ようやくカンキツのシーズンが始まりましたね
うちでも早生の西南のひかりが熟し始めてきました
晩生のものも遅れながらも着色しつつあります
食べることを考えると晩生のものはまだ待っておくべきですが、種子を採種するという意味では、早生も晩生も大体この時期には十分種が熟しています。それでもいままでは実が完全に熟すまで採種を待っていたのですが今年からは早生晩生に関わらず早い時期に採種をすることにしました
こちらが今年交配した果実です。右と左で花粉親が違います
交配自体はこの5倍くらいやったのですが、ほとんどうまくいかず落ちてしまいました。
だいたいこういう場合は一果あたりの種子の数も少ないのですが、おそるおそる中を開いてみると…
右と左それぞれから3粒づつしか取れませんでした笑
しかも左の3粒のうち、1粒はなんと多胚…
学術的にはとても興味がありますが、実践上は最悪です、、、
しかも右の交配に関しては3粒中1粒で胚が腐っており、残りの個体もあまり状態のよい種子ではありませんでした、、
ということで、以前とった種子も含め今年は交配から6苗しか取れませんでした
100くらいとれた去年とは全然違う状況です、、
ちょっと今年は難しい(遺伝的距離の遠い)組み合わせに挑戦したのですがそれがあだとなってしまったようです