昔のおぼろげな記憶の中に、何かの本で子供の頃に目にした、ヒゲ面の男が風呂から飛び出してくイラストが残っていて、あの人の名前は誰だったかが、しばらく前から気になっていたのですが、今朝、バイクで通勤の途中、めでたく思い出しました。あの人はアルキメデスですね。風呂から飛び出すアルキメデスのイラストには吹き出しで"Eureka!(わかった!)"という吹き出しが付いていた事まで思い出して、正に自分も"Eureka!"と叫びたい気分でありました。これが何の本だったのか思い出せれば完璧だったのですが、そこまでは無理なようです。
それにしても、あのイラストを書いた方はどうして子供向けの本にわざわざ"Eureka"という文字を入れたのか興味が湧く所ですが、とりあえず私の記憶に刷り込まれている所を見ると、ちゃんとその目的は達成されているのでしょう。
この事がしばらく前から気になっていたきっかけは"不都合な真実"。私は映画を見ていないのでゴア氏の主張と張り合うなどという大それた事を目論んでいるのではなく、もっと単純な話で、マスコミがこぞって"不都合な真実"の紹介を取り上げる際に"北極や南極の氷がとけ出して海水面が上昇する"という話が持ち出された事に対して、"北極"部分に反応したわけです。たしか、北極の氷はとけても海水面は上昇しないのではなかったでしょうか。氷を入れたコップに水を一杯張って、実験してみた記憶もあります。そして、この原理をあてはめると、南極についても大陸上の氷がとける事が問題なのであって、南極圏で海上にある氷山については同じ原理があてはまるはずですね。そして、注目されていませんでしたが、北極南極だけでなく、チョモランマなどの高山にある万年雪や、氷河などは陸上の氷ですから、とけだすと海水面上昇に繋がるはずです。
映画の内容をよくずに映画の内容とは離れた所で、早とちりで報道されたのか、"不都合な真実"そのものが何らかの情報操作の意思をもって公開され、それにマスコミが便乗したものなのかも興味が湧く部分ですが、"不都合な真実"自体との関係は別として、テレビという強力なメディアを通じて、こういう誤った情報を混入して情報がたれ流されるのは"納豆ダイエット"などより大きな問題ではないかと思います。
地球環境が大きく変化している事はまちがいない事実だと感じます。そして、それに対してできる事というのを"真剣"に考えなければならないのではないでしょうか。ここにいいかげんな事、適当な事が織り込まれている事で、本当の問題点が見えなくなっていくのではないかと不安です。例えば北極か南極かどちらかだけ氷が解けるのを防ぐ技術が開発されたとしたら、どちらを選ぶべきかといった岐路に立たされたときに誤った情報が混入しているおかげで迷う事になりかねません。子供向けの本(しかも昔の)にも書かれている程度の事を間違って伝達するような行為は結局、いかに環境問題に関心が無いかという事を証明しているように思えますし、それがあまり問題視もされないのもやはり、いろいろ言ってるけれど皆、環境には真剣に興味があるわけではないのだとも感ます。
世の中にはいろいろな問題があります。その中で最も恐しいと感じるのは、社会問題を声高に唱えて、実際にはそんな問題の解決よりも、自己の利益を追求しようとする人々が随分居る事です。環境問題の話題に乗っかっての視聴率の獲得だけにしか実際には興味のないマスコミ、災害対策を訴えながら補助金獲得と寄付金集めだけが興味の対象の団体、社会福祉問題を声高に訴えながら、よく話を聞いてみると、実はそこにビジネスチャンスを探しているだけの起業家などなど。そしてそういう所から流れて来る混沌とした情報が問題の本質を余計見づらいものにしていると感じるのです。
それにしても、あのイラストを書いた方はどうして子供向けの本にわざわざ"Eureka"という文字を入れたのか興味が湧く所ですが、とりあえず私の記憶に刷り込まれている所を見ると、ちゃんとその目的は達成されているのでしょう。
この事がしばらく前から気になっていたきっかけは"不都合な真実"。私は映画を見ていないのでゴア氏の主張と張り合うなどという大それた事を目論んでいるのではなく、もっと単純な話で、マスコミがこぞって"不都合な真実"の紹介を取り上げる際に"北極や南極の氷がとけ出して海水面が上昇する"という話が持ち出された事に対して、"北極"部分に反応したわけです。たしか、北極の氷はとけても海水面は上昇しないのではなかったでしょうか。氷を入れたコップに水を一杯張って、実験してみた記憶もあります。そして、この原理をあてはめると、南極についても大陸上の氷がとける事が問題なのであって、南極圏で海上にある氷山については同じ原理があてはまるはずですね。そして、注目されていませんでしたが、北極南極だけでなく、チョモランマなどの高山にある万年雪や、氷河などは陸上の氷ですから、とけだすと海水面上昇に繋がるはずです。
映画の内容をよくずに映画の内容とは離れた所で、早とちりで報道されたのか、"不都合な真実"そのものが何らかの情報操作の意思をもって公開され、それにマスコミが便乗したものなのかも興味が湧く部分ですが、"不都合な真実"自体との関係は別として、テレビという強力なメディアを通じて、こういう誤った情報を混入して情報がたれ流されるのは"納豆ダイエット"などより大きな問題ではないかと思います。
地球環境が大きく変化している事はまちがいない事実だと感じます。そして、それに対してできる事というのを"真剣"に考えなければならないのではないでしょうか。ここにいいかげんな事、適当な事が織り込まれている事で、本当の問題点が見えなくなっていくのではないかと不安です。例えば北極か南極かどちらかだけ氷が解けるのを防ぐ技術が開発されたとしたら、どちらを選ぶべきかといった岐路に立たされたときに誤った情報が混入しているおかげで迷う事になりかねません。子供向けの本(しかも昔の)にも書かれている程度の事を間違って伝達するような行為は結局、いかに環境問題に関心が無いかという事を証明しているように思えますし、それがあまり問題視もされないのもやはり、いろいろ言ってるけれど皆、環境には真剣に興味があるわけではないのだとも感ます。
世の中にはいろいろな問題があります。その中で最も恐しいと感じるのは、社会問題を声高に唱えて、実際にはそんな問題の解決よりも、自己の利益を追求しようとする人々が随分居る事です。環境問題の話題に乗っかっての視聴率の獲得だけにしか実際には興味のないマスコミ、災害対策を訴えながら補助金獲得と寄付金集めだけが興味の対象の団体、社会福祉問題を声高に訴えながら、よく話を聞いてみると、実はそこにビジネスチャンスを探しているだけの起業家などなど。そしてそういう所から流れて来る混沌とした情報が問題の本質を余計見づらいものにしていると感じるのです。
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