【2月23日(木)】
某チケ竜に座席未定でほぼ定価で出てたのをポチっとなしといた「ビューティフルサンデイ」チケットが届く。
うっそー、まっじー、C列センターっっっ!!!
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映美ちゃんと松竹座二月花形歌舞伎でした。
二月は、染五郎、愛之助、獅童の、男前祭り~♪
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夜の部の演目は、
「
「
の二本立て。
例によって例の如く、予習せずに行きました。
「義経千本桜」について知ってたことといえば、
浄瑠璃で「義経千本桜」を段づつ分けっこして語るとき、
一番上手い人が「すし屋」を担当するということくらい。
(情報元:落語「猫の忠信」)
「義経」といえば「源義経」、
2005年の大河ドラマでタキオさんがタイトルロールを演じ、
今年の大河ドラマ「平清盛」では神木隆之介が扮している、
源頼朝の弟で、平家討伐の大功労者でありながら、追われて非業の死を遂げる武将。
なので、時代は12世紀末なのだが、
染五郎扮するすし屋の使用人が実は平維盛と判明するまで、
まさか12世紀の話と思わずに観ていた。
そうかー、
だからすし屋のすし桶が手桶くらいの深さの桶だったのかー。
あれに入っているすしは、後世に発明された酢飯を握ったにぎり寿司ではなく、当時の馴れすしだったのかー。
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「研辰の討たれ」。
幕が開くと、お城の中。
城勤めの方々の控え室。
染五郎扮する研辰は城勤めのひとりなのだが、
同僚たちに一々せちがい、みなからとても嫌われている嫌われ者。
うざい。
うざいが、可愛げもある。
そして言うことはよくよく聞けば一々筋が通っていないこともない。
ないが、うざい。
ええもん?
わるもん?
首を捻っていると、
次の幕で研辰、自分をいじめていた上司をいきなり闇討ち。
そして、闇討ちされた上司の遺児、愛之助と獅童の兄弟に仇と追われることになる。
研辰が宿をとった旅籠、
たまたま敵討ちの兄弟もその同じ宿にやってきたあとのドタバタ、最高♪
追いつ追われつすること三年、
ついに研辰、兄弟に追いつかれて捕まってしまう。
うつむき状態で兄弟にそれぞれ腕を引っ張られ、階段ひきずりおろされるとこ、大技だったわー。
で、観念するしかないところ、研辰は観念しない。
「死ぬのはいやだよおお」とごててごててごて倒す。
身体技術と身体ポテンシャルの限りを尽くしてごて倒す。
いや、渾身のいちびりっぷりでした、染五郎♪
最後も見事だった。
あれ、あのまま見逃されてたら、あれほどの余韻はなかったと思う。
研辰のあまりの命汚さ、往生際の悪さに、一度は仇討ちを諦めた兄弟が、なぜやっぱり研辰を討つことにしたのか、
その説明が一切ないのも見事だった。
幕が降りたあと、
拍手がぜんぜんおさまらず、
再び幕が開いてカーテンコール。
歌舞伎で初めて観たわ、カーテンコール。
このときもう、「染さまーっ!」と叫びたくて叫びたくてたまらず、
でも「染さまーっ!」って叫んではいけなかったはずだと思い出し、
「高麗屋~」。
歌舞伎でコールするのは生まれて初めてだったので、
この場所で「濱っちゃーんっ!」と叫んでいるときとは全然違う蚊の鳴くような声しか出ませんでしたが。
ああ、カーテンコールのときの染さまには、思う存分キャーキャー言いたかったわーーー。
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なーな(映美ちゃんの叔母さん)の遠征みやげの日向夏と日向夏クッキーを、
映美ちゃんから頂戴した。
美味しかった♪
そしてこの日の松竹座前には。
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関Jr.春コンのポスターも♪
ところで染さまですが、昨日ひさびさに更新されたご自身のブログによると、
すでに退院され、ご自宅でご療養中の模様です。
来年の一月か二月には松竹座にいらしてくださいましね~♪
って、おっさん、昨日放映の「勇者ヨシヒコと魔王の城」傑作選観ながらブログ書いとったんかいっ!