eggshell

eggさんの心に響いたことや思ったこと、作ったものなどを並べています。

6月のパン教室

2008-06-21 22:28:46 | Weblog
今日のパン教室はいろいろあって慌ただしかったぁ~。

それでもパンは無事に焼けました。


● レザンレザン ●
サルタナレーズンとカレンツレーズンがたっぷり入った
フランスパン生地系のパン。



粉量:レーズン量=5:4 というレーズンの量なのです。これは多い!!
先生曰く「レーズンが嫌いな人には地獄よね♪」
私は普通に食べられるので大丈夫~。
そそ、パンの上にクープという切り込みが入っているのですが、今回の
クープは、『人』の字を5文字縦に並べた…その名も『ヒトヒトカット』。
ネーミングがかわいい~。



このパンはワインに合うようです。
・・・が、私は下戸なので わかりまっしぇ~ん。



珈琲にも紅茶にも…緑茶にだって合うからいいもーん。

こんな贅沢なパン、頻繁に焼きたいとこだけど、我が家はガスオーブンじゃ
ないから、蒸気焼成は無理なのです。 残念。
電気オーブンで普通に焼いたら、フランスパンっぽさが低減するみたい。
ま、それでもいいかな・・・。



● ジューシー・オレンジ ● 



1つのパンの中に、アーモンドクリームのフィリングと、コアントローで
香りづけした甘夏が10房もゴロゴロっと入っています。



カットしてみると・・・



こんな感じに甘夏ゴロゴロ。



これは焼きたてをいただくよりも、冷めてからいただくのが美味しいパンですね。



そして今日のお菓子は
● 卯の花 ● 
葛入りのういろう生地でみどり餡を包んだ1品。



上にふりかけたつぶつぶは『桜美人粉』って言うんですって。
どこが桜でどこが美人なのか聞くのを忘れました。



つぶつぶの名前の由来が気になって気になってしかたありません。




再発

2008-06-19 09:49:40 | Weblog
先月、名古屋市博物館で『【小袖】江戸のオートクチュール 』展を見てから、
私の中で刺繍熱が再発・・・の兆しアリアリ。



和の生地に和模様の刺繍が施されている小袖の数々に、心奪われてしまった私。
早速和のモチーフ図案集をゲットして思いを駆せているのですがーーーーっ。

しかーし。。。。。

新たな刺繍にとりかかる前にしなくてはならないことがありまして。。。



それは、10年間も放置したままの作品の仕上げなのでした。



35パターンの刺繍をし、それをパッチワークにしたところまではできて
いるのですが、そこから先のキルティング作業に入るところでストップ。



調子に乗って刺繍のパターンを増やしてしまったので、シングルベッド用の
ベッドカバーのはずがダブルベッド用の大きさになってしまい・・・



仕上げても使い道が~。。。なんて考えているうちに10年も放置して
しまったわけでございますの。 おほほ。



刺繍って、無心になって作業できるから好きなんです。



でも、好きなことばかりしていたらダメだから、ちゃんとこれを仕上げてから
次の刺繍に取りかかろっかなー。



なーんて、大人な意志を心に・・・



イヤイヤ作業を始める私なのです。



頑張れ!! 次の作品が待ってるよ!!



たぶん・・・ね。



出番を待っている刺繍糸の為にも、張りきりますか♪




チース

2008-06-16 23:10:57 | Weblog
あの“いまどきの子”のあいさつの「ち~~~っす」じゃなくて
お花の【チース】でございましてよ。



毎年この時期になると、A.I.ちゃんがこの花をそりゃも~大量に送ってくれる。
A.I.ちゃんとお母様が心を込めて育てた見事なチース。
今年は彩りも豊富で、8色もありました。
ドライフラワーになるから、花束やリースなどにして翌年まで楽しめちゃうの。
今年はどんな形で楽しもうかな?



折角収穫したてを送っていただいたので、アレンジしてお世話になっている
方々にもお裾分け。



A.I.ちゃん、いつもいつもありがとう♪

彼女の育てる花々は、彼女のようにいつも美しいのです。


《中庭》お披露目食事会

2008-06-15 21:54:08 | Weblog
伯母に誘われて、『かたくら諏訪湖ホテル』の【中庭お披露目食事会】に
参加してきました。



玄関ロビーから中庭を挟んで、数寄屋造りの“菊の間”と昭和初期の建築の
“迎賓館”が眺められるのですが、その両建築に合う中庭として和の庭が
作庭されたのです。



植栽を極力控え、枯山水で空間を表現しているお庭。



そんな中で咲く「ヤマボウシ」は、その花の美しさをより強調されているよう
にも感じられました。



平安時代から伝わるという枯山水。
砂が水を表現する、この「見立てる文化」を堪能しつつ、お食事も楽しんで
来ました。


その後、サンリツ服部美術館に移動。
今、アメリカのミネアポリス美術館の秘蔵コレクションの浮世絵が、
約130点も公開されているんです。
鳥居清信、鈴木春信、勝川春章、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、
歌川広重などビッグネームの浮世絵の名品を間近で見ることができるなんて
滅多にないことなので、ちょっとドキドキでした。


