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浜田省吾『J.Boy (ON THE ROAD "FILMS")』ノック・ノック

2020-11-07 16:48:49 | ノックノック(雑記の宿)

浜田省吾 『J.Boy (ON THE ROAD "FILMS")』

 ここのところ、製本作業にむけて原稿と編集の日々、そしてパークゴルフで汗をかく日々が続いております。

 冒頭の『浜田省吾 J-BOY』。先々週のラジオ番組で、惜しくもランクインしなかった曲のひとつだと聞き、あらためて『J-BOY』を聴いてみました。

 思い出されるのは、初めて浜田省吾さんを知ったのは1979年。日清カップヌードルのCMで『風を感じて』が、ザ・ベストテンに登場したのが最初でした。CMソングだけあって印象はずっとありましたが、その後、再ブレイクしたのは1984年『MONEY』が話題になり。周辺のチェリーボーイだちは意味深な歌詞に興奮してました。中村あゆみさんの『翼の折れたエンジェル』とか、意味深な歌詞と重ね合わせて、男女共学の男子は、女子生徒になにかと卑猥な噂を僕にささやいていました。

 そういった交友もある中で、浜田省吾さんに僕も影響をうけてレコードアルバム『J-BOY』はカセットにダビングし聴いてました。『片思い』『もうひとつの土曜日』などが流行し、メジャーとも言えるぐらいにシンパを抱いていた人たちが多くいました。

 僕は友達からの紹介で聴き始めたのが浜田省吾さんで。僕が紹介した『佐野元春』さんは完全にスルーされました。デビューしたばかりの『渡辺美里』さんもスルーされ。曲がヒットしてから、取って代わられました。紹介したアーティストはすべてスルー。仲間らに一度も褒めてもらえず、つまらない日々を過ごしましたよ。

 時が過ぎて働いたお金でVHSのミュージックビデオも買うようになりました。

 

 VHSビデオの『ON THE ROAD "FILMS"』。これを買って家で観てました。あの当時はアルフィーの10万人動員コンサートとか、大規模動員コンサートイベントがちょっとしたブームで、浜田省吾さんもこのビデオではコンサート模様が収録されていて、観て損のない内容で感動しました。

 3回ぐらい観たころに、冒頭の共学出身の友達が僕の部屋にやってきて、この『ON THE ROAD "FILMS"』を一緒に観ました。観たあとに「貸してくれないか」、と言われたので、浜省好きは知っていたので躊躇なく貸しました。

 ハウンドドック好きでもあって、まあ、かなり強引なやつで、なおかつ身銭は払わないやつでした。夕食どきに訪れては食事をごちそうしたり、ドライブにも連れていったり、今でいう接待はかなりしました。会社勤めしてても、酒は会社のキープボトルを勝手に飲んだりと、他人の銭をとにかく使うやつでした。

 マリンスポーツが流行ってた時に「ジェットスキー買わないか」と言われ、こいつおそらく自分が乗りたくて言ってるんだな。と、思いました。

 会えば面白い話しもするし、他の友人は僕よりもはるかに多くいて。よく、結婚式に招待されたと、言っていました。彼女が出来れば「数十回ディズニーランドに行った」と、自慢していました。ブランド服を着て自慢げに話しをされたり、おごってもらう以外は僕にマウントをかけるやつでした。

 おごってもらった思い出は、立ち食いそば屋で、助六寿司を添えて食わせてもらったぐらいで、僕の価値はその程度だったんだなーと思いました。むこうはジェットスキーを要求してきたぐらいでしたから。

 貸したVHSビデオはというと、当時、つき合った彼女と浜省の話題になったときに、ビデオがあるから観ようかとなり、電話で「貸してたON THE ROAD "FILMS"返してくれないか?」と訊いたら、「他にやったよ」とあっけらかんに言われ唖然としました。転売してお金にかえたか、どこへ渡したかは教えませんでしたけど「今、手元にない」と言われて、どうしようもない気持ちになりました。その後は僕の彼女も別れていなくなりましたよ。

 20代のころでしたけど、やつに対して怒りをあらわにできなかったのが残念です。それだけ僕は弱く、仲間にも乏しく、安月給で自己負担ばかりしてました。官官接待がその後、社会問題になりましたけど、その友人は一度目は警視庁に就職し、二度目は当時の大蔵省に就職が決まったと言って、町を出て東京に行きました。もう、30年近く会ってませんね。合わす顔がないのかもしれないけど、なにか一言、便りがほしいですねー。

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