小学校の理科の教科書(大日本図書)に、こんなマークを見つけました!
左は「ESD(イー・エス・ディー)」マーク。教科書には、「地球の未来について考えよう」と書かれていました。右は、自然の大切さについて考えようという内容についているマーク。
ESDというのは、Education for Sustainable Developmentの略で、日本語では「持続可能な開発のための教育」という意味です。世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった色々な問題があります。これを自分の問題として考え、身近なところから取り組み(think globally, act locally)、持続可能な社会を作っていこうという学習や活動です。(文部科学省ホームページより)
つまり、「地球全体のことを考えて、どうしたらみんながいつまでも住みやすく暮すことができる地球にできるか考え、行動しよう!」という学習や活動です。今年から新しくなった教科書に、このマークがのっていることにとてもうれしく思いました。色々な所についていますので、マークを見つけてみてくださいね。
「持続可能な社会を作る」ということでは、最近こんなマークも良く見かけるようになりました。
きれいな色とりどりのマークなので、どこかで見かけた人もいると思います。このマークのバッジを持っているお家の人もいるかもしれません。
SDGs(エスディージーズ)というのは、私たちは2030年までにこんな世界にしていきたいという世界共通の17の目標で、「貧困(お金がない)」「教育」「きれいな水や海」「安心していつまでも使えるエネルギー」「自然」「平和」などの問題をみんなで解決しようというものです。
教科書にのっているESDは、SDGsの目標を実現するためのとても重要な教育です。いま地球上にはたくさんの問題がありますが、みなさんが色々なことを勉強して、これらの問題を解決していく力になってほしいなと心から願っています
SDGsについて書かれた「子ども向けのパンフレット」
セーブ・ザ・チルドレンが発行している「私たちが目指す世界」(子どものための「持続可能な開発目標(SDGs)」)
とても分かりやすいのでオススメです。よかったら読んでみてくださいね。(浅羽)
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