中野笑理子のブログ

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雨の中の黒ちゃん

2020年07月25日 | 日記

スーパーに買い物へ出たときは小雨でしたが店を出るとかなり降っておりまして、まさかこんな日はいないだろうと思いながら帰ると、橋の木陰で雨宿りをしている黒ちゃんがいました。

最近カリカリの食いつきが悪く、ちゅ~るばかりでは栄養が偏ると思ってスーパーで金カップまぐろを買っていて正解でした。



雨の中で金カップまぐろを食べる黒ちゃん。

カップは回収して持ち帰えらないといけないので、傘を差しかけて食べ終えるのを待っていると、幼稚園の解体の警備員のおじさんが険しい顔でやって来て「何をやってるんだッ(怒)」と言うので、かくかくしかじか食べ終えるのを待ってます、と答えました。

すると警備員のおじさん、猫のエサの空き缶やパウチを周辺に大量に捨てられて困っている、夜の間にフェンスの下からカリカリや缶詰の中身を放り込んで、朝来たら蟻がたかっているのを俺が掃除しているのだ、と切々と訴えるのです。

黒ちゃんやサビちゃんにエサをあげる知り合いの猫仲間さんや私も普段、食べ残しや容器の後片づけだけでなく置きっぱなしの空き缶も持って帰って捨てています。

ただひとりだけ深夜にやって来る高齢女性の方がおり、何度注意してもエサも容器も置きっぱなしにしていくのです。

黒ちゃんの食べ終えたカップと置きっぱなしにされていた空き缶を回収しながらそのことをおじさんに話していると、ちょうど猫仲間のお姉さんが通りかかり加勢してくれて、警備員のおじさんはようやく理解してくれました。

お姉さんが行ってしまった後におじさんに幼稚園の池の蓮や金魚のことを訊いていると、黒ちゃんが突然ニャーニャーと大きな声で鳴きながら走って来ておじさんと私の間に割って入ってニャオニャオと抗議のように鳴き続けます。

金魚は無事に他所へ移されて、蓮の花は現場内の水槽で保管中と聞いて安心し、大丈夫だよ、ケンカしているんじゃないよ、と言い聞かせて鳴くのはやめたものの、私の足元から動かずおじさんに険しい目を向ける黒ちゃんに根負けして現場に戻ったおじさんでした。

今日はもう寝床に帰ろっか、と黒ちゃんに傘を差しかけて歩き出すとピッタリ横にくっついて黒ちゃんも歩きだし、寝床までの約200メートル程をワンコの散歩のように相合い傘で一緒に帰りました。



無事に寝床近くに到着した黒ちゃん。

くれぐれも工事現場には近づかないようにね。


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