落語協会真打昇進披露公演
亡父が群馬の人だったので、私の体の半分は群馬の血が流れているんで、群馬県の女性が好きなんです
。
てなわけで、やってきました。紀尾井小ホール。
入口に並んでいた
あおま・
みーみ・
ぐんまちゃん
つる子師匠の私物らしいっす
三遊亭歌ん太・・・『道具や』
歌武蔵一門
「うたんた」でなく「かんた」さん
春風亭 一花・・・『のめる』
初見
林家 はな平・・・『松竹梅』
初見 おめでたい噺
同日に鈴本演芸場でトリだったようです。
青空一風 ・
千風 ・・・「漫才」
寄席の漫才師らしくなりましたね。
林家 鉄平・・・『紀州』
私と11年違いの同誕生日
林家 正蔵・・・『ぞろぞろ』
私と同い年。
髪に白いものが目立ってきましたね。
「そうか、自分も、もうそういう年齢なんだな」としみじみ実感してしまいました。
《仲入り》
寿 真打昇進披露口上
〈はな平・三平・つる子・正蔵・鉄平〉
三平さんはつる子さんと同じ中央大学出身だそうで、大学がある多摩の山中の様子や、海老名家の様子で笑わせると、正蔵師匠から「どうして、それを大喜利で・・・」
林家 三平・・・『ざるや』
北海道の落語会で桂歌丸師と同行した話は、芸協ファンとして素直に嬉しく思いました。
浅草や上野での小噺で笑わせたあと、縁起のよい噺。
柳家小菊 ・・・「粋曲」
(
鏡味 仙志郎 ・
仙成 休演)
大神楽の休演は本当に残念。〈梅は咲いたか(吉原へご案内)〉、〈並木駒形〉など
寿 真打昇進
林家 つる子・・・『紺屋高尾』
落語協会の理事会(昨年)で抜擢による真打昇進が決まり、高座や落語会で「来年3月に昇進します」と言っていた経緯やエピソードから《来年3月》がキーワードの噺。
久蔵の熱意を感じた高尾が、職人の女房になるという覚悟を決めた場面からが圧巻!。前に出た出演者から「クサい芸」と言われてましたが、
女性落語家ならではの仕草もあって、素敵な一席でお開き。
『紀州』や『ぞろぞろ』など、普段聴いている芸協とは違う入り方を聴くことができて、新鮮な気持ちで四谷駅に向かいました。