演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

22/02/26 第2回 三遊亭圓馬一門会(お江戸日本橋亭)

2022-02-27 | 講談会・落語会
三遊亭げん馬・・・『からぬけ』
マスクをしたまま登場して、座布団の上でお辞儀をした後マスクを外した、圓馬一門で一番フレッシュなげん馬さん
元気に開口一番を務めました

三遊亭こと馬・・・『寄合酒』
女流です!それだけでテンションが激上がりのアタシ
鯛を犬に喰らわせる仕草などは、女性らしさを感じました

三遊亭仁馬・・・『権助芝居』
前座時代は、馬ん次(ばんじ)で二ツ目になって(じんば)になったと自己紹介
まるで権助そのまんまという、楽しい高座でした

三遊亭吉馬・・・『厩火事』
馬ん長という前座時代は何度か拝見しています。
出囃子が「自由の鐘」なのでモンティ・パイソンを思い出しました。こんな曲も弾けちゃうお囃子さんってスゲーなと思います

《お仲入り》

三遊亭藍馬・・・『雛鍔/かっぽれ(踊り)』
高座を拝見するのは十数年ぶり。もちろん藍馬になってからは初めて
時期的にもピッタリの落語の後は、初めて拝見する藍馬師匠の踊り
色物 の先生が出ない一門会だけに、こういう趣向は嬉しいですね

三遊亭圓馬・・・『ラーメン屋』
マクラで北京オリンピックのことを振り返ったあと「ナディア・コマネチと同い年で誕生日も13日違い」と衝撃の告白!
「えっ!?あの“白い妖精が”!」とショックを受ける間もなく『ラーメン屋』へ
先代今輔師のを何度か聴いていますが、隣のオバサマは目頭を拭っていました
子供がいない、ましてや孫もいない老夫婦はお互いを「おじいさん」「おばあさん」と呼び合うのでしょうか

圓馬師匠と藍馬師匠以外はほとんど馴染みがなかったのですが、多くのお客様に支えられている一門だなと、感じられるアットホームな会でした

お囃子・稲葉千秋社中