団体歩行時の、歩くスピードをどの辺りにするか。
当会では、およそ4.5㎞としている。
2年にわたり区間速度を記録してきたが、誰が担当しても、平地では4.5㎞であった。
歩行能力にばらつきがあるので、早い、遅いと、感じ方は違う。
山登りでは、会のレベルによっても違うが、初心者がいる場合、遅い人に合わせる。
危険と隣り合わせだからである。
ウォーキングクラブでも、速い人に合わせるということはないが、例会などでは、
足がつったとか、特に疲れが激しい人がいた場合を除き、一定のスピードを保持し、
所定の時間内にゴールできることを優先する。
団体の列に散らばったスタッフは、列間が開きすぎた場合などは、
周囲の参加者に声をかけながら、先頭、アンカーと連絡を取り合いながら進む。
怪我、体調不良でなく、ただ慣れないために少し速いと感じる参加者がいた場合は、
歩き方を指導したり、スタッフ、アンカーが対応するから慌てないよう声かけをする。
また、いずれ慣れるからと、スピードの受け止め方を助言することも必要だ。
今日のコースでは、30分おきに休憩、トイレ休憩などが配分されていたので、
全体的にはまずまずの歩行速度だったと思う。
家人は、歩き慣れていないせいもあり、後半速かったと言っていたが…。
ただ、月に1回歩くだけという人は、なかなか慣れないことは目に見えている。
慣れない人の存在は無視できないが、できるだけ日常的に歩きに慣れておくよう、
助言することも、指導員、スタッフの役割だろう。全体的にレベルアップしながら、
スタッフ間の連携で、歩行能力の無い人も、段階的に引き上げていけるような、
スタッフの指導力の向上が必要だと思う。
当会は旅行会ではないので、以上のことを肝に銘じて運営していきたいと思う。
<今日の歩行~10㎞>