新・節約ランニング生活

2023年に引越してきました。ランニングで資金を貯め、それをベースに大会参加します。当面の目標は「古希サブ4」です。

51年前の函館の思い出

2023-04-07 21:04:46 | 北海道
4月7日(金) 曇りのち雨

あと80日で函館マラソンですな。通過したことは数知れずあれども、駅の外にほとんど出たことのない私にとっては未知であり楽しみでもあります。

函館の思い出として、高校の修学旅行のときに4~5時間滞在した(というか足止めを食った)思い出を書いておきます。

高校の修学旅行は、札幌を発ち、東京~名古屋~伊賀~鈴鹿~京都と回って、最後に日本海周りの寝台特急で帰ってくるという強行軍でした。清水寺とか大原三千院もよく覚えてはいますが、一番印象に残ったのは伊賀の忍者屋敷です。あのからくり構造には度肝を抜かれて、将来は自分もこんな家に住みたいものだと思いました(アホですな)。

まあ順調に旅程をこなしたのですが、最後に落とし穴が待っていました。京都から乗った寝台列車(多分特急日本海だと思う)が、折からの荒天によって遅れに遅れたのですな。そんなこととはつゆ知らずに翌日を迎えたのですが、乗り継ぐはずの青函連絡船には当然間に合わず、それ以降の旅程がガタガタになってしまったのです。

とりあえず遅い連絡船で函館に渡ったものの乗るべき特急はすでにない時刻でした(あったのに全員分の予約ができなかった可能性もありますが)。乗れるのは夜行急行しかありませんので、生徒約200名と引率の先生の分を予約し直したのだと思います。でも、発車時刻までかなり時間があります。

すでに暗くなっているため自由行動にするわけにもいかず、かといって駅構内には大人数を待機させる場所もないため、困った先生方は近くの宴会場(座敷)を借りたのです。そこに生徒を全て座らせて、2時間待てとの指令です。

だだっ広い宴会場ですが、飲食の提供はないので、生徒たちは思い思いに時間をつぶしました。私のグループは、誰かがお土産で買ったけん玉を延々とやっていました。私はけん玉が得意で仲間内では一番うまかったためそのことを覚えている次第です。

ようやく夜行列車(多分急行すずらんだと思う)の発車時刻が近づき、駅に戻って列車に乗り込みました。寝台ではないのでひどく寝にくかったはずですが若かったせいか疲れた記憶はないです。

こうして札幌には翌日の早朝に到着しました。一日遅れの帰還なので、各家庭には前日に電話連絡、電話のない家庭(そういう家が普通にあった)には電報が打たれたそうです。

家に帰りついたその頃、世間では、高松塚で鮮やかな壁画が発見されたと騒いでいたので、ひも解くと1972年3月末のことだとわかります。51年も前ですな…

これが私の記憶する高校時代の函館滞在記です。何もない宴会場でけん玉をしていただけですが。

ということで、今までまともに観光したことがないので、今回の函館マラソンではしっかり見聞を広めたいと思います。そのため、今は前泊しか予約していませんが、後泊も考え始めています。

******

今日午後から雨との予報だったため、午前中に12kmだけ走っておきました。案の定、午後からは大雨。

今日からヤクルト-阪神戦ですが、阪神の先発が青柳なので雨が降るのは確実なのでした。これはプロ野球ファンにしかわからないネタですけど。

ラン資金     +12747円
月間走行距離    85km
年間走行距離    1072km
コメント
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