30日に【御神渡り】(おみわたり)が確認されたと、ニュースやラジオで
話題が持ち切りのこの頃。
そーいえば、信州に住んでいるのに実際に御神渡りを見たことのなかった私。
・・・と、いうことで、見てまいりました。
【御神渡り】とは、諏訪湖の湖面を覆う氷に亀裂が入って隆起する神秘的な
現象です。氷結した諏訪湖の氷が、気温の寒暖差で膨張と収縮を繰り返し
ながらせりあがり、これが繰り返されて御神渡りの姿となるのです。
いくつか確認されたと聞いていましたが、いちばんはっきりしていそうな
小坂観音から下諏訪町側に向かって走る御神渡りを見ようと、小坂観音付近
の湖岸に車を止め、湖面を見ながら探してみると・・・。
湖面は、いちおう全面結氷している感じ。
もしかして…これ? うーん、せり上がってないから違うな。
じゃ、これかな。。。 せり上がってたのが溶けちゃったとか…。
でも、「約25センチの隆起を確認した。」とか何とかニュースで聞いた
ような気もするし、もっと向こうかな~なんて思いながら歩いて行くと…
あった!!
おぉ! 小さいけどせり上がってるし♪
御神渡りは「神の通り道」と言い伝えられていて、諏訪大社上社(諏訪市)
の男神が下社(下諏訪町)の女神の元へ通った道なんですって。
昔テレビで観たようなダイナミックな御神渡りではなかったけど、満足満足。
明日には拝観式があって、湖上から作況などを占うそうです。