中野笑理子のブログ

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瓢貧歌 攝州歌

2019年08月11日 | 日記
昨日の一心寺へのお参りの帰り道、神戸まで足を伸ばしてエキストラ珈琲さんのドリップパックを買いに行ったのですが残念なことに本店はお休み。
しかし三宮の東急ハンズに出店していると知り、兵庫駅から三宮へ戻って無事買い物ができました。

その後は少し早目の夕食に大人の居酒屋へ寄って帰りました。
灘の銘酒が揃ったこの店、燗でも冷やでもその銘柄の一合瓶で出てきてその場で栓を開けてくれます。
剣菱の瓶に瓢貧歌という文字と漢文が印刷されていたのですが透明なガラス瓶でよく読めず、空にした瓶をテーブルに倒して読んでいたら、ご丁寧にお店の人が「良かったらどうぞ」とその歌を印刷した紙を見せてくれました。






瓢貧歌は江戸時代後期の思想家であり政治家でもあった藤田東湖が、幽閉中に剣菱を飲んで作ったものでありました。

そしてもう一枚見せて下さった、頼山陽の攝州歌。



美味しいお酒と肴とともに、楽しい勉強が出来ました。
どちらの歌も酒好きならではの素朴な気持ちが表れていて、昔も今も酒飲みの考えることは一緒なんだなぁと可笑しく楽しい気分になったのでした。
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