演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

24/07/16 国立演芸場寄席七月前半(紀尾井小ホール)

2024-07-16 | 芸協定席見ブんログ

《落語芸術協会真打昇進襲名披露公演》

玉川わ太・・・『転失気』
太福門下のわ太さん。
「浪曲師ですが、今日は曲師がいないので落語を」と『転失気』に入りました。
何より声がいいですね。浪曲を聞いてみたくなる声です。

雷門音助・・・『黄金の大黒』

三遊亭萬橘・・・『代書屋』
「なぜ呼ばれたのか?」と首をかしげる萬橘師匠


 宮田 陽 ・・・「中国」

桂歌助・・・『都々逸親子』

桂幸丸・・・『幸丸流 吉田茂伝』

《お仲入り》

 真打昇進披露口上
《宮治(進行)・萬橘・雨花・歌助・幸丸》


桂宮治・・・『たらちね』

もっと寄席に出て欲しいねぇ

 東京ボーイズ ・・・「謎かけ小唄(ロバーツ監督・とにかく明るい安村・やす子・球児好児・U工事・坂野・ナイツ)~ラブユー~東京長崎は今日も雨だった~中ノ島ブルース」

 真打昇進

春雨や風子改め
雲龍亭雨花・・・『芝浜』

顔マネをいくつか披露したあと、「魚屋の辰五郎」という言葉が出て・・・

 


24/07/13 板橋名人寄席(板橋文化会館 大ホール)

2024-07-13 | 講談会・落語会

桂しゅう治・・・『雑俳』
前座さんの「雑俳」はウケないと客席が冷え込むことがありますが、しゅう治さんはしっかりと温めました。

柳家小太郎・・・『家見舞』
しゅう治さんが使ったネタを取り込んだり、地元ネタをはさんだりした楽しい一席。

林家つる子・・・『スライダー課長』
野球ネタの新作落語って新鮮! それにしてもつる子さんの高座って体に力が入ってますね。こったり疲れたりしないのかな?と心配になります。

林家たい平・・・『猫の災難』
飲むほどに酔っていくたい平師匠。 こぼした酒をすする仕草は、緋毛氈を舐めているのでは?と思うほどでした。

《仲入り》

 東京ボーイズ ・・・「なぞかけ問答(ロバーツ監督~とにかく明るい安村~やす子~青空球児・好児~U字工事~ダンディ坂野~ナイツ~加山雄三~中森明菜~美空ひばり~マイケル・ジャクソン~川中美幸)~ロック・サンバ・ライオン・アニキ~海のうた~天国のうた~よせばいいのに~中ノ島ブルース」

神田松鯉・・・『水戸黄門記 出世の高松』 板橋区に住んで相当な期間になるとおっしゃる松鯉先生。

東京ボーイズだよ


24/07/12 第121回 七人の侍(お江戸両国亭)

2024-07-12 | 講談会・落語会

桂枝太郎・・・『青菜』

瀧川鯉橋・・・『里帰り』

三遊亭鳳志・・・『棒鱈』

《お仲入り》

瀧川鯉朝・・・『すたんどさん』

三遊亭藍馬・・・『一眼国/なすとかぼちゃ{踊り}』

三遊亭楽生・・・『阿武松』


手紙無筆???・・・某園芸店にて

2024-07-09 | お知らせ・その他


江戸東京博物館 リニューアル 進捗状況

2024-06-28 | お知らせ・その他

6月26日現在

いずれも清澄通り反対側から写す


24/06/27 広小路亭講談会(お江戸上野広小路亭)

2024-06-28 | 講談協会
前夜の『ホワイト可龍』の休憩時に、広小路亭の2階事務所で予約を入れておいて大正解
木戸で「本日は予約で満席です」
えっ!?何で???
2階の靴ロッカーの空きを探すのに一苦労しました。
平日昼の講談定席なのに・・・
日本講談協会ではなく、講談協会の定席なのに・・・
3階に上がると「琴人」というメクリの前座さんの高座中。
琴人さんの高座後に後方の座席に着座できました。

