昨日は、湖北スペシャル体験ツアーでした。
私は、Aコースで参加者の皆さんと米原駅から出発。
まずは、米原市日光寺の「やまんばの森」へ。
放置された森や手入れされた森、ナラ枯れなどのお話を実際に森に入りながら聞き、森林体験。切り倒された木々を2mの長さにのこぎりでカットしていきます。
昨日までの雪から日差しの差し込む森で、皆さん汗をかきながら木を切ります。この作業が森を良くしていくんだなぁと思いながらも、切る作業がこんなに大変なのかとも口々に声に出ます。
作業の後は、やまんばの会さんの石釜を使った特性ピザやパンにお汁でお昼ご飯。持参したお弁当はほとんど食べずに、ピザの味に「うまい!」が連続でした。
「自分たちがやりたいことをやる」というやまんばの会さんの考え、それが森作りにつながることをお腹でも理解できました。
次に訪問したのは、長浜市浅井町の「特別養護老人ホーム福良荘」さん。
入所されている方や認知症についてお話を伺い、おじいさん、おばあさんとの交流タイム。お話を伺っている時は緊張していた参加者の方々の顔が、おじいさん、おばあさんと手を握り話をしていると、ほぐれてきます。短い時間でしたが、歌や体操をしながら交流を行えました。
人生の先輩のおじいさん、おばあさんと手を握りながらお話をさせてもらえ、私たちの方が元気をもらえたような機会でした。
3つ目は、長浜市社会福祉協議会浅井支所での体験でした。
折り紙サークルさんや絵手紙サークルさんに、手ほどきを受けながら、自由に作品づくり。それぞれのサークルさんは、単なるお楽しみサークルではなく、独居老人の方への声掛けや小学校での指導など、社会を支える活動をしておられます。
また、中国からの皆さんに水餃子づくりを習い、また美味しい体験。スープに浮かぶ柔らかな皮につつまれた肉汁いっぱいの水餃子。今日はお腹が常にいっぱいでした。
最後は、長浜駅出発のBグループと合流して、それぞれの体験からのふりかえりを行いました。様々な出会いや体験、活動されている団体さんの熱い言葉に、参加者の方々は今日から活かしていこうとする元気があふれていました。
1日の体験を支えて下さった皆様に感謝、感謝です。