
今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い青空が広がって、朝日が眩しい。今朝の気温は1℃で、冷たい北風が吹いて冷凍庫の中にいるような陽気である。都心では今季一番寒い朝になったとのことである。新聞を取りに玄関の扉を開けると、冷え切った空気が室内に入ってきて、思わず身震いをした。
日中もよく晴れて、上空には澄んだ青空が広がった。午前中吹いていた北風は午後になって南よりの風に変わったが、昼間の最高気温は10℃と昨日よりわずかに気温が高くなった。室内にいると、燦々と降り注ぐ陽光が窓越しにポカポカと暖かく感じられるが、外はカラカラに乾いた空気が冷たく感じられた。
今日は1日お休みで、特に予定はない。無いというか、行きたいところはあるのだが、こんなに寒いと出かける気も失せる。そこで、朝、起きると風呂を沸かして熱い湯に浸かり、朝風呂に入ってスッキリとした。体も温かくなって、目も覚めた。
午前中は自宅で掃除やパソコンで写真の整理などをして過ごしていたが、お腹も減ったので午後は外出して、遅いお昼を食べに行くことにした。自宅を出て小滝橋通りを大久保駅方面に歩いていく。大久保駅北口改札の前を東西に延びる大久保通りに出ると、大久保駅脇の側道を歩いて新宿方面に向かった。
途中、右手にコンビニが見えてくるので、その角を曲がって、小滝橋通りに歩いていく。しばらく歩いていくと、ビルの1階にネパールの国旗が見えてくる。今日はこのネパールの国旗を掲げたインド・ネパール料理店「アマルディープ」に入店することにした。
店はビルの1階の通路の奥にある。
店内は入口から見て右手に厨房があり、厨房を囲むようにコの字形にカウンター席が10席配されている他、その周囲に4人掛けのテーブル席が5卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。
店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて奥のテーブル席に腰を下ろした。席に座るとお冷やとおしぼりが出された。卓上にはスプーンとフォーク、箸の入った箱とチリペッパー、塩、紙ナプキン立てが置かれていて、メニューが広げられている。
お冷やを飲みながらメニューを眺めた。ランチメニューは「1種類カレーセット」「ビリヤニライタ」「学生セット」「カレーライスセット」「ネパールセット」「Aセット」「Bセット」「ネパールスペシャルセット」で構成されており、カレーは「ダルカレー」「チキンカレー」「マトンカレー」「ポークカレー」「マトンほうれん草カレー」「鳥皮カレー」「バターチキンカレー」「キーマトーフカレー」「野菜カレー」「日替わりカレー」の10種類がある。
注文したのは「Bセット」である。このセットは2種類のカレーにナン、ライス、デザート、サラダ、ソフトドリンクが付く。カレーは「チキンカレー」と「野菜カレー」とした。ドリンクは「チャイ(ホット/アイス)」「マンゴーラッシー」「オレンジジュース」「コーヒー(ホット/アイス)」「コカコーラ」「ココナッツジュース」「ウーロン茶」「ジンジャーエール」「ラッシー」から選べるということで、「マンゴーラッシー」を注文する。カレーの辛さは「甘口」「普通」「中辛」「辛口」の4段階あり、「中辛」で注文することにした。
料理を注文するとすぐにサラダが運ばれてきた。金属製の小碗に入っているサラダはキャベツとレッドキャベツ、ニンジンの千切りとちぎったベビーリーフが盛られていて、リンゴと豆腐のダイスカットが1切ずつトッピングしてあり、真っ赤なフレンチドレッシングがかけられている。
続いてマンゴーラッシーが運ばれてきた。
氷の浮かべられたマンゴーラッシーにはストローが挿してある。
それからしばらくして2種類のカレーとライス、ナンが載った金属製のトレーが運ばれてきた。2種類のカレーとライスはそれぞれ金属製の小碗に入れられている。
まずおしぼりで手と顔を拭くと、お冷やを少し飲んで喉を潤し、フォークでサラダを食べる。今日は空気が乾燥しているということもあり、サッパリとしたフルーティーなドレッシングのかけられた生野菜が美味しい。リンゴ片と豆腐の小片が食感のアクセントになっている。
サラダを食べてしまうと、ナンをちぎってカレーを食べる。表面にバターが塗られているナンは特大の大きさであるが、やや薄めである。
まずは「チキンカレー」にナンを浸して食べた。
「チキンカレー」はドロリとしたルーの中に鶏肉片が5切れと小片が数個入っていて、ショウガ片が添えられている。
ナンはもっちりとした食感で美味しい。中辛のチキンカレーは唐辛子の辛さで程良い辛味の中に鶏肉の旨味が感じられる。カレーを食べていると、ナンが無くなってしまった。
鶏肉はライスと一緒に食べることにした。その間にナンのお替わりを注文する。
鶏肉をライスの上に載せて食べる。鶏肉は脂身が無く、柔らかくてあっさりとした味わいである。
金属の小碗に盛られたライスは長粒種のインディカ米で少しパサパサとした食感であるがカレーとはよく合う。
鶏肉が無くなると、続いて「野菜カレー」の野菜をライスの上に載せて食べる。ドロリとした「野菜カレー」の中にはブロッコリーとニンジン、コーン、枝豆、インゲン、ジャガイモ、グリーンピースが入っていて、ショウガが添えられている。
大きな野菜をライスの上に載せてライスを食べいたが、ライスも無くなった。そこにちょうどいいタイミングでお替わりのナンが運ばれてきた。
カゴの中に入っているというよりも載せられているという印象のある2枚目のナンも大きい。表面にバターの塗られたナンは熱々で、お手拭きで手を拭きながらナンをちぎって、「チキンカレー」の入っていた金属製の小碗を拭うようにして口に運んだ。
「チキンカレー」を平らげると、続いて「野菜カレー」にナンを浸して食べる。「野菜カレー」は野菜の甘みに唐辛子の辛さがマッチしていて美味しい。カレールーが少なくなってくると、「野菜カレー」の具をナンに載せるようにして、ナンを食べた。最後に皿に残ったカレーをナンでふき取るようにしてナンを食べた。かなりお腹もいっぱいである。
今の職場になって、体を動かすことが減ったこともあり、以前ほど食べられなくなった。薄めのナンだったが、2枚で十分である。
カレーを食べてしまうと、マンゴーラッシーを飲む。マンゴーラッシーはマンゴーのフルーティーな甘さの濃厚なヨーグルトである。カレーで熱くなった体がクールダウンしていくような感じで、冷たくて美味しい。
マンゴーラッシーを飲んでしまったところで、デザートのアイスが運ばれてきた。陶器の小碗に入っているアイスはバニラアイスとチョコアイスのミックスアイスである。アイスにはスプーンが添えられている。
スプーンでアイスを食べる。ビターな甘さのチョコとミルキーな甘さのバニラアイスは濃厚で、冷たくてねっとりとした食感で美味しい。
アイスを食べてコップに残ったお冷やを飲み干すと完食。満腹である。
席を立ち、店の入口のレジで代金を払って店を出た。
一旦、帰宅し、再びクリーニングに秋物のスーツ類を出しに行ったり、買い物をしたりとしている内に、次第に日が傾いて暗くなってきた。今日の日没は16時28分である。全ての所用を済ませて家に帰る頃にはすっかり暗くなってしまった。
休みの日は時間が経つのが早い。今日もやりたいことの半分も出来なかった。