江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

江戸小物細工 「2階建ての家」

2010年01月07日 | 江戸小物細工 Selections
          「ついたて」に使った「あやめ?かきつばた?」の絵を見つけた時には嬉しくなりました。
          とても上質な包装紙のほんの一部に小さく花の絵があったのを利用しました。

          ふすまに書かれた字は「夏目漱石」の書で、
          床の間の絵は雪舟の絵を使いました。

          こういうところをどうしようか? と考えるのもまた楽しいところです。

江戸小物細工 「二階建ての家」

2010年01月05日 | 江戸小物細工 Selections
          今までに作ってきた全作品の中で最も難しくて時間がかかった作品です。
          出来上がったときには、この作品だけはもう二度と作りたくないと思ってしまいました。
         
          出入口の戸6枚、雨戸13枚、ふすま4枚、障子が17枚入っています。
          一応すべてが開閉できるように作ってあります。
          
          家の内部はまた次に載せたいと思っています。
          作品の大きさはたて、よこ、25センチ 高さ15センチです。