毎月、月末になると振り返りみたいなのをやっているんですが、今月、というか今年はなんかダメですね笑
カンキツの接ぎ木も毎年はなんてことなくうまくいっているにもかかわらず今年は成功率2割以下
今年発芽した変異体もほとんど枯らしてしまっています
植物はシーズンを逃すと一年間待たないといけないのがしんどいですね、、
パソコンなんかいじってないでもっと僕たちのことかまってよ~という声が聞こえてきそうです笑
さて、そうはいいつつ、最近パソコンにハマっているのは確かで、今日はずっとやりたかったGephiでの家系図づくりをしました。
Gephiというのはネットワークをうまいこと視覚化してくれるソフトで、
ネットワークで中心になっているものを強調してくれたりする機能がついています。
ずっとこのGephiを使ってカンキツの家系図を作ってみたかったのですが、日本語で書かれた説明書がなかったので躊躇していました。
院試の関係で英語もだいぶ慣れてきたので今回やっとのことで作ってみました
ひとまずお試しで作っただけなので、かなり系統関係にはミスがあると思いますし、
全然品種数が少ないですが、徐々に直していこうと思うのであまり気にしないでください。
系統関係の近い品種同士をなるべく近くに配置しています。
こう見るとやはり清見、アンコール、ポンカンあたりが良く親に使われていることがわかりますね
まだまだ機能が加えられそうなので、系統関係のミスを直しつつ、もっと見やすいグラフを目指していきます♪
系統関係参考元↓
私は簡単な切り継ぎばかりなのでそこそこ安定ですが。
寄せ接ぎの記事もそのうちお願いしますよ。私やったことないのでどういう感じなのか見たいです!
毎回質問しに来てて恐縮なのですが正月付近に種子取得したとして4月あたりまで保存するにはジップロックにティッシュ濡らして封印して冷蔵庫で良いですかね?
ググってものってなくって…。
私も新品種に挑戦しますよ。
多品種接ぎすごいですね、、、、
もう、めちゃくちゃ興奮です!!笑
記事読みながらいろいろ勉強させてもらいます!
そういえば寄せ接ぎの記事、全然書いていなかったですね
逆に私は切り接ぎの成功率が限りなく0に近い状態なのでなぜうまくいくのか詳しく教えていただきたいくらいです(笑)
種子保存の方法ですが、私は全く同じ方法で一度大切な種子を腐らせてしまったことがあります、、腐った理由が技術的な問題なのか、それとも熱帯植物のカンキツの種を低温にさらしたのが良くなかったのかはわかりませんが、そんなこともあるので、はっきりと"その方法で大丈夫です"とは言えません
真冬でも発芽は問題なくできるので(リンゴなどは低温処理が必要)、4月まで保存する必要がなければなるべく早く蒔いてしまうのがいいかと思います!
多品種接ぎはせとかみたいな樹勢の弱い品種の枝はすぐ枯れて淘汰されてしまうので難しいですね。
柑橘類の主流の種子保存法とかは無いようなんですね。
真冬に播くと4か月~5か月くらい(見た目)何もない土に水をまき続ける苦行が待ってるようで…汗
種子げっと出来るかも不明ですが保存はあきらめてすぐ播く方向で考えます。
ありがとうございました!
私は種子の皮をむいてティッシュの上で発芽させていますが、蓋なんかをして温度を上がりやすくすると真冬でもすぐ発芽するのでおススメです!発芽してから当面の間は室内管理になってしまいますが、、
P.S.
もしよろしければ、このブログのブックマークに柑橘野郎さんのブログのリンクを貼らせていただきたいのですが、いかがでしょうか
切り接ぎは去年から20連続近く成功してますがつかんだコツは
-台木側への切れ込みを樹皮内側ギリギリにして切り口ほぼ全て形成層状態にする。
-穂木入れたらビニールテープで1周だけがっちりとめて(接木テープ巻くとき動かなくするため)そのうえから接木テープ強めぐるぐるで封印する。
くらいで大したことはやってませんです。
キムラさんなら楽勝かと。
さっそく貼らせていただきました
ほぼ全て形成層状態ですか!
そこ、盲点だったかもしれません。
時々接ぎ木の様子を記事で書こうと思うので、何か気になるところや改善点があればぜひ教えて下さい!