新・節約ランニング生活

2023年に引越してきました。ランニングで資金を貯め、それをベースに大会参加します。当面の目標は「古希サブ4」です。

BLUE RIVER MARATHONハーフ完走記-その1

2023-02-27 22:03:06 | マラソン大会
2月27日(月) 晴れ

では、今日からBLUE RIVER MARATHONハーフの完走記を2日に分けて書きます。まずは家を出てから10km地点まで。

***完走記-その1***

2月25日の土曜日、ハーフマラソンのスタート時間が11時と遅いため早起きせずに済んだ。多摩川にかかる二子橋付近での大会参加は2度目で、前回は藤沢から小田急線を利用したのだが、今回はJR利用とした。これは、コレクションしていたオレンジカードを処理するためである。

JR北海道の大赤字を解消するために、北海道に行くたびにオレンジカードを購入して集めたのだが、年金生活者になった今、それを取り崩して生活費に充てるという苦肉の策なのだ。

JR鎌倉駅利用だと8時過ぎに家を出て江ノ電に乗れば間に合うのだが、江ノ電の電車賃節約のため鎌倉駅まで歩くことにして8時少し前に出発した。鎌倉駅08:45発の横須賀線乗車を目標に歩いたが、なるべく1本前に間に合わせるため小走りで向かい結果的に08:37発に間に合った。

武蔵小杉で長い通路を歩いて南武線に乗り換え。土曜というのにかなり混んでいた。44年前、就職して東京に出たときに武蔵新城にあった会社の寮に入ったので、南武線のこの辺りには思い出が詰まっている。

武蔵小杉から3駅目の武蔵溝ノ口で下車して東急線に乗り換えたが、ここで問題発生。

下車予定の二子新地駅には急行が止まらないため各停に乗る必要がある。そこで、表示板を確認して急行に対してホームの反対側に止まっている電車に乗ったのだが、これが各停のはずなのに二子新地駅を通過して二子玉川まで行ってしまったのだ。各停なのに止まらない駅もあるのか、それとも各停ではなかったのか今でも謎だが、とにかく乗り越してしまった。

慌てて階段を上り下りして下り線に乗車して何とか二子新地到着。時間に余裕を見ていたので助かった。駅を出て多摩川河川敷を歩いて会場に着いたのが10時頃。受付に並んでゼッケンなどを受け取った。参加賞Tシャツを不要として節約コースにしたのだが、スポンサー提供の高級マスクはもらえた。

近くの原っぱに敷かれたブルーシートの上で、上着やズボンを脱いでランウェア姿になり、シューズもハイペリオン・テンポに履き替えた。時間があるためアップを兼ねて駐車場の横にあるトイレまで往復して「小」問題解決。

10時半頃からコース説明などが始まったが、「単純往復コース」をハーフの場合4往復なので、間違えようがない。どうも約21.1kmを4等分した約5.3kmが1往復のようだ。キロポストも1km毎にあり、ストレスなく走れそうである。

また、小規模大会には珍しく、キロ3分半~キロ6分まで30秒毎にペースメーカーもいて、それぞれ紹介されていた。風船は付けていなかったがゼッケンに「4:30」などと書かれていた。

スタート地点への招集がかかったが、大規模大会のような割込みなどもなくユルユルである。タイム順にペースメーカーが並んでいるので、自分の目標タイムに合わせてその横に並べばよいのである。私は4:30の方の横に並んだ。

天候は晴れ、気温は約10℃だが北風が強く風速5m以上はありそう。ウェアは、上は半袖Tと長袖Tの2枚重ねで風対策、下はひざ上タイツとふくらはぎサポーターである。キャップは縁起のよい「初音ミク色」のランキャップにした。また、貴重品携行のため小さなランポーチを腰に巻いた。

左腕にはセイコースーパーランナーズとともに黄色い紐を巻いたが、これには説明を要する。水曜日に不慮の事故で死んだ文鳥のブンちゃんは独り身なのに巣作りが好きで、特に白や黄色の紐を集めていた。私は崎陽軒シウマイ弁当をときどき買ってくるのだが、ブンちゃんはその黄色い紐が特に好きでせっせと集めて巣材にしていた。

今回はブンちゃん追悼ランの位置づけのため、巣からシウマイ弁当の紐を30cmほどもらってミサンガのように腕に巻き、時計を見るたびにブンちゃんを偲ぶことにしたのだ。

さてスタート時刻の11時も迫ってきた。相変わらず集団はユルユル状態で緊張感もないままスタートが切られた。私はロスタイム1秒でスタート、周りのペースに合わせて走り始めた。

とりあえずキロ4:30のペースメーカーから少しだけ遅れるペースを狙った。今日の目標タイムが98分なのでキロ4分38秒で行けばいいのだから。

周囲は早くもばらけてしまい、ストレスなく走れるのが小規模大会のメリットである。なお、ハーフの出場者は242名、そのうち男子212名、男子60歳以上16名(以上、記録証の記載より)とのことだ。

多摩川のグラウンドでは少年野球、サッカー、ラグビーなどの試合や練習が行われていて、少年野球のコーチをやっていた昔を思い出してそれを見ながら走るのも楽しい。順調に距離を踏んで2km地点で時計を見ると9分ちょうどだった。少し速過ぎるがこれは追い風のせいである。途中から無舗装の路面になったが、走るには全く問題はなかった。しばらく行くと折り返したトップランナーがキロ3:30のペースメーカーと並んで戻ってきた。速いですな。こちらの3周がトップの4周のタイムに近いので周回遅れにされるのではと少しビビった。

さて、当方も折り返し地点を通過。ある程度予想はしていたのだが、途端に向かい風の試練である。天気予報で北風と言っていたので東西に流れる多摩川では横風となるのを期待していたのだが、やはり外れてしまった。川は東西と言っても北西から東南に流れ、風も北というより西北からなのだ。どうしようもない。

向い風の中を耐えながら走る。適当な風よけランナーはいないかと探すが、そもそも小規模大会なので、周りにランナーは少ない。ペースの合う女性ランナーが前にいたのだが、後ろに付くと危ないストーカージジィに間違われかねないため遠慮した。

5kmを通過してタイムを見ると23分23秒であった。やはり向かい風の影響でペースダウンしている。目標98分のためにはキロ3秒は上げたいところである。1周目を終えて折り返しを通過。追い風に変わったことにホッとした。

2周目に多少は挽回したいのだが、追い風に浮かれてペースアップするとあとでツケが回るため大幅には上げられない。ほんの少しだけペースアップを試みたが、1km毎に計る限りたいして上がってこなかった。1周目のペースを維持するイメージで進むのがやっとである。

2周目の往路を終わってまたまた向い風の復路である。と、ここで、私を追い抜いていったのが体格のいい男性ランナーだった。これは後ろに付くしかないと遠慮なく風除けに使わせてもらった。

もっともそれほどピタリと付けるわけにもいかないのでどれほどの風除け効果があったのかは疑問である。まあ、気分的なものか。このランナー、ペースも安定しているので、2周目の復路はほぼタンデム走行となった。ありがたや。

2周目の終盤に10km地点があるがそこで時計を押すと47分01秒であった。あれれ、1周目よりも遅くなってしまった。風除けランナーに合わせたせいであり仕方ないのだが、このまま行くと20kmは94分、残り約1.1kmに5分はかかるので目標98分に対し1分ほどオーバーとなってしまう。2周目にして早くも黄信号点滅であった。

***つづく***

今日はいつもの周回を12km走りました。明日は2月最終日、13km走れば合格ということで。

ラン資金     +24307円
月間走行距離    267km
年間走行距離    630km
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