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11月23日
チェンマイでは本日、大きなお祭り、ロイクラトーンの本番が行われます。灯篭流しと熱気球で有名なこのお祭りは日本からこれを目的としたツアーが出るほどのメジャーなお祭り。ところが我々は今日チェンマイを離れます。
荷造りを済ませてコーヒーを飲んでいたら、ゲストハウスのKEIさんが”買い物に行くから留守番お願いできる?”との事。”30分だけ”と多分守られない約束をして待っていたのですが、ありがたいことに約束は守られて、おまけに朝食用にパトンコー(タイの揚げパン)を買ってきてくれました。パトンコーをごちそうになっているとユーガさんが通りかかったので今日出かけることを告げ、金曜日の再開を約して我々は出発。
11月とはいえ、チェンマイでも”暑い”と感じる気温です。ただし空気がとても乾燥していて走行していると風が涼しくて気持ちよいのです。
チェンマイの市街地を抜けてしばらくすると峠越えの山道が始まります。非力な100ccのカブは時々セカンドまでシフトダウンを強いられます。標高が上がるにしたがって気温も下がり、時々温度の低い空気の層を通過する時は”寒い”と感じるほどです。今日のコースはルート全体の中でも移動距離が長く、標高の変化も激しいので体に感じる気温も多彩です。
70km/h程度の速度をキープするように意識しながら走り続けること2時間弱。いつも立ち寄るメカチャンの温泉で足湯につかり、12時前には昼食。ここでは第1回以来、恒例の第1日目の昼食場所となっているシップティチャイさんのレストランに立ち寄ります。
ほとんど英語を解さないここの人たちはなぜかいつもとても我々を歓迎してくれます。最近ではテクノロジーの進化のたまもの。タブレットPCを使い、翻訳機能でコミュニケーションを試みてくれるのですが、タイ語->日本語はまだまだ意味不明な翻訳になることも多いのです。
昼食は注文したカオマンカイ(チキンライス)の他に、お隣のお店のソムタム(パパイヤサラダ)やカレー2種も運ばれてきて満腹。
旅先では分岐点に悪魔が潜んでいることがままあります。魂と引き換えにブルースギターの超絶テクニックを与えてくれるクロスロードの悪魔と違い、旅人には何となく予定と違ったところへ行ってみたくなる誘惑を囁きかけてきます。
この日、悪魔は旧友の姿をして現れました。奥さんの出身地が”パヤオ”だという話をきっかけに話が発展。パヤオを経由して1号線でチェンライヘ向かうという新しいルートへの誘惑です。
走行距離にして80kmほど追加になります。スピードで時間を稼ぐことのできない100ccのバイク。しかも初日のルートは普通に行ってもチェンライ到着は夕方になることも多いのでかなり慎重にならざるを得ません。ただ、今回はいつもと違い人数が少ない分身軽です。パヤオで1号線に出た後は道も良いでしょうから80km/hをキープする事もできると考えて計算してみますが、それでもギリギリのイメージです。お客様には”遅くなったらワットルンクンを飛ばします”と告げて新ルートに挑戦することにしました。
地図でパヤオへの道をチェック。借りたタブレットでパヤオの町中の地図イメージを大雑把に記憶に刻んで少し急いで出発します。峠には展望台があり、なぜか恐竜の像があるのですがタイ語の説明しかないので意味は不明。
たどり着いたパヤオの湖は日の光をキラキラと美しく反射していて”来てみて良かった”と思える風景。特に滋賀県出身の私には湖畔の風景は何か懐かしい印象でもありました。
湖岸の屋台でタイ式のコーヒー”カフェロン”を注文して一休み。チェンマイのように英語は通じません。同じ屋台にいた宝くじ売りのおばさんが”どこから来たの?”と聞くので”日本から。”と答えたついでに”あなたは?”と聞いてみたら”マーチャ クワン”と。その時、意味が分からなくて、”クワンは何?”と聞いたのですが、笑って答えてくれませんでした。
パヤオ湖を離れてしばらく走って気がつきました。パヤオ湖=クワン パヤオ。つまり”湖から来た”と冗談で返してくれたようでした。
何とか時間があったのでワットルンクン(ルンクン寺)へ立ち寄ってみたのですが入場時間は終わっていて、外から見学。残りの行程を急ぎます。
チェンライの宿も第1回から不変のYa Houseですが、毎年室内を改装していて最近はツインの部屋が増えたので使いやすくなりました。
シャワーを浴びた後はいつものようにナイトバザールで3リットルのビールをゆったり飲みながら夕食をとり、少しだけいかがわしいエリアでもう少し飲んでから宿へ帰って眠りについたのでありました。
