三笑亭月夢…『十徳』
祝 初深夜寄席
神田蘭…『寛政力士伝 越の海勇蔵 出世相撲』
桂花丸…『不動坊』
春風亭鯉枝…『十二支来院』
今日は降らないだろうと思っていましたが、夜8時30分頃からポツポツ来始めました
末廣亭には40分に到着。まだちょっと間があるので角のゲームセンターで用足しをして、外に出てみると・・・。
「風雲急を告げる」とは正にこのこと。バケツどころかたらいをひっくり返したかのような雨に加え、かなり近くに客来・・・落雷した模様
通常なら表通りでチケット販売をするのですが、待っている客が軒下で庇を借りていてはチケットどころではありません。
結局入場時に500円を払うという方式で開場しました。
一番太鼓が成り終わるや否や二番太鼓が成り、それが終わるといきなり「アメリカン」な音楽が・・・♪
青地に浮世絵柄、同じく浮世絵柄の羽織を着て月夢さんが登場。
いつものように家庭内の話をマクラに持ってきましたが、おかしかったのはポツリと漏らした一言。
「結婚なんて4回もするとマヌケだね。せいぜい2回までだよ」
イヤ、普通は1回で十分だと思いますが・・・。
おそらくこのブログをご覧の大多数の方は、私も含めて1回もしていないと思いますよ。それなのに4回なんて・・・。
月夢さんの落語はすごく丁寧で聴きやすいのですが、今夜はちょっと笑い処が少なかったかな?でも、面白かったですよ!
深夜寄席初登場の蘭さんは黄色い着物に御太鼓で颯爽と登場!
この業界の身分制度の話から相撲の話になって「寛政力士伝」へ。
まさに“紅一門”らしい明るく楽しい高座で、初登場の緊張感などは微塵も感じさせません。
前座時代は色々と制約もあったのでしょうが、二ツ目になった今は新たな“女流講釈”の芸風が誕生したと言っても過言ではないでしょう。
これからの活躍が楽しみです!
黒紋付姿の花丸さんは学校寄席での怪談のマクラの後、いきなり大家さんが登場。
「お前さん、“さい”を貰う気はないか?」で始めたので、「垂乳根」???
「花丸さんが古典なんて珍しいな。きっと次の鯉枝さんが新作だからだろうな」と思って聴き進むうち、「講釈師の不動坊火焔」という名前が出て来ました。
「えっ?花丸さんが『不動坊』???」
山遊亭金太郎師匠がやると“山遊亭玉金太”扮するお化け役の男は「三笑亭月夢」という名前。
「寄席の出囃子で出て来いよ」とか、所々に芸協の芸人さんが出て来るクスグリは
芸協ファンにとってはたまりません
それにしても花丸さんの、噺の中での場面転換の上手さには舌を巻きました。
この先、花丸さんが大躍進すると確信した一席でした
鯉枝さんは出て来るなり、鯉太さんが干支を全部言えない秘密を暴露。
そこから『十二支来院』に入りましたが、私が鯉枝さんファンになった時と同じく、朴訥とした喋り方と間がツボに嵌っているお客さんが多いようでした。
途中、筋を忘れるハプニングがありましたが、十二支が順を追って動物病院に来院するので、お客さんも次の展開が待ち遠しい様子。
久しぶりの噺を楽しく聴く事ができました。
当初、今夜のメンバーを見た時はどうなることかと私にイチモツ・・・一抹の不安があったことは事実ですが、それを見事に打ち消した深夜寄席でした
祝 初深夜寄席
神田蘭…『寛政力士伝 越の海勇蔵 出世相撲』
桂花丸…『不動坊』
春風亭鯉枝…『十二支来院』
今日は降らないだろうと思っていましたが、夜8時30分頃からポツポツ来始めました
末廣亭には40分に到着。まだちょっと間があるので角のゲームセンターで用足しをして、外に出てみると・・・。
「風雲急を告げる」とは正にこのこと。バケツどころかたらいをひっくり返したかのような雨に加え、かなり近くに客来・・・落雷した模様
通常なら表通りでチケット販売をするのですが、待っている客が軒下で庇を借りていてはチケットどころではありません。
結局入場時に500円を払うという方式で開場しました。
一番太鼓が成り終わるや否や二番太鼓が成り、それが終わるといきなり「アメリカン」な音楽が・・・♪
青地に浮世絵柄、同じく浮世絵柄の羽織を着て月夢さんが登場。
いつものように家庭内の話をマクラに持ってきましたが、おかしかったのはポツリと漏らした一言。
「結婚なんて4回もするとマヌケだね。せいぜい2回までだよ」
イヤ、普通は1回で十分だと思いますが・・・。
おそらくこのブログをご覧の大多数の方は、私も含めて1回もしていないと思いますよ。それなのに4回なんて・・・。
月夢さんの落語はすごく丁寧で聴きやすいのですが、今夜はちょっと笑い処が少なかったかな?でも、面白かったですよ!
深夜寄席初登場の蘭さんは黄色い着物に御太鼓で颯爽と登場!
この業界の身分制度の話から相撲の話になって「寛政力士伝」へ。
まさに“紅一門”らしい明るく楽しい高座で、初登場の緊張感などは微塵も感じさせません。
前座時代は色々と制約もあったのでしょうが、二ツ目になった今は新たな“女流講釈”の芸風が誕生したと言っても過言ではないでしょう。
これからの活躍が楽しみです!
黒紋付姿の花丸さんは学校寄席での怪談のマクラの後、いきなり大家さんが登場。
「お前さん、“さい”を貰う気はないか?」で始めたので、「垂乳根」???
「花丸さんが古典なんて珍しいな。きっと次の鯉枝さんが新作だからだろうな」と思って聴き進むうち、「講釈師の不動坊火焔」という名前が出て来ました。
「えっ?花丸さんが『不動坊』???」
山遊亭金太郎師匠がやると“山遊亭玉金太”扮するお化け役の男は「三笑亭月夢」という名前。
「寄席の出囃子で出て来いよ」とか、所々に芸協の芸人さんが出て来るクスグリは
芸協ファンにとってはたまりません
それにしても花丸さんの、噺の中での場面転換の上手さには舌を巻きました。
この先、花丸さんが大躍進すると確信した一席でした
鯉枝さんは出て来るなり、鯉太さんが干支を全部言えない秘密を暴露。
そこから『十二支来院』に入りましたが、私が鯉枝さんファンになった時と同じく、朴訥とした喋り方と間がツボに嵌っているお客さんが多いようでした。
途中、筋を忘れるハプニングがありましたが、十二支が順を追って動物病院に来院するので、お客さんも次の展開が待ち遠しい様子。
久しぶりの噺を楽しく聴く事ができました。
当初、今夜のメンバーを見た時はどうなることかと私にイチモツ・・・一抹の不安があったことは事実ですが、それを見事に打ち消した深夜寄席でした