姑が同居していた頃は、食器をすべて自分好みという訳にはいかなかった。
姑亡き後、少しずつ自分好みの器に替えているのだが
やはり無難な白に落ち着いてしまうことが多い。
後、便利さで電子レンジ対応、食洗機対応、となってくると
拘りの食器(特に漆器)は段々隅に追いやられて行く。
そういう意味では某パン屋の白の食器セットというのは
非常によく考えられている製品である。
実は、姑が、私が嫁ぐ前からずっとここの食器を集めていて
同居の際に、話し合って、ようやく半分にして貰った。
(様々な形があり、これだけでも生活できそうなくらいあった)
私は、どうしても、安っぽく感じられて使いたくなかった。
でも、未だに使っているのが結構あるんだよね・・・
薄くて熱伝導がよく、軽いので、主に電子レンジ温めの時は
重宝するのである。(万が一割れても惜しくないし)
私自身も○レール買っちゃってるし。
なるべく、温め直しだけで温めたら他の器に移したり、
朝だったり、取り置きの温め直し時だけにしているけれど。
真面目な話、かなり高齢になったら、これの方が良いと思う。
(幼児とかいる家庭も)
ただ、ようやく、息子も粗相が少なくなって
(不器用だし扱いが乱暴なので今もハラハラするが)
気に入った器を使えるのだから、ある程度は満たされたい。
今回買った器で、一通り揃ったかな。(トップ画像)
白が多いと思いつつも、よく使う器を見ると
その次に多いのがピンク(赤)系無地なのだった。
これは、実家から嫁入り道具?として持ってきた
萩焼の器があって、それに合わせて色々集め出したから。
元々はブルーが好きなのだが、やはり暖色系の方が美味しく見える。
酢の物とか冷たい物はブルー系も食欲をそそるけれどね。
まぁ、料理が華やかなら、色選ばず美味しそうに見えるのだろうけれど。
和食は、よく使う器をピンク系の無地の萩焼にして
姑が持っていた物や頂き物の柄付きの器などを配すると
家庭的ながら洗練された感じになるので良い。
カレー、シチュー皿も、白無地と円形と萩焼の楕円形の物があり
その時の付け合わせだったり、種類でどちらが良いか決めたりする。
あぁ、今回のが最後と書いたけれど
まだ、銘々だけれど多めの煮物を入れる円形器(柄物)と
デザート硝子器(少し大きめ)が欲しい・・・
これも沼だよね・・・でも、毎日使う物だから
目にも美味しくしたいのだ。