌態
ラ・ストラヴァガンツァ (伊語:La stravaganza)作品4は、
アントニオ・ヴィヴァルディが作曲した12曲から構成される
ヴァイオリン協奏曲集、およびその曲集のタイトルである。
タイトルの「ストラヴァガンツァ」は「奇妙・狂態」などを
意味する。
作品3の『調和の霊感』に続いて出版された一連の協奏曲集で、
作品4は主に独奏ヴァイオリンが活躍し、高度な演奏技術を要求
されるものとして知られる。
出版は1712年から1713年にかけて(1714年頃とも)、アム
ステルダムの出版社、エティエンヌ・ロジェ社より。なお、
ヴィヴァルディは出版の際にトラブルを避けるため、弟子で
行政司法官のヴィットール・デルフィーノに後援を頼んで出版
した。曲集の献呈はデルフィーノになされている。
■この時期、基本的に音楽院の音楽教師という立場にいながら、
作曲家としてのヴィヴァルディの名はヨーロッパ中に広がり
始めていた。これは、生命力のほとばしりを感じさせる瑞々
しい曲想のみならず、合奏協奏曲から更に進んだ独奏協奏曲の
スタイルを確立していったためと考えられる。
同時代のドイツ人音楽家ヨハン・ゼバスティアン・バッハも
少なくとも筆写譜の形でヴィヴァルディの楽譜を入手していた。
各地で公演されたオペラも次第に彼の名を高めて行った。
(ウィキペディアより)