チェンマイでは本日、大きなお祭り、ロイクラトーンの本番が行われます。灯篭流しと熱気球で有名なこのお祭りは日本からこれを目的としたツアーが出るほどのメジャーなお祭り。ところが我々は今日チェンマイを離れます。
荷造りを済ませてコーヒーを飲んでいたら、ゲストハウスのKEIさんが”買い物に行くから留守番お願いできる?”との事。”30分だけ”と多分守られない約束をして待っていたのですが、ありがたいことに約束は守られて、おまけに朝食用にパトンコー(タイの揚げパン)を買ってきてくれました。パトンコーをごちそうになっているとユーガさんが通りかかったので今日出かけることを告げ、金曜日の再開を約して我々は出発。
11月とはいえ、チェンマイでも”暑い”と感じる気温です。ただし空気がとても乾燥していて走行していると風が涼しくて気持ちよいのです。
チェンマイの市街地を抜けてしばらくすると峠越えの山道が始まります。非力な100ccのカブは時々セカンドまでシフトダウンを強いられます。標高が上がるにしたがって気温も下がり、時々温度の低い空気の層を通過する時は”寒い”と感じるほどです。今日のコースはルート全体の中でも移動距離が長く、標高の変化も激しいので体に感じる気温も多彩です。
70km/h程度の速度をキープするように意識しながら走り続けること2時間弱。いつも立ち寄るメカチャンの温泉で足湯につかり、12時前には昼食。ここでは第1回以来、恒例の第1日目の昼食場所となっているシップティチャイさんのレストランに立ち寄ります。
ほとんど英語を解さないここの人たちはなぜかいつもとても我々を歓迎してくれます。最近ではテクノロジーの進化のたまもの。タブレットPCを使い、翻訳機能でコミュニケーションを試みてくれるのですが、タイ語->日本語はまだまだ意味不明な翻訳になることも多いのです。
昼食は注文したカオマンカイ(チキンライス)の他に、お隣のお店のソムタム(パパイヤサラダ)やカレー2種も運ばれてきて満腹。
旅先では分岐点に悪魔が潜んでいることがままあります。魂と引き換えにブルースギターの超絶テクニックを与えてくれるクロスロードの悪魔と違い、旅人には何となく予定と違ったところへ行ってみたくなる誘惑を囁きかけてきます。
この日、悪魔は旧友の姿をして現れました。奥さんの出身地が”パヤオ”だという話をきっかけに話が発展。パヤオを経由して1号線でチェンライヘ向かうという新しいルートへの誘惑です。
走行距離にして80kmほど追加になります。スピードで時間を稼ぐことのできない100ccのバイク。しかも初日のルートは普通に行ってもチェンライ到着は夕方になることも多いのでかなり慎重にならざるを得ません。ただ、今回はいつもと違い人数が少ない分身軽です。パヤオで1号線に出た後は道も良いでしょうから80km/hをキープする事もできると考えて計算してみますが、それでもギリギリのイメージです。お客様には”遅くなったらワットルンクンを飛ばします”と告げて新ルートに挑戦することにしました。
地図でパヤオへの道をチェック。借りたタブレットでパヤオの町中の地図イメージを大雑把に記憶に刻んで少し急いで出発します。峠には展望台があり、なぜか恐竜の像があるのですがタイ語の説明しかないので意味は不明。
たどり着いたパヤオの湖は日の光をキラキラと美しく反射していて”来てみて良かった”と思える風景。特に滋賀県出身の私には湖畔の風景は何か懐かしい印象でもありました。
湖岸の屋台でタイ式のコーヒー”カフェロン”を注文して一休み。チェンマイのように英語は通じません。同じ屋台にいた宝くじ売りのおばさんが”どこから来たの?”と聞くので”日本から。”と答えたついでに”あなたは?”と聞いてみたら”マーチャ クワン”と。その時、意味が分からなくて、”クワンは何?”と聞いたのですが、笑って答えてくれませんでした。
パヤオ湖を離れてしばらく走って気がつきました。パヤオ湖=クワン パヤオ。つまり”湖から来た”と冗談で返してくれたようでした。
何とか時間があったのでワットルンクン(ルンクン寺)へ立ち寄ってみたのですが入場時間は終わっていて、外から見学。残りの行程を急ぎます。
チェンライの宿も第1回から不変のYa Houseですが、毎年室内を改装していて最近はツインの部屋が増えたので使いやすくなりました。
シャワーを浴びた後はいつものようにナイトバザールで3リットルのビールをゆったり飲みながら夕食をとり、少しだけいかがわしいエリアでもう少し飲んでから宿へ帰って眠りについたのでありました。
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