神田おりびあ・・・『』
内容を失念しました。

一龍斎貞奈・・・『黒田節の由来』
福島正則と母里太兵衛のやり取り。
貞奈さんは初見ですが、カワイイし、明るいし、楽しい!
評判通りの方ですね。

神田あおい・・・『一枚絵の女 難波屋おきた』
「どこかで聞いたことあるな?」と思ったら、4月13日の「れきはく講談」で聴いたネタでした。

宝井一凛・・・『毒婦 雷お新』
このお新さんは、一凛さんいわく「今日の女性出演者全てが束になってもかなわない美人盗賊」だそうです。

《仲入り》

一龍斎貞鏡・・・『紺屋高尾』
翌日の東日本橋の薬研堀講談会に行くつもりだったのに・・・まさかのネタ出しかぶり

神田山緑・・・『清水次郎長外伝 お民の度胸』
やっぱりこのネタは一凛さんで聴きたいよなぁ。

場内は前後期高齢者だらけ。
まさに佃煮状態。

24/06/26 ホワイト可龍(お江戸上野広小路亭)

2024-06-28 | 芸協定席見ブんログ

桂しゅう治・・・『手紙無筆』
小文治門下のしゅう治さん。言葉もハッキリしていて、元気があって良いですね。

神田鯉花・・・『出世の馬揃え』
鯉花さんの講談は先日のラジオ深夜便で、『柳沢昇進録 釆女の巻』を聞きましたが、高座を拝見するのは初めて。
先週の真打ち競演で松鯉先生の『出世の馬揃え』に続いて、師弟で同じ読み物を聞くことができました。
先日の林家鉄平師匠も私も鯉花さんも牡羊座でO型!

三笑亭可龍・・・『ぞろぞろ』
ピンク色の羽織で登場の可龍師匠。
ところが、着てから下の着物が透けるのが判明したそうです。
最近いろんな所で『ぞろぞろ』を聞いてるような気がする・・・。

昔昔亭A太郎・・・『(題名不詳)』
猫の新作落語

《お仲入り》

三遊亭あら馬・・・『宗論』
あら馬さんも、『宗論』も久しぶりだなぁ。

三笑亭可龍・・・『不動坊』
可龍師匠の『不動坊』って初めてかな?
幽霊役は、近所の落語家の“昔昔亭A太郎”でした。


24/06/26 第120回 七人の侍(お江戸両国亭)

2024-06-28 | 講談会・落語会
風が強くてめくり上がったところを、藍馬さんが押さえてくれました
 
瀧川鯉朝・・・『祇園祭』
落語とわかっていても、京の人間に江戸の悪口を言われると腹が立つもんですな!

雷門小助六・・・『おもと違い』
(瀧川鯉橋休演)
初期メンバーの小助六師匠。
初めて聴いた噺ですが、いやー面白かった。グイグイ引き込まれました。

三遊亭藍馬・・・『ねずみ/せつほんかいな(踊り)』
珍しく黒紋付の藍馬さん。名前に因んだ藍色が入った帯を締めた姿はまさに、Widow
120回目のお祝いに踊りも❤
《お仲入り》

三遊亭鳳志・・・『ちりとてちん』
季節ネタかもしれませんが、2ヵ月前の116回と同じネタ

三遊亭楽生・・・『花色木綿』
『出来心』かな~と思ったら…

桂枝太郎・・・『小間物屋政談!?』
終演後に書いてあったから・・・『小間物屋政談』なんでしょうよ
 
 
 
 

24/06/19 池袋演芸場中席後半四日目

2024-06-20 | 芸協定席見ブんログ

三人の新真打を一度にお祝いできるのはこの池袋が最後。
「さて、いつ行こうか」と逡巡している間に残り2日
芸協HPのスケジュールを見て、19日と20日の顔ぶれを比較し、急遽池袋へ
10時過ぎに家を出て、都バスを乗り継ぎ何とか昼の二番太鼓に間に合いました!



