江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

いのち、「生と死のはざまで」…2

2010年04月26日 | 江戸小物細工 Selections
        今日で倒れてからちょうど1か月が経ち、午前中に主人と消防署へお礼のご挨拶に行って来ました。
        
        ちょうど私を運んでくださった救急隊長様が出て来てくださって、「よかった、良かった!」ととても喜んでくださり、
        私はほんとうに有り難く心からお礼を申し上げる事が出来てやっとほっとする事が出来ました。
        
        今から思えば1週間以上前から右肩に石が乗っているような異常なまでの肩こりに悩まされていましたし、
        前日の夜には右胸にほんの微かな違和感を感じていましたが、ずっと健康が当たり前のように過ごしてきた私は
        身体が発していた危険信号に気づくこともなく大事に至ってしまいました。
        
        記者の方のように「臨死体験」こそしませんでしたが、家族の深い深い愛と願いが祈りとなって、
        私の”いのち”を救ってくれたのだと思っています。

        救急隊員の方々の適切で素早い対応と、病院の先生方の懸命な治療のお陰で助けられた命を大切にして
        これからの日々を過ごしていきたいと思っています。

いのち、「生と死のはざま」で…1

2010年04月25日 | 江戸小物細工 Selections
        私は「読売新聞」の編集手帳を読むのを楽しみにしているのですが、
        今朝(25日)の記事には少なからず驚き釘づけになってしまいました。
        心筋梗塞の発作で倒れ、死の淵から生還されたという写真部記者の方の事が書かれていました。

        多分同じころに私も全く同じ体験をしてこの記者の方と同じく幸運にも命拾いをしました。
        
        3月26日朝、私は普通に食事をし、パソコン教室に行きましたが30分もしないうちに気分が悪くなって冷や汗が吹き出してきました。
        家まで送っていただきすぐに医院に行ってレントゲン、心電図を撮りましたが異状なしとの事で帰ってきました。
        
        そのまま休んでいましたが夕方には我慢できなくて再び医院に行くために立ち上がったところで崩れるように倒れてしまいました。
        すぐに救急車が到着し、ただちに市立病院が受け入れてくれた事は全くの幸運と言うほかありませんでした。

        後から聞いた事ですが、心筋梗塞で救急車で運ばれた人の3分の1は病院に着く前に亡くなるそうです。
        そして私の家族は手術前に助かる見込みは2割と告げられたそうです。

        主人と息子は涙ぐみ二人の孫は不安げなまなざしで見送る中を一人しっかりとせざるを得なかった娘は
        気ぜわしげに入院手続きをしてくれていました。
        
        そして私だけが事の重大さも知らぬままに手術室へと入って行きました。

「相撲部屋」

2010年04月23日 | 江戸小物細工 Selections
 
         この作品が完成して間もなく体調を崩してしまいました。

         やっとblogをupする気力が出てきたでしょうか??
         
         5月15日(土)からの「作品展」ではこの作品を含め、
         20年間の集大成の意味を込めて、生徒の方々の作品と共に
         100点近くの作品を展示させていただく予定です。

         多くの皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。