演芸見ブんログ

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10/06/20 本牧亭前座勉強会【たぶん最終回???】

2010-06-20 | 講談協会
一龍斎貞鏡…『源平盛衰記 -扇の的-』

※“アタシが聴いた貞鏡さんの高座百遍目”!
思えば2年前の3月7日に初高座を聴いて以来、聴きも聴いたり通算100席!
その記念すべき高座・・・アタシにとっての記念すべきですが・・・は『扇の的』
実は「今日は3席なので、3席ともネタ下ろしにしようと思い稽古を始めたのですが・・・結局3席同時に進めてしまって、結局1席も下ろせません」
前座さんが1人ということで先月は「貞鏡→師匠→貞鏡」と予告していましたが、なんともう一席増えて3席読むそうです!
で、一席目は手堅い読み物をチョイスしたようですね


一龍斎貞山…『左甚五郎伝 -水呑みの龍~眠り猫の由来-』
(真打ゲスト)
※「他の前座も真打もみんな仕事があって、ここに出られるのはこの2人だけ」
奇しくも“親子会”となってしまった「前座勉強会」ですが、貞山先生の『左甚五郎』はあまり聴く機会がないだけに


一龍斎貞鏡…『出世田沼』
※師匠の後に上がるということでかなり緊張の様子
この『出世田沼』は、“田沼意行-田沼意次-田沼意知”と三代に渡って出世をした物語。
「七代目貞山-当代貞山-貞鏡」と、自身も出世の道を歩んで行って欲しいものですが・・・


《お仲入り》

一龍斎貞鏡…『柳生二蓋笠』
※「トリを取るのは初めてで・・・」と、またまた緊張気味
「今日は父の日ですが、手銭で(とは言ってませんが)プレゼントを贈るのはイヤなので・・・」と、選んだ演目は親子の情愛を描いた『柳生二蓋笠』
今はまだ進むべき道を模索している最中の貞鏡さん。
大きな大きな師匠の背中を追いかけて、いずれは・・・



“1人前座”なので木戸番から、師匠の用足し、高座の準備と大忙し!
ちなみに観客はちょうど30人!
本牧亭がギッシリとなるほどの大入りでした


なお、「前座勉強会」という名称での興行は今回で終了。
来月からは『講談本牧若芽の会』が始まります。

7月18日()
午後1時開演 会場:本牧亭 木戸銭:1000円
【出演】
貞鏡・貞弥・すず・貞寿・貞橘・凌鶴

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