玉川奈みほ・・・『天保水滸伝 鹿島の棒祭り』(曲師:澤村美舟)
奈々福門下と自己紹介。 ものすごくわかりやすい浪曲でした
天中軒すみれ・・・『北の湖物語』(曲師:馬越ノリ子)
雲月門下
小畑敏満少年の入門から出世まで。北の湖の幕下時代を知っている当方は
増位山さんとのエピソードや、当時の親方やおかみさんのことを思い出して
感動しました
木村勝千代・・・『鉢かつぎ姫』(曲師:沢村豊子)
講談で聞いたことあったかな?
玉川奈々福・・・『助五郎の義侠』(曲師:沢村美舟)
天保水滸伝から自作の新作
ときどき美舟さんの「ぁあ~ん」という声が入り、思わず「エエか、エエのんかぁ」と言いたくなりました
《お仲入り》
澤恵子・・・『千両みかん』(曲師:佐藤貴美江)
神田多町「万惣」。子を思う親心
宝井一凛・・・『細川の茶碗屋敷』
表の看板は「一凛」で、めくりが「一凜」
どっちだったか、頭がこんがらがらがら・・・・
鳳舞衣子・・・『三味線やくざ』(曲師:沢村豊子)
講談では神田翠月先生で聴いたな
澤孝子・・・『大新河岸の親子河童(大西信行作)』(曲師:佐藤貴美江)
貴美江師匠出弾き!
孝子師匠は弟子の雪絵さんの芸術祭新人賞受賞を嬉しそうに報告。
6日(土)は雪絵さんが、この浪曲定席でトリを取るそうです。
テーブル掛けは孝子師匠がふるさと大使をしているという、出身地「銚子」の銚子港後援会から贈られたもの。
孝子師匠のかっぱの子供が可愛くて笑いもおきます。
舟を出す時の孝子師匠と貴美江師匠との掛け合いに場内が沸きました。舟を留める時の音を、三味線で聞かす貴美江師匠。まさに芸術品です。
浪曲・講談・曲師がオール女流という番組。
華やかでしたが、藤田元春師に惚れていた身としては、ちょっと寂しさを感じたのも事実です