小説、テレビドラマ「鬼平犯科帳」が好きで、繰り返し見たり読んだりしている。
TVの再放送では、3人の役者による鬼平を楽しんでいるが、最新作は見たくなかった。
3人の中では、吉右衛門が好きである。小説を読んだ印象では彼が最も似合っている。
また、エンディングテーマの「インスピレーション」は、ジプシーキングスという、
外国(フランス?)のバンド。それが時代劇視聴後の余韻にぴったりなのはなぜだろう。
選曲の妙、慣れ?
しかし、どうにもやりきれないのが、新作の「鬼平」。
鬼平はもとより、「おまさ」の梶芽衣子も見るに堪えない。演技ではなく、加齢によるもの。
もう少し、化粧や撮影技術で、何とかならなかったのだろうか。
49歳で亡くなった平蔵を68歳が、8歳位違うおまさを66歳が演じるのも無理がある。
どちらも好きな俳優、役柄だけに、無理をしないでほしいと思わずにはいられない。