演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

08/09/04 末廣亭上席・夜の部(途中入場)

2008-09-04 | 芸協定席見ブんログ
===途中入場===

桂富丸…『初天神』

松乃家扇鶴…「猫じゃ猫じゃ(虫)~都々逸~ストトン節~イヤーン~東雲節~犬の都々逸~猫になりたや~ハァー使いましょう~梅は咲いたか(四)」

神田陽子…『名人小團治 紅緒の草履』

三笑亭笑三…『大師の杵(半ば)』

ぴろき…「ダイエット~計算間違い~サーフィン~イメチェン~育毛剤~バス停~車内のお化粧~新幹線~彼女の家~裏切り~コンビニのレジ~炊飯器~パーカー~パソコン~サポートセンター~優先席~新聞記事~妹~プロポーズ~CD宣伝」

柳家蝠丸…『夢八(半ば)』

柳亭楽輔…『ちりとてちん』
(昔昔亭桃太郎休演)

《お仲入り》

桂平治…『麻のれん』

東京ボーイズ…「千の風になって~ラブユー東京~よせばいいのに~中ノ島ブルース」

桂幸丸…『昭和30年代(半ば)』

橘ノ圓…『蛇含草』

松旭斎小天華…「奇術」

桂伸治…『鰻の幇間』


今月の初寄席。
20年来の女友達を寄席に誘うこと数ヵ月。私がぴろき氏の面白さを得得として説明していたせいか、「ぴろきが出ているなら…」とようやく交渉成立!
仕事で火・木・土のみ新宿に来る女友達の希望で今日に決定。
ぴろき氏は6時45分上がりですが、今度は私の「扇鶴先生を見たい!」という希望で5時40分に末廣亭IN

中に入ると富丸師匠の高座中。
「真田小僧」かと思ったら、天神様に行くまでの家庭内での騒動を中心とした『初天神』でした。

扇鶴先生は今日も「虫」から「吉原」まで。
夕闇迫るこの時刻にしっとり聴くのもオツなもんですな!

8中の池袋には伺えなかった陽子先生。
約20年に渡る読み物を15分で仕上げました!

「どうせ今日も『異母兄妹』だろう」と思っていたら、笑三師匠がやって下さいました!
初めて聴く『大師の杵』ですが、半ばまでだったのは残念。「続きはまた明日…」とおっしゃってましたが・・・???

今日のぴろき氏はネタが多かったものの、高座にいつもの張りと力がなかったような気がします。

蝠丸師匠の『夢八』も初めて聴く噺。
蝠丸師匠の首吊りの描写が妙にリアルで、しかも途中に“ドロ”が入る興味深い一席でした。

出演者の確認をしなかったので『砧』が鳴った時に私は小躍り!
しかし「オヤッ!?メガネをかけてない?」
いつもの爆笑マクラが一切なく、いきなり本題へ。
「このウナギは中国産だろ?」
「イヤ、三河の一色産だよ!」
には笑いましたが、ファンなんて勝手なもので、あのマクラがないと物足りない気がします・・・

「平治メモ」に「最近、入船亭扇橋師匠から教わった」と書いてあった『麻のれん』を聴けたのはラッキーの一言です!
いきなり「キヨや」で始まったので、「ちりとてちん」のパロディかと思っちゃいました。
ただ落語のあらすじに文句を言っても仕方ありませんが、按摩の杢市に“蚊帳”のことは教えても“麻のれん”のことを教えないのは不親切だなぁ…。

相撲界に激震が走っているだけに、「時津風になって」が復活!
しかも「間垣部屋になって」「北の湖部屋になって」と続き、六郎先生が「次は大嶽部屋かい?」
できれば「大●真弓の長男」の次に「若ノ鵬」を入れて欲しいなぁ
あっ、私、物心付いた頃からの相撲ファンですからね!

幸丸師匠は自嘲・自虐の高座。
できれば「北京オリンピック」の総括なんかを聴きたいですな!

師匠もいつものマクラはなしで『蛇含草』へ。
この噺は鯉昇師匠で2回、圓輔師匠で1回聴いていますが、師匠では初めて。
餅の食べ方のバリエーションが豊富で、『お染久松相生の餅』ではやなぎ南玉先生を思い出してしまいました。
餅を食べて“ハフハフ”する姿がキュートです

小天華先生の奇術に続いて「外記猿」が流れ、伸治師匠が登場。
最前列の常連から「待ってました、大門町」の声が掛かりますが、このいつもの常連は4日連続だそうです。
伸治師匠曰く、「こちらの方は4日連続。私も4日連続」
どちらが連続記録を伸ばすのでしょうか?なーんてね!
でもさぁ、同じく常連のさん(このブログでも常連さん)が伸治師匠ファンなのを知っているんだから、今日ぐらいは掛け声を自重すればいいのにね

ちなみに今日が初寄席だった女友達の感想。
◎松乃家扇鶴
(あの声と雰囲気がいい!)
○東京ボーイズ
(脱力系が魅力)
△三笑亭笑三
(弘法大師の話がタメになった)
だそうです。
「なんで豆腐に黄色い毛が生えていたのか、意味がわからない」と言われた日にゃぁ・・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする