家の庭で品種改良!

庭でみかんの品種改良やってます

ぼちぼち成長

2023年11月07日 21時08分23秒 | アブラナ

先日、研究関連の用事で岩手に行ってきました

関東はまだ本格的な冬になっていませんが、岩手はすでにかなり気温が下がり始めていて冬の訪れを一足早く体験してきました

紅葉もちょうど見ごろになっていて、街を歩くのがとても楽しい町でした

 

さて、遅れながらスタートしたアブラナ科の世代促進。

やはり果樹と違い成長が速いですね、先週投稿したときよりもかなり成長してきました

 

 

いつまでもバーミキュライトに植えておくわけにもいかないのでそろそろ移植しないといけないですね。

ひと粒ずつ蒔いたつもりですが、種が古かったせいでしょうか、思いのほか歯抜けになってしまいました、、

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発芽

2023年10月28日 11時44分44秒 | アブラナ

いつもカメラでブログで写真を撮っているんですが、数日前からうまく起動しなくなってしまいました、、

充電がなくなりやすいので充電切れたかなと思ってましたがどうやらそうでもないようで…う~ん

ひとまずスマホで取ってますがやっぱりパソコン画面サイズにすると粗さが目立っちゃいますね

 

さて、先日播種したアブラナ科の交配種ですが早速発芽しました

 

 

最近は発芽するタイミングで雨が降ることが多く、室内に苗を取り込んだことにより徒長が起こるということが度々起きていたんですが今回は何とか徒長せずにいけそうです

あとは寒くなればバーナリゼーションが起きて開花してくれるはずです

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今更ですが播種

2023年10月24日 21時18分12秒 | アブラナ

カンキツとアブラナ科の育種は全然性質の異なるものですが、

その中でも特に違うのが品種の固定を行う必要があるかないかだと思います。

カンキツは基本的に接ぎ木で品種を増やすことができるためF1であっても性質さえよければ品種にできるわけですが、アブラナ科の場合は種子により品種を増やすため(ヘテロシス育種の場合を除いて)基本的に固定が必要です。したがってヘテロ性の高い状態での選抜はあまり意味を持ちません。

その帰結としてアブラナ科ではヘテロ性の高い初期世代に対して無選抜で世代を進める世代促進がよく行われます。

選抜をかけないのでいつ蒔いてもかまわないわけですが、今日はその世代促進のために交配を進めている種を蒔きました

(ちんたら書きましたが全部播種が遅れたいいわけです笑)

 

 

どうもいつも苗をかびさせてばかりなので今回はバーミキュライトの上に播種をしました。

花が咲いた後は蕾受粉で自家受粉を行い固定を進めていきます。

そのころまた詳しく記事にできればと思います♪

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アブラナ科植物 F1世代

2022年05月21日 10時19分38秒 | アブラナ

4年生になり2か月ほど経ちました

理論系の研究室なので、ウェットな研究室と違って実際に手を動かして技術を学んでいくことはむしろ少ないく、理論を勉強したりコンピュータをいじったりという日々を送っています。

研究室に入ると教授や先輩方との距離が一気に近くなりますが、それが本当にいい刺激になっています。昨日もアメリカの大学院に進学されたOBの方が顔を出してくれましたが、第一線での研究の話は本当に刺激的でした。

第一線の話は刺激的なだけでなく、いま勉強していることがどう最新研究とつながってくるのか、を示してくれるためとても有意義だなと最近よく感じます。育種の現場ではいまどのようなことが問題となっているのか、ホットな話題なのか、もっと積極的に知りにいかなければならないなと改めて感じた一日でした。

 

さて、5月はカンキツの交配シーズンですが、同時にアブラナ科の種子が取れる時期でもあります!

春先に交配した組み合わせからも種が取れてきました!

あまり交配数を増やしても栽培できなくなってしまうだけだ、とわかりつつも色々交配していしまいました笑

 

取った種のうちいくつかは世代促進を進めるため早速種をまきました。

二酸化炭素や蕾受粉で自殖を進めて固定を図ります。

F1だけあってさすが成長が早いですね。

今後が楽しみです♪

 

 

 

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アブラナ科 抽苔

2022年02月15日 11時19分52秒 | アブラナ

ずっと雨が降らないことが気になっていましたが、春が近づくにつれ降るようになってきましたね、、

 

まだまだ寒い日が続きますが、そろそろ夏野菜の種まきのシーズンです

先日ちょっと変わったトマトの種をネットで購入したので、今年はそれをメインで育てていこうかなと思っています

(交配ネタとしては面白いと思うんですが、トマトの育種は競争率高すぎてなかなか取り組もうと思えません…笑)

 

さて、寒い日は続きますが、アブラナ科の植物の抽苔が始まってきました…!

下の写真は花芯白菜の苗です。

中心の葉がやや白みががっていますが、これは抽苔がそろそろ始まる証拠。

よくよく葉の中心を確認してみると、確かに花芽が隠れていました…!

 

 

交配相手の抽苔がやや遅れているので心配ですが、抽苔しやすい品種なので大丈夫だと思います

 

アブラナ科の交配が終わるころにはいよいよカンキツの交配が始まります

カンキツは一気に開花して一気に終わってしまうので開花のタイミングがなかなか合いにくいのですが、今年はうまくいくでしょうか…?

なかなか気が抜けません汗

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