画を見たあとには美術館のティールームで諏訪湖を眺めながらお茶。
ほぉ~っと一息。
ここからの眺めも好きだなぁ。

オープンガーデン

2008-06-13 20:43:50 | Weblog
陶芸のギャラリーのお庭が、今度の日曜日だけ公開されるということ
だったので、ひと足早くお庭をみせていただきました。



バラが中心なのですが、その数たるや90種。
流石に見応えがあります。



花は大好きなのですが、数年前までバラには全く興味がなかった私。



その魅力がやっと解るようになってきました。



花屋に並ぶバラよりも、断然庭に咲くバラが美しいですよね。



蕾も、散りゆく姿さえも趣があって、それぞれにそれぞれの美しさがある。



花に対して、葉の色も様々なんだなぁ~。



オープンガーデンの当日には、きっと賑わうこの庭を、一人で堪能する
という、贅沢なひとときでした。

湿原

2008-06-06 23:43:59 | Weblog
松本での用事が、思いの外早く終わったので、帰り道を
ビーナスラインコースにしてみました。

霧ケ峰高原の春は始まったばかり。



ちょっと七島八島湿原を眺めることに。



歩道をてくてく歩く。





人のまばらな湿原は、水の音に風の音、カエルや鳥の声が
心地よく響いていて、そこにほんの少しの間身を置くだけで
気持ちがすぅ~っとなるんです。





タンポポとスミレだけしか咲いてないなぁ~なんて思ってたら、
こんなにかわいい花も咲き始めていました。



満開になったらスゴイかも。 また来ようー。



少し移動して、車山のヒュッテでお茶。
雲の陰の流れる様をしばし目で追って…。

霧ケ峰をあとにしよう・・・と思いきや。

ずっと気になっていたお寺を探しに行ってしまいました。
小学校3年生の時、ガールスカウトで霧ケ峰に行った時、
不思議な寺院の前庭でお弁当を食べた記憶があって、
そのお寺は小さな頃に読んだシャムの国を舞台にした絵本の
挿し絵に出てくる寺院に似ていて・・・。
大体あの辺かなぁ~って感覚はあったので、勘を頼りに
進んでみると、すんなり発見できたのでした。



記憶の中では荘厳なお寺だったんだけど。。。この通りの老朽化ぶり。
由来書の石碑によると、このお寺の名前は【昭和寺】。
1970年の大阪万博でラオスのパビリオンだった建物を移築したもの
なのだそうです。
38年も前の大阪万博のパビリオンが現存しているだなんて~!!
もぅ、びっくりですよね。
戦没者の慰霊の為に建てられたとのことで、年1度「全戦没者慰霊祭」
を行っているようです。
きれいに修復できる日が来るのかしら?

少しだけ御賽銭を奮発して帰ってきました。

ほうば巻

2008-06-01 22:21:12 | Weblog
駒ケ根市にてのクライアントとの打ち合わせが早めに終わったので、
ちょっと寄り道して帰ることに。
伊那市から権兵衛トンネルを抜けると、そこはもう木曽。
そこから更に少し名古屋方面に車を走らせると、木曽福島に辿り着きます。

何が目的で?・・・といいますと、



この「ほうば巻」を買う為なのでした。
5月末から7月中旬まで、各菓子店の店頭に並ぶ「ほうば巻」は、
木曽地方独特のお菓子です。(木曽漆器にのせてみました)



朴の木の生葉で、餡の入ったお餅を包み、蒸されています。
朴の葉は、一房に5~7枚の葉がつくのですが、その房のままに
仕上げられているところも面白いですよね。





極々素朴なお味です。
来週の土日は【ほお葉祭り2008】が開かれるようなので、きっと
賑わうことでしょう。

そそ、木曽福島(福島宿)は、中山道のほぼ中間に位置するんですって。
今回「ほうば巻」を購入したのは街道沿いの商店街にある『田ぐち』。
この商店街の裏にまわると木曽川があるのですが、そこにはこんな風景も。



崖に這うようにして建つこの家々を、《崖家造り》といいます。
正面(商店街側)からみると平家や2階建てなのに、裏に回ると3階建てに。
他の場所では5~6階程にもなっている家もあるようです。
木曽川に沿ってできた、平地がとっても少ない谷間の町なので、このように
土地を利用して造られたようです。
こういう感じ、風情があって好きです。