【昼の部】

立川幸路・・・『平林』
初見の幸路さん。
間とテンポが良く、楽しい一席でした

柳亭信楽・・・『黄金の大黒』
ここで『黄金の大黒』とは!
信楽さんも楽しいなぁ

 マグナム小林 ・・・「バイオリン漫談」
新宿カウボーイ 昼夜交代)
タップシューズを履く姿を見ると、ロコモティブシンドロームの心配はとりあえずなさそうですね

瀧川鯉八・・・『寝るまで踊らせて』
平日の真っ昼間にパンティ連呼

笑福亭羽光・・・『落語家変身譚』
あまり読書をしない私。
山月記と言われてもピンと来ないのですが、私小説落語として聞くと・・・

 コントD51 ・・・「高校球児とおまわりさん」
コント青年団 休演)
今日も“ちんちんババァ”に会えなかった

立川談幸・・・『青菜』
30℃の日に『青菜』
談幸師匠、ナイス!!

柳亭楽輔・・・『禁酒番屋』
番屋の役人、酔い過ぎだろ

《お仲入り》

 松廼家八好・・・「幇間芸」
初見。子供の頃、東宝名人会で悠玄亭玉介師匠を見たことがありますが、よく覚えてないので、幇間芸に興味津々でした。
第一印象は元気で声がデカイ!踊りは「かっぽれ」を披露し、手ぬぐいや扇子を使った芸も楽しい!

柳亭明楽・・・『粗忽の釘』
遅ればせながら真打昇進おめでとうございます
 八好 さんの後だけに、陰陽(明暗?)のコントラストが凄い。

三遊亭遊雀・・・『真田小僧』
『真田小僧』のフルバージョンでした

 やなぎ南玉 ・・・「江戸曲独楽」
お弟子さんを取られた 南玉 先生。
 弥七 さんとの師弟共演はあるのか

三笑亭夢太朗・・・『阿武松』
夢太朗師匠は貫禄があるから相撲の噺はサマになりますね



【夜の部】
昼夜入れ替えなしの上、真打披露のチケットの有効期間が
明日までなので、続々とお客さんが・・・

桂南海・・・『牛ほめ』
二番太鼓の間ずっと祈っていた甲斐があって(?)
南海さん!
高座後にはお膝送りのお願いも・・・

桂南馬・・・『旅行日記』
(古今亭今いち・神田紅純交互出演)
小南一門が続きました!

 新宿カウボーイ ・・・「車内販売」

(昼席から変更・ 坂本頼光 順序変更)

最前列に 新宿カウボーイ の熱烈ファンの御婦人
場内大爆笑でした

橘ノ圓満・・・『転失気』
(古今亭今輔・神田蘭交互出演)
いわゆる“前座噺”ですが、楽しい一席

桂南なん・・・『身投げや』
おめでたい興行で身投げ?と思いましたが、別に誰かが死んでる訳じゃないし

 坂本頼光 ・・・「太郎さんの汽車」
マグナム小林 昼席出演・ 新宿カウボーイ 順序変更)
実写とアニメーションのハイブリッドの映画に 頼光 さんのカツベンが見事にマッチ。
池袋演芸場の高座の襖にあんな秘密があったのね

春雨や雷蔵・・・『強情灸』
落語のセリフにいちいち反応するオバサンが昼の部からいて、ソフトクリームみたいなもぐさにまで「えっ!?、ヤダ、キャー」・・

三遊亭遊吉・・・『紀州』
副会長の柳橋副会長が「脇のオイシイ仕事」のため、理事の遊吉師

《お仲入り》

 真打昇進披露口上
【圓満・雷蔵・雨花・金太郎・伯知・南なん・紅・遊吉】
口上で南なん師匠「兄弟子の金太郎師匠から『くま八に金太郎を継がせてやってくれ』と頼まれ」
肩の荷が下りた様子でしたが、「伯知さんと紅先生に挟まれるのが、明日までなので寂しい」

