今年、初めて結実したカクテルフルーツの実生
2,3個しか成っていないかと思っていましたがよくよく観察したら6個ほどあることが分かりました
しかも、結構表面がきれいなんですよね
サイズ比較ができないのが残念ですが、すでにこの時期に伊予柑サイズになっています
しかもこのカクテルフルーツは果皮が薄いので皮を剥いたら全然大きくなかった、ということがありません
交雑胚の可能性も捨てきれずにいましたがここまで似てくるとさすがに珠心胚の可能性大ですね
基本的に輸入ものしか出回らないので日本での収穫時期がいつなのかよくわかりませんが、少し黄色く色づいてきたころに収穫してみようと思います♪
今年ようやく実をつけ始めたカクテルフルーツ実生
開花から3~4か月ほどたち、かなり大きくなってきました！
⇓開花した直後がこのサイズなのでいかに大きくなったかがお分かりいただけるかと思います。
この実生が珠心胚なのか交雑胚なのかは常に気になっていましたがこの感じだと珠心胚ですかね、どうもカクテルフルーツに似ている気がします。まぁまだ断言できない状況なので今後もゆっくり経過を観察していければと思います
いよいよ暑くなってきましたね、本格的な夏の到来です。
こうも暑くなってくるとなかなか庭の植物の状態を確認できなくなってくるのですが久々に確認し出でたところ実生で育てていた個体が開花していました！
開花したのはシキキツの単胚実生個体。葉の形がキンカンに近い形をしており気になったので去年接ぎ木をしたものです。接ぎ木から2年、まさかこんな早く開花するとは驚きですが、シキキツが四季咲き性であることを鑑みるとこの時期に咲いてもおかしくはありませんね。
3花くらいありそうなのでどれかで実がついてくれるといいですね、そしてそれが単胚品種ならいうことなしです！
いよいよ梅雨到来ですかね、本格的な雨が昨日から降り始めました
さて、今年ようやく咲いたカクテルフルーツの実生。
さすがに結実は難しいかと思っていましたがしっかりと着果。
順調な成長を見せています！
まだすべて確認したわけではありませんがこの他にも4個くらいは結実しているようなのでかなり安心です。
交雑胚、あるいは珠心胚どちらかは大きくなるにつれだんだん判明してくるかと思います。
今のところ珠心胚な気がしなくもないですが、今後の成長が楽しみです
カンキツは通常、夏ごろからだんだん酸が減っていき1%以下になったころに収穫期を迎えます。
一方、"無酸"がつく一部のカンキツでは(無酸オレンジ、無酸ブンタン)、夏の時点からそこまで酸は高くなく、糖が十分上昇すれば収穫をすることが可能です。
日本で食べれるものでは例えばメロゴールドやオロブロンコなんかがその血を引いていますが、実が青い状態から食べれるオロブロンコの性質は酸が低くなるのを待たなくてよい無酸の性質を表していると言えるでしょう。
あまり有名ではありませんが、カクテルフルーツと呼ばれる品種も日本に出回っている無酸系の品種であり、メロゴールドやオロブロンコと同じくシャムスイートと呼ばれる品種を親に持ちます。なかなか面白い品種なので小さいころから注目しており、実生個体も育てています。
(接ぎ木したカクテルフルーツのその後 - 家の庭で品種改良！ (goo.ne.jp))
接ぎ木をしてなるべく早く実生個体を成長させていたのですが、ついに今年、花をつけてくれました。
最後に接ぎ木したのが2021年なので接ぎ木から3年ですかね。
おもったより順調に開花してくれました。
カクテルフルーツはいわゆる"胚数の少ない多胚"であり、多胚といえども実生が交雑種である可能性は十分にあると思います。
もともとはカクテルフルーツの苗自体が欲しくて育ててたのですが、実生を育てている間に苗を買ってしまったので交雑胚であるととてもうれしいのですが、さぁどうなることか…
今後の成長が楽しみです。
