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地震のその後

2011-03-16 21:04:27 | 日記
皆さまご無事でしょうか
地震から5日経ちました
私が住んでる地域も激しい揺れがあり
我が家は部屋の中が足の踏み場も無い状態でした
幸いにも家族はばらばらでしたが全員無事でした
その後テレビではもっともっと被害の大きかった地域の映像が流され
驚きと供に自分の地域はこの程度で被害が小さいことに気が付きました
私が地域を設定していなかった事でかえってご心配をおかけしました
私が住んでる県は福島県です
地震だけでも大変だったのに
現在は原発問題で慌ただしくなっています
屋外退避勧告が出されている地域の方は県の中央である当地にゾクゾクと避難しています
屋内退避の地域の人々も不安感で自主的に避難する車で
ますます道路が渋滞しています
地震だけでも大変なのに原発問題が絡むとは想像もしていませんでした

私の友人の両親は津波被害を受けた太平洋側に行っていました。
毎年冬の間比較的温暖な地方である長男宅で春まで過ごしています
地震以降両親と連絡が取れなくなり4日間探し回っていました。
5日目の午後にようやくある避難所にいることが分かり
友人は自宅に連れ帰りたい一心で車を飛ばしたそうです。
ところがその避難所は原発から半径20~30k地点で
屋内退避の地域でした。
夜になって友人がようやく到着したものの外部の者は入れなかったそうで
連れ帰るどころか無事な姿も見られないまま引き返すしかなかったのです
すぐそばまで行って引き返さなければならなかった彼女の気持ちを思うと
こちらまで苦しくなります
原発問題がなければ無事を喜び合うことができていたはずです


原発に関してはきょうも進展がないまま友人はまだ両親に会えていません。
地元のテレビでは避難してきた人たちがスクリーニングを受けている姿が流れます。
現実の事かと目を疑いたくなります。
この地さえも危ないと思った人達は県外へ脱出しているようです
逃げるにもガソリンさえ無いのに…
福島空港からの臨時便は満席です

長女はまじめに、チケットが取れたら東京まで逃げてくれるかと言う始末
人一倍臆病な次女は地震だけでも心配かけたのに
原発問題の情報に怖くなり自分の元に来てくれと言ってきました
片付けもまだ中途半端、夫を置いて逃げ出すわけには行きません
それよりも正確な情報がないまま恐怖だけで県外脱出する人たちがいる現実に驚愕です
地震を経験して、何故か変に落ち着いてなるようにしかならないと覚悟ができました
当地は明日から新聞配達用のガソリンも切れ配達ができなくなるようです
情報としては大切な新聞ですが
今朝の見出しの「超高濃度放射能が拡散」には
逃げ出したくなる気持ちも分かるような気がします
窓を閉め切って、外にはなるべく出ない生活がいつまで続くことか

この度の地震で皆さまにご心配頂きありがとうございました
今は自分の無事をお知らせして、大変な被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます
コメント (5)
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