カンキツは種を蒔いてから実がなるまでの期間(幼若期)が長い植物として有名で、それが品種改良の妨げになっているわけですが、そんななかマメキンカンと呼ばれる品種は特に幼若期が短いカンキツとして知られています。
私自身はその性質に着目してマメキンカン中心の交配をトライしているわけですが、実際のところどれくらいで実が実るのか具体的な数値を見たことがありませんでした。
そこで去年から"最短何年でマメキンカンを実らせられるかチャレンジ"をしています。
ひとまず今年の春に蒔いた種を無理やり大きな木に接ぎ木したところ、夏の終わりに開花を確認することができました
マメキンカン実生 開花 - 家の庭で品種改良! (goo.ne.jp)
約半年で花が咲くという驚異的な短さをみごと示してくれたわけですが、結局その花は実になることなく落ちてしまいました。
あら残念と思っていたのですがその2か月後に咲いた花はなんと落ちることなく残り現在に至ります!
それがこんな感じ↓↓
ひとまずこれでマメキンカンが種を蒔いてから1年以内に花を咲かせることを確認することができました
よくよく考えれば、こういう育種素材の性質の確認は交配に取り掛かる前に行うべきでしたね、、
また一つ勉強になりました