なす日々

何かを成すつもりが、気がつけばこの歳に・・・でも、生きていれば何かは成している。

2023B(土)冬コース3

2024-03-09 06:53:56 | 仕事

児童館の土曜日コースの日。

昨日と同じだし、今日の方が進行の妨げをする子がいないと

思っていたのだが、そうでもなかった。

 

口が達者で場が読めないタイプのお子さんは

これまでも多々いたのだが、今回はその中でも2タイプがいた。

 

昨日は、ひたすら自分の知識を羅列するタイプ。

走り出したら止まらない、いわば言葉の暴走機関車。

自分が引っかかったワードを聞くと、それを燃料として走り続ける。

ただ、昨日のお子さんの場合は、非常に素直で、やりとり自体が直球。

そんな訳で、上手に声かけ等して球を緩めたりすれば

全体的な流れを悪くすることはあっても、場の雰囲気を損なうことはあまりない。

 

今日は、そこに、ひねりが入るタイプ。

対立を好むタイプだ。

皆が面白いと言う物をあえてつまらない、と言ったり

分かっているのにあえてやらなかったり反対の事をしたり、

とにかく否定的な言葉で相手を翻弄し、論破しようとする。

 

そこに明確な悪意があるかと問われれば、難しい所だが

そこには子どもらしい承認欲求もあれば

やりとりの延長だと思っている場合もあるのだろう。

いずれにせよ、コミュニケーションに難があるタイプである。

 

勿論、後者の子の方がやりにくいのは間違いない。

場の雰囲気を壊すからだ。

 

それを、どう立て直すか、そして、そういうお子さんにも

楽しんで貰うにはどうしたらよいか?を考えるのも仕事だ。

 

効果的な声かけ等、テクニックもそうだが

結局の所、美点を見つける事が一番だと思う。

 

私の場合、作品作りという明確な目標があるので、

その課程で、いかに、私がお子さんたちの作品の美点を見つけ

伝えるかが、鍵となる。

 

最後に笑顔で帰って貰う、これが一番なのだ。

そういう意味では、今日も何とか達成できたと思う。

 

プログラムも2年前にやった時よりも

集中力が高く、完成度も高かったので良かった。