5月2日(木) 晴れ
歌手の太田裕美が脳腫瘍の治療のため今年一杯治療に専念するとのニュースが流れていました。特にファンだったわけではないですが(私は岩崎宏美のファンです)、生まれ年と学年が一緒(私は彼女より誕生日が約6週間遅いだけ)ということもあって親近感を感じておりました。
代表曲はご存じのように「木綿のハンカチーフ」ですが、私の一推しは「振り向けばイエスタデイ」です。この曲中の歌詞「…今でも時々夢を見るんだ、白紙の答案睨んでる夢…」の部分がこの年になっても心に残っております。
私も同じような夢を一年に一度は見ます。「テストが始まったのに問題の意味が全くわからず何も書けない」というやつです。
これには伏線があります。実話ですが、当時は謄写版でテスト問題を刷るのですが、高校の定期テストで私に配られた問題用紙が印刷ミスで非常に読みにくかったのです。読めないことはないので、必死こいてまず問題を解読してから解答するのですが、このペースだととても時間が足りないのです。もう真っ青ですわ。
今なら「これ、印刷ミスで読めません」と先生に言うでしょうけど、当時は(今も?)シャイで純真な人間だったわけで、読めないことはないのに読めませんと断言するのは潔くないと感じたのでした。
焦りましたね。もう今回は赤点覚悟と思ったときに奇跡が起きました。同じような印刷ミスの問題用紙を配られた生徒がもう一人いたのです。その子は私よりも勇気があって、途中で「先生、この用紙の印刷が悪いので取り換えてもらえますか」と申し出たのですな。
渡りに船とはまさにこのこと、その子が取り換えてもらうときに、思い切って「僕のも印刷が変です」と言ってみたのです。取り換えてくれましたね。これで無事テストを切り抜けることができました。
これがあるので、今でも「テスト中に全く問題を理解できなくて焦る」という夢を見るのでしょうが、「振り向けばイエスタデイ」の歌詞を覚えているために、いつまでも忘れないのかもしれません。
太田裕美さん、元気になってまた美声をお聴かせください。
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今日は昨日からの雨も上がって、願ってもないような好天、しかも気温低めでした。うれしいですな。
いつもの14kmをキロ6分7秒くらいのルンルン気分で走りました。新緑がまぶしかったです。
ラン資金 -53218円
月間走行距離 14km
年間走行距離 1245km