3月3日
ひな祭りだったか
でなく、創業70年だったか
その内私が社長をやっていたのは18年位か
殆ど初代社長が築いた事
創業70年と言っても
鋳物屋さんも同業者も同じ位かそれ以上
。。。。。。。。。
子供の頃は住み込みの従業員も居たし
よく取引先と家で集まって飲んでいた
麻雀もやっていたし
子供心に煩いと思っていた
段々外で取引先と飲むように成って来た
きっとレベルアップしたのかな??
。。。。。。。。。。
先代の木型屋が築いた共栄会
団結感が強く
私から見たら特殊な会だった
昔は20人位集まって居た様な
今は4・5名位
ライバルと言うより仲間の集まりと言う感じ
「取引先に良い様に扱われない様に」
お互いの情報交換
取引先のテリトリーも決まっていた
それを見た私は
競い合わないだけに技術の進歩が??
何時か本州企業が来たら荒らされると思っていた
現実にそうなっていますが
ただ、今もその流れで仲間意識の強い会です
。。。。。。
沢山書きたい事はあるけど
省略して、先代のやり方は取引先、同業者は仲間と言う感じでやって来ている
段々歳と共にその大切さを感じて来ている
。。。。。。。。。
先代が亡くなって、私がやり始めた時は
ベテラン従業員が給料の事で辞めて
ピンチに
金の切れ目は縁の切れ目
そう言う会社は不安定極まりないという事
従業員の数を増やそうと失敗でピンチ
この辺も省略するけど
従業員は家族を築けないと不安定な会社に成る
今は無理に増やさないと決めていて
そう言うチャンスが来るまで我慢です
ただ出合いは常に求めてる
これが私が社長やって来て痛い思いをしながら
勉強して来た結論です
相手の気持ちに成る
社長従業員でなく人間として支え合う
。。。。。。。。
私が社長をやった時
先代の社長の机から出て来たのが
新聞の記事に出ていた「光造形」の切り抜き
今でいうと3Dプリンター
こんな事に興味が有ったのか
何て愚かな社長だろうと思った
アナログしかやりようがない
適わない夢
そんな事出来ないよ!!
地道に手で作って何とか
で、今気が付くと5軸の大型マシン???
そして3次元測定器を使って仕事??
馬鹿なの私の方だったか
先なんて誰にも予想が付かない
。。。。。。。。
全てはお客さんが私を動かしている
色々な事を求められてる内に
これが有ればもっと能率的に
そう、今のままではコストが掛かり過ぎる
もっと安く出来ないか
それは将来その仕事の可能性が無くなるという事
お客さんの夢も叶えれなくなる
折角の面白い話なのに
自社に対するお客さんの要求に敏感でなくては
次はこうなるだろう?
人の後を追いかけてはすでに遅い
先にやる、これも現状から見た勉強した事です
兎に角会社が加速度的に変化してる気がする
。。。。。。。。。
お客さんが会社を変えている
遠藤木型