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郷土史本

2018-04-22 23:48:25 | 雑記の宿



 今日は郷土史本のお勉強をします。

ここにある郷土史本は



郷土史大系 宝文館出版から出された本です。




昭和43年1月5日に発行されています。

1968年、50年ほど前の資料です。「久米宏ラジオなんですけど」の久米宏さんがラジオ番組で1967年に大学を出て放送局に入社されてたそうなので、久米宏さんが社会人2年目に発行された本になります。

この本の資料を残した人は久米宏さんが書いたわけではありません。

久米宏さんより目上の方が書いたと思います。

僕は、その頃1歳でしたので、当時のことはまったく覚えていません。7,8年もしくは10年後ぐらいにようやくこの本を読めるようになっていたと思います。ただし、資料を集めるのはもっと早くにできたかもしれません。



郷土史本ですので、今日は宮城県史の一部をご紹介いたします。



その中で 宗教というところを見て見ると



キリスト教が日本に渡って来た時代に、主にカトリック系ですが

 どうやら伊達家政宗は、(伊達家の部分は僕が表記しました)支倉常長を通商実現のためにローマに派遣し、帰依されたようです。

ですが、幕府の鎖国政策のため常長の帰朝の成果は未完のままになったとはっきり書かれていますが、



海外技術の洋式機械で開墾していくのが目的だった?と思っています。

実際、その後、仙台藩内にある北上川の大改修が行われ、石高以上の税収がアップすることになりました。

しかし、鎖国政策により、キリスタンを迫害する重役もいて、幕府の法改正のもと、キリスタン弾圧が行われました。

開墾した技術には感謝してるんですが、悪いことをしている罪意識はなかったんでしょう。



キリスタンの数も多かったようですが、そもそも仏門とは異なる考え方でしたから



ただし、幕府において仏門の寺院などで戸籍をつくられてたり、租税負担者の離村・町を防ぐためでもあったようです。

キリスタンに院などがあれば、それはそれで租税負担者の離村・町を防ぐ役目もあったようです。

しかし、キリスタンを頭ごなしに宗門を改める行為、いわゆる迫害。弾圧行為によって仏教徒の寺院の全盛期を迎えることができたとあります。

仏門一強時代

これだと、仏教徒が悪いようにも思えますが、徳川幕府の歴史の中で、迫害。弾圧行為は改善されなかったとしても、(その他にもありますが)藩同士攻め会ったり、海外に攻め入る行為は終わられせていたと思います。あとは、住む家の宗派を守らせることによって家族内の泥沼は防げてたのかな、とも思います。

民主主義の現在において、政教分離のありかたは、宗教により住み難くなることを防ぐためだと思います。

例えば、与党と言われる議員、政党以外に投票したからと言って住み難くなったりしないためだと思っています。

経済もそうだと思います。便利だからと言ってより多くの人が便利なところに流れて行くようでは、住んでる場所は錆びれていきます。

大きな便利な所だけ行って、そのあと住み難くなるようではだめだと思ってます。

宗教とはその場所に根付いているものであり

信用できるところに行き、また信用してもらえるような行動ができることが、政教分離のひとつだと考えています。

自分にそれが出来ているのか?自問自答の日々を送ってますが



古い時代に書かれた本ですが、郷土史本とあるだけに中身の資料は公文書の写しからだと思います。

勉強させていただきました。


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