家の庭で品種改良!

庭でみかんの品種改良やってます

矮性ゲッキツ 収穫

2022年01月26日 17時38分50秒 | ゲッキツ

今日は収穫デーですね!

あすみを収穫するついでに、部屋で育てている矮性ゲッキツの実も収穫をしました!

(まぁ収穫といっても食用ではなく、果実調査用ですが…)

それがこちら↓

着色をし始めてのが今月の頭くらいだったので、大体3週間くらいですかね、短い期間でしたがきれいに着色しました。

 

大きさ的には十円玉の半分くらい。

軽く測ったところ幅11mm、高さ12mmでした。

 

中身を出してみるとこんな感じ↓

ゲッキツはいわゆる"みかん"と同じミカン科に属しますが、仲間とは言えちょっと遺伝的に離れている関係。

みかんのようなはっきりとした房は見られませんでした。

 

ただ、種はみかんそっくりでした。

ひとつの房から出てきた種は2つ。

実のほとんどが種に占有されていましたね。

胚の数は単胚で、種のつくりもみかんそっくりでした。

 

矮性ゲッキツの幼若期の長さを調べてみたいので、この二つの種はまいてみることにしました。

はたして発芽の様子はみかんと似てるでしょうか、楽しみです♪


矮性ゲッキツ 着色開始

2022年01月07日 00時29分52秒 | ゲッキツ

今日は寒くなりましたね、、地元でもついに雪が降りましたよ…!

部屋に植物おいている関係でどんな寒くても基本的に雨戸とカーテンは開けるようにしていますが、さすがに今日は全部しめて大学に行きました…ごめん植物たち笑

まだそんな寒くないから、と思って部屋で越冬予定だったバジルも外に出したままにしていましたがさすがに枯れましたね、、

もはや見なくてもわかります笑

 

さて、今日は9月に購入した矮性のゲッキツの話題です

高さ15cmにも満たない小さい苗を買ったにもかからわずすでに実をつけていた矮性ゲッキツ。

ついにその実の着色が始まりました!

相変わらず苗は小さいままですが大豆くらいの大きさの実をつけてくれました♪

桃栗三年柿八年柚子の大馬鹿十八年ということわざにあるようにとにかく食用のカンキツは種をまいてから花をつけるまでが長い…!

それに慣れている私からするとこの苗の小ささで実がつくというのは奇妙でなりません、笑

 

 

カンキツの育種は実をつけるまでの長さ(幼若期)が長いことが大きなネックになっています

特に個人でやろうと思うとその負担が大きい

矮性ゲッキツのような特別な性質を持つ資源をうまく活用してそれらを乗り越えられたら最高ですよね

矮性ゲッキツを台木に接ぎ木でもしてみようかな、、

 


矮性ゲッキツを購入

2021年09月27日 17時22分08秒 | ゲッキツ

大学がようやく始まりました

当初は対面での授業を予定していましたが、コロナの感染が収まりきっていないということで10月末まではひとまずオンライン授業が続くそう…残念ではありますが、部屋の植物に囲まれながら授業を受けれるのはなかなか魅力的なものです笑

 

さて、かなり大昔に(去年の7月に)、ミカン科ゲッキツ属のゲッキツとナンヨウサンショウを買ったという記事を書きました。

ナンヨウサンショウは葉に独特の香りがあり、あまり好きになれなかったのですが、ゲッキツに関しては、2年目からとてもきれいな花を咲かせてくれて、お気に入り植物の一つになっていました。しかも花が咲いている期間も長い!寒さに強ければ完璧です。

そんなゲッキツですが、先日矮性ゲッキツなるものを発見、さっそく買ってみました!

 

それがこちら↓

多分今年発芽した実生苗だと思います。

驚くことに、すでにたくさんの花をつけ、結実までしていました。

放っておけば実がつくまでに20年ほどを要するみかんとは大違い。

おなじミカン科の植物とは思えません!

 

ひとまず一回り大きなポットに移植しました。

花や実は落とすべきなんだろうけれど、実の形態とかもじっくり観察してみたいので残しちゃいました笑

うまくいけば赤いキレイな実がつくはずです♪


ゲッキツ 花芽?

2021年03月02日 23時57分00秒 | ゲッキツ

今日は風が強い1日でしたね、

植物の枝が折れてないから心配です…
 
さて、去年の夏から育て始めたゲッキツ。
あれから順調に成長し、今ではかなりがっしりとした苗に育ちました。
先月あたりから再び新芽を伸ばし始め更なる成長をしていたのですが、今日新芽を確認したところ、なんと、花芽のようなものが確認されました!
 
それがこの写真


見にくいのでもう少しアップしてみます。


先端に見える白いポチッとしたもの。おそらく花芽だと思います!
 
このゲッキツの苗、おそらく種から発芽してまだ一年たっていません。一般にカンキツ類は種を蒔いてから花芽をつけるまでの期間(幼若期)が長い植物として知られています。今回ゲッキツがこの若さで花芽をつけた原因はわかりませんが、もしこれが本当に花芽ならば面白い発見です。まだ花芽と断言できるほど発達していないのでひとまず経過を観察してみようと思います!
 

ミカン科ゲッキツ属

2020年07月28日 18時55分28秒 | ゲッキツ

また、だいぶ更新をさぼってしまいました💦

いつのまにか大学2年生。いまだに新品種は生まれず…
そろそろ進路を決めていかない時期になってきました。
紆余曲折あり、大学は理工学部に進みましたが、どれほど勉強しようにも理工学部を活かした仕事についている自分が想像できず、、
やっぱり自分は農業関係が向いているんじゃないか、と色々考えるうちにまた品種改良熱が燃焼し始めたこの頃です笑


さて、そんなこともあり、新しいミカンを買ってしまいました笑



ナンヨウサンショウとゲッキツです。
両方ともにミカン科ゲッキツ属に属するみかんで、いわゆる栽培用品種とは属が異なります
見た目も栽培用品種とはだいぶ違いますよね。
実はサンショウはミカン科に属するみかんの仲間なのですが、ナンヨウサンショウの葉っぱとそっくりです。

お店で一目惚れして買ってしまっただけなので、これで何か品種改良をする、というわけではないのですが、
ゲッキツ属を通して栽培用品種への理解が深まったらいいな、なんて思っています笑

交配、という視点で考えると、ナンヨウサンショウとゲッキツが交配可能なのか少し気になるところです。
おそらく胚培養レベルで交配可能、だと思うのですが、もしご存知の方いらっしゃいましたら是非教えてください!

それと…
写真のアップロードが面倒くさい、というのがブログをさぼる一つの原因だったのですが、最近ちょっといい方法を見つけました。
画質は悪くなってしまうかもしれませんが、前よりは頻繁に更新していけると思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。