 真打昇進
春雨や風子改め
雲龍亭雨花・・・『茄子娘』
山口百恵さんの歌と顔マネからスタート。
10年前銀座線の車内でお子さんを連れた風子さん(当時)を見かけましたが、ニット帽姿が可愛かったなぁ。
10年経っても変わらぬ美しさです

 真打昇進
神田伯知改め
三代目
松林伯知・・・『沖田総司』
口上で紅先生から「化粧っ気がなかったのに、この興行で雨花さんに刺激を受けて、ツケマにエクステまで」
私、群馬の女性だけではなく栃木も茨城の女性も好きです。北関東の女性が好き

神田紅・・・『桂昌院』
徳川時代の不美人女性の読み物って・・・

 ボンボンブラザース ・・・「太神楽曲芸」
 繁二郎 先生が鼻テープで客席まで下りたのですが、最前列の客の荷物に躓きました。
床に荷物を置く時はご注意ください
別のお客さん相手の帽子投げが一発で決まり、 繁二郎 先生は驚くやら喜ぶやら
ご機嫌な様子で主任にバトンタッチです。

 真打昇進
くま八改め
四代目
山遊亭金太郎・・・『胴乱の幸助』
二代目小南一門の噺が継承されているのが嬉しい

雨花師匠、金太郎師匠、伯知先生
おめでとうございます!

昼の部から居続けて、落語、講談、漫才、曲芸、幇間、活弁
バラエティーに富んだ番組で、改めて芸協は素晴らしいと感じまし


24/05/21  国立演芸場寄席 5月前半初日(紀尾井小ホール)

2024-06-14 | 落語協会
落語協会真打昇進披露公演

亡父が群馬の人だったので、私の体の半分は群馬の血が流れているんで、群馬県の女性が好きなんです
てなわけで、やってきました。紀尾井小ホール。


入口に並んでいたあおまみーみぐんまちゃん
つる子師匠の私物らしいっす

三遊亭歌ん太・・・『道具や』
歌武蔵一門
「うたんた」でなく「かんた」さん

春風亭 一花・・・『のめる』
初見

林家 はな平・・・『松竹梅』
初見 おめでたい噺

同日に鈴本演芸場でトリだったようです。

青空一風 千風 ・・・「漫才」
寄席の漫才師らしくなりましたね。

林家 鉄平・・・『紀州』
私と11年違いの同誕生日

林家 正蔵・・・『ぞろぞろ』
私と同い年。
髪に白いものが目立ってきましたね。
「そうか、自分も、もうそういう年齢なんだな」としみじみ実感してしまいました。

《仲入り》

寿 真打昇進披露口上
〈はな平・三平・つる子・正蔵・鉄平〉
三平さんはつる子さんと同じ中央大学出身だそうで、大学がある多摩の山中の様子や、海老名家の様子で笑わせると、正蔵師匠から「どうして、それを大喜利で・・・」

林家 三平・・・『ざるや』
北海道の落語会で桂歌丸師と同行した話は、芸協ファンとして素直に嬉しく思いました。
浅草や上野での小噺で笑わせたあと、縁起のよい噺。

柳家小菊 ・・・「粋曲」
鏡味 仙志郎 仙成 休演)
大神楽の休演は本当に残念。〈梅は咲いたか(吉原へご案内)〉、〈並木駒形〉など

寿  真打昇進
林家 つる子・・・『紺屋高尾』
落語協会の理事会(昨年)で抜擢による真打昇進が決まり、高座や落語会で「来年3月に昇進します」と言っていた経緯やエピソードから《来年3月》がキーワードの噺。
久蔵の熱意を感じた高尾が、職人の女房になるという覚悟を決めた場面からが圧巻!。前に出た出演者から「クサい芸」と言われてましたが、
女性落語家ならではの仕草もあって、素敵な一席でお開き。



『紀州』や『ぞろぞろ』など、普段聴いている芸協とは違う入り方を聴くことができて、新鮮な気持ちで四谷駅に